⑧営業諸々Ⅲ その166

昨日の夕方の纏まった雨のせいで
今日は涼しい朝を迎えた

でもでも日中は夏日に逆戻り

広がった青空に入道雲が…

さて長く盆休みを取られた方も
殆どの方は今日でお終い

いよいよ明日から通常の
経済活動に戻りそう

月末までの約２週間
褌を締めて頑張らねば



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では　その166　です



不動産の取引は実に色々なことがある

十年ほど前のこと

十数年前に関わったことがある
お客様から電話が入る

お客様「実は住替えを考えているのです」

と言うことで内容を伺うと部屋数は少なくて良いが
LDKが広く現金で買える範囲のものをと

早速色々と物件をピックアップすると
４ＬＤＫが１ＬＤＫに改装されている物件に目が止まった

(これは普通のご家族では住めない間取だが…)

早速ご案内の日時を設定し現地案内を…

室内に入ると驚いた

お客様の奥様「こういう間取が欲しかったのよ」

しみちゃん「だからピッタシの物件とお話をしたでしょう」

お客様の奥様「明日にでも主人と一緒に見せて欲しいのですが…」

(おっ　良い感じだな)

数日後　ご主人と共に再度現地をご案内する

室内をご覧いただいている間中
ご主人は一言も話をされない

私が話しかけても「うん」と言う返事のみ

(気に入られていないのだろうか？)

しみちゃん「またご連絡をさせていただきます」
　　　と売主様に言ってお部屋を辞退する

マンションのエントランスまで下りたとき
売主様のご主人が口を開いた

しみちゃん「えっ？それは…」

つづく