最後の最後にこの印象的な台詞で終わるとは・・・
で、8年前の出来事は本当はどっちなんだよぉ~~~~~!!!
エンディングの音楽が始まる前の
>吉本 荒野昭和57年1月17日生まれ
>AB型
>悪意の体現者として生徒と向き合う
>ずっと そうして生きてきた
>けど 今日 久しぶりに笑った
>田子 雄大として…
>心から 笑った
ここでめっちゃ感動的な気持ちになってじーんと余韻を噛み締めながら
聞き納めとばかりに嵐さんのテーマソングを楽しんでたのに・・・
や~ら~れ~た~~~~~~!!!
だけどそれでこそ吉本荒野!視聴者に悪意の残り香かまして退場だ(笑)。
とは言え、やはり8年前の出来事は本当だったと思うなぁ。
現に本物の吉本荒野はいまだベッドの中。
それ以外はどうとでも演出出来るかもしんないけど、あそこは真実としか
思えないし・・・
そんな吉本@本物にさえ、吉本荒野というモンスターを作り出したのは親の責任。
彼もまた被害者かもしれないと慈悲の気持ちをあらわす田子。
ちょっとお名前もお顔も存じ上げないので、ただの脇役と思ってた
吉本@本物の母親役の方が諸悪の根源だったとはっ!!!(笑)
だけど、子が育つ上でやはり親の存在って大事ですもんねー。
田子曰く、吉本@本物が搬送された際に・・・
>警察に犯人を捕まえるようにわめき散らしていたくせに真相を知った途端
>今度は いじめの事実を隠蔽してほしいと俺に泣き付いた
らしい。この親にしてこの子あり・・・息子を心配してというより保身の為。
それを思えば、田子が茂之を慎一を教育するにあたり、まずは親の教育を
家族の再生を目指したのもうなずける。
呼ばれてないのにジャジャジャジャーーーンと再度沼田家に現れ、
高校辞めたら田子の言う事を1つ聞くという約束をした慎一に
「家族を再生させろ」と言い残したのも納得!
んで、今回の最大の注目である田子が吉本を名乗った理由とは・・・
悪意の体現者として、世の中のあらゆる悪を生徒にぶつけるため。
自分自身、真田くんのいじめから目を背け、救えなかった後悔と共に
もしも中学で救えてたとしても、その後の人生にまでは関われないジレンマから
教師を辞め、世界を回り、世の中の悪意を全て断ち切ることは出来ないけど
悪意に立ち向かっていける人間を育てる事は出来る・・・と気付いた田子。
それすなわち、真田くんが最期に残した言葉「強くなりたかった」という
言葉にも繋がってたんですねぇ。
真田くんのように純粋で優しい人間でもたくましく生きていけるように・・・
二度と悲劇を繰り返さないために・・・
その結果、まずは茂之が生まれ変わりましたよ~!
その姿を家族にも見届けてもらう事で、父母と兄にも変化が・・・
自分を悲劇の主人公だと勘違いしている登校拒否児の次男
優等生を演じながら裏で他人を傷つけている長男
家庭を顧みずメンツが全て 父親
反抗期の息子を恐れて育児放棄した世間知らずの母親
新しい家に引越し、心機一転それぞれに頑張る姿は、かつて広い家で
寒々と暮らしてたのとは真反対の、狭いながらも楽しい我が家と化して
笑顔と会話に満ちた本物の家族の風景・・・
そんな家族の団欒を手にいれた慎一が訪れたのは真田くんが命を絶った山小屋。
そこには命日に拝みに来た田子の姿が・・・
ここでの神木くんの演技はめちゃくちゃ胸にせまるものがあった!!!
冷めた優等生だった慎一がここまで熱く自分の気持ちを吐露するなんて・・・
一見すると田子を責めてるような雰囲気でありながら、そこには自分を殺してまで
自分達を第二の真田・吉本にならぬようにと家族を崩壊そして再生してくれた
田子自身への心配と、感謝の気持ちにあふれてた・・・
>あんたのせいで…。
>家族に…。
>家族に 絆が生まれた。
>ありがとうございました!
慎一の90度のお辞儀に涙腺決壊・・・
この神木くんといい、翔さんといい、このドラマでは
今までとは雰囲気の違う迫真の演技を何度見せられた事かっ!!!
その都度色んな感情を揺さぶられた!!!
何だか凄いもん見ちゃったわ・・・と感謝の気持ちでいっぱい
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当分、余韻を引きずりそうだ・・・
×第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
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出演:吉本荒野***櫻井翔 沼田慎一***神木隆之介
浅海舞香***忽那汐里 沼田茂之***浦上晟周 最上飛鳥***北原里英
沼田一茂***板尾創路 沼田佳代子***鈴木保奈美 公式HPはこちら