⑧営業諸々Ⅲ その252

昨夜は初めて神戸のルミナリエへ

点灯予定時刻は午後６時だが
５時に車道が解放されると
身動きが出来ない状態に

点灯の瞬間はまるでカウントダウンのよう

感動しました



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では　その252　です



不動産の取引は実に色々なことがある

こんな怖いこともありました

今から約20数年前のこと

その3年ほど前に土地を
お世話させて戴いたお客様の家の前の道路に
「ここはワシの土地だ」
と言って高級外車が駐まり始めた

「道路は私道で半分がこのお家の所有です」と説明をする

車の所有者は「そんなことはない
　　証拠の測量図も持っている」と

(証拠の測量図があるとヤバイかな？)

その後何度か電話をするようにと
事務所に電話が入いる

でも
電話がかかる度に指定の電話番号が異なる

携帯電話というものがなかった当時
何か胸騒ぎが…

車の所有者「測量図で説明をするから
　　ワシのマンションまで来てくれ」と…

この時も事務所を出るときに
「もう帰ってこられないかも…」と

指定されたマンションについた

インターホンを鳴らして来意を告げると
玄関ドアが開けられた

廊下の両側には目つきの悪い数名の男が…

(ヤバイのが現実になりそうだ)

部屋の奥から声が聞こえた
「奥まで来るように」

(どんな展開になるのやら…)

応接室の通されて指示通りソファに腰を下ろす

目つきの悪い数名の男達はドア付近に集まっている

車の所有者「これが図面だ」といって
測量図のようなものを見せられる

初めて見る図面だが
先方が行っていることも一理ありそうだ

しみちゃん「私共の調査にミスはないと思っているが
　　この図面を元に今一度調べさせてください」

車の所有者「じゃ三日間待つことにしよう」

つづく