ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

アールペイザンワイナリー

2022年09月23日 | 東北ワイナリー
旅初日

8:30 定刻通り花巻空港に到着

1軒目は、花巻空港より15分程のところにある「アールペイザンワイナリー」


障害者の就労施設などを運営する「社会福祉法人悠和会」が2019年開業した花巻で一番新しいワイナリー。
もともと地域の農家さんから、後継者がいなくなるりんご農園をどうにか継承してもらえないかという相談がきっかけだったそうです。
アール(art)はフランス語で「芸術」、ペイザン(paysan)は「農民」を意味し、ワインもまた“創造”の産物であり、芸術の域にまで高めたものを、いつの日か創りたいという願いが込められています。

ショップの入口 階下に醸造所


責任者の高橋さんに畑よりご案内していただきました。

りんご畑


2haの自社農園で生食用の他、シードル用に5種が栽培されています。

ぶどう畑


美しい棚田や山々が見渡せる丘の上にあり、心地よい風が吹き抜けます。
花巻市はもともと棚田が多く、その斜面を利用してぶどうを植えたそうです。
2018年植樹を開始した1.3haの畑で、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、プティ・マンサン、メルロ、マスカット・ベーリーAが栽培されています。




今年は梅雨が長く雨量が多いのでレインカットが施されています。細かい部分まで丁寧に作業が行き届いた、綺麗な畑です。
支柱にペットボトルがかけてありますが、虫が大好きな人が集められているそうです。

白ぶどうは収穫が終わりましたが、黒ぶどうはこれから収穫の時期を迎えます。


ショップでテイスティング。
ショップではスリッパに履き替えます。中の窓から階下の醸造所が見られるようになっています。

2アイテムをテイスティング


・ゲヴュルツトラミネール2021
・シャルドネ2021

素敵なラベル!繊細で優しい味わい、透明感のあるワインでした。

まもなくメルロとマスカット・ベーリーAが出来上がるそうで、楽しみですね。

有り難うございました!

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