ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

Henri Billiot アンリ・ビリオ

2019年03月06日 | ワイン
ワインスクール「ボワノワール」の「シャンパンが好き!」

第9回 B6回目 モンターニュ・ド・ランスのRM「アンリ・ビリオ」

Henri Billiot

・本拠地:モンターニュ・ド・ランス アンボネイ村
・RM(レコルタン・マニュピラン)
・特級アンボネイ村内に全ての所有畑を持つドメーヌ。斜面中腹部を中心に18区画所有。
・1940年代に元詰めを始めた創始者アンリ・ビリオの時代からの英国の顧客を大事にしており、現在は息子セルジュ、娘レティシアの3代にわたり引き継がれている。
・「極力余計な事は何もしない事」が秘訣
・マロラクティック発酵は行わず、ヴァン・ド・レゼルヴを50%と多めに用いるのが特徴

5アイテムをテイスティング


No.51
Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Cuvee Tradition アンリ・ビリオ グラン・クリュ・アンボネイ キュヴェ・トラディション

【ぶどう品種】PN75%、Ch25%
☆3ヴィンテージ分のアッサンブラージュ。
☆ドザージュ 9g/ℓ デゴルジュマン 2018年5月14日

桃、梅、アセロラの香り。シャープで伸びる酸が特徴で、ミネラリー、果実味も豊か。

No.52
Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Brut Rose アンリ・ビリオ グラン・クリュ・アンボネイ ブリュット ロゼ

【ぶどう品種】PN75%、Ch25%+アンボネイ・ルージュ
☆ベースとなるシャンパーニュに樽熟成させたアンボネイ産ピノ・ノワールの赤ワインを4-5%アッサンブラージュ。 
☆ドザージュ 9g/ℓ デゴルジュマン 2017年9月14日

イチゴ、フランボワーズ、シロップのような甘味のある香り。酸は①ほど強くなく、渋味を感じます。

No.53
Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Millesime 2012 アンリ・ビリオ グラン・クリュ・アンボネイ ミレジム

【ぶどう品種】PN75%、Ch25%
☆ドージュ 8g/ℓ デゴルジュマン 2017年11月30日

ローストナッツ、ブリオッシュのような香ばしい香り。酸とミネラルのバランスがとてもよく、余韻が長い。一番人気でした。

No.54
Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Cuvee Julie アンリ・ビリオ グラン・クリュ・アンボネイ キュヴェ・ジュリー

【ぶどう品種】PN50%、Ch50%
☆現当主セルジュの初孫ジュリーから名を取ったキュヴェ。新旧の樽で8ヶ月熟成される、唯一樽を用いた特別キュヴェ。
☆ドザージュ 6g/ℓ デゴルジュマン 2018年5月14日

ミュズレ(王冠)に可愛いジュリーさんの顔が入っています。(本当に可愛くて仕方ないのですね!)ハチミツ、シナモン、アーモンドチュイールの香り。泡がとてもクリーミーで、丸みのある感じ。これが好みの方も多かったです。

No.55
Henri Billiot Grand Cru Ambonnay Cuvee Laetetia アンリ・ビリオ グラン・クリュ・アンボネイ キュヴェ・レティシア

【ぶどう品種】PN75%、Ch25%
☆セルジュの娘、レティシアの名を冠したキュヴェ。ソレラ・システムにて1978年から良い年約20年分のヴァン・ド・レゼルヴを継ぎ足し造られる限定品。(いただいたものは1983~2013年 約30年間のヴァン・ド・レゼルヴを使用と記載)
☆ドザージュ9g/ℓ デゴルジュマン 2018年7月10日

ミュズレにレティシアさんの顔が入っていますが、キリッとした感じでちょっと怖い(先生曰く、ベルばらのオスカル)
ハード系のチーズ、白檀の香り。複雑で独特な感じがして、好みが分かれました。私は好みです。

キュヴェ・ジュリーとキュヴェ・レティシはキャップシールが他のものより厚めです。

オードブル&チーズ付き


※パンの上はオリーブペースト



FAISSELLE CHEVRE フェセル・シェーヴル(山羊乳、フレッシュ、サントル圏)
RICOTTA リコッタ(牛乳、フレッシュ、イタリア)
MORBIER モルヴィエ(牛乳、セミハード、フランシェ・コンテ圏)

黒木先生、皆さん 有り難うございました!

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