町行政で経費節減と云えば、現行の経費をさらに削れとは厳しいよ !! となりがちです。しかし睦沢町は、現状が国内類似7町と比較して、随分な過多経費となっている。この場合、「経費節減」ではなく、「過多経費の是正」が睦沢町では正しい表現なのです。
町長は今回の私との面談では、『自分の信念に従って町政を行う、との姿勢から「過多経費の是正」を直ぐには行わない』との見解だった。国内類似7町と比較しての「過多経費の是正」を手入れせず、町長は、バブル景気時期の高止まりの給与ベースを20年以上そのままに、今もその高給を享受し続けることが信念では困ります。
3年前の町長との面談の中で、人件費が地方税では賄えていないことを町長は承知理解していたが、私からのその先の詳細説明を直接に確認しようとはしなかった。代わりに私が説明するはずであった職員は「民間には民間の考え方があるだろうが、公務員にもそれなりの考えがあるので…」との町長からの事前の示唆を受けていました。その流れを受けてか、「…なお、職員数削減に関することについては、町長の考えと合致いたしませんので、今後ご意見に対する回答等は出来ないことを申し添えます。」とのメールをその職員から受け取ることになり、話は途切れてしまいました。
これってマッチポンプ方式の茶番劇です。町長に「過多経費の是正」の内容を把握する気持ちがあれば、直接私からの説明を受ければよいのに、斜に構えられ肩透かしを食ったという印象でした。
それにしても、単に“職員削減” という措置が通る世の中ではありません。量的な変化が質の変化をもたらすように、質の変化が無ければ量をこなすことも叶いません。業務処理の中で、処理効力を上げるためには質の変化が必要です。そうなれば、退職者よりも採用者を少なくしても、業務処理・サービスを落とさないですみます。今必要なのは、業務処理の品質を上げること、これを示していきましょう。
上の表を開いて、ラスプライス指数を見ると、最後の3年睦沢町の数値が突出しています。3年累計の職員増減は無く、ゼロと零に止まってしまった。町長はご存知なのでしょうか、人員管理を下手しています。 いっじょおー
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