⑧営業諸々Ⅲ その202

今日は管理費の振替えチェックや
新規売出し予定物件の所有者との打合せ
地主様訪問と充実した一日

夕方には二十数年前に
関わったお客様がご来店

いやいや　有りがたいことですね



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では　その202　です



不動産の取引は実に色々なことがある

今から約32年前私が初めて不動産業界に入ったときのこと

千里山の土地を覚えるために
毎朝出社前の１時間「ポスティング」をすることに

１週間が経った時に事務所に
年配の方が来られているという

お客様「チラシを見てきたんだが
実は今住んでいる家を売りたいと思って」

(考えて工夫したチラシの効果が早速現れた)

近所には内緒で売出して欲しいとのこと

こうなれば近隣業者の営業マン達の
協力を得るしかないな

各社の営業マン達が集まったときに説明をすると
「日当りの良い土地だとは分かったけど…」

一般の方が購入するには少し大きすぎるという

それから1週間が経った時A営業が
「今ご紹介をしているお客様が
　　前向きに検討していただけそうだ」

しみちゃん「何とかお願いしますよ」

それから2日後のこと

A営業「購入申込をいただいたよ…」

しみちゃん「ありがとうございます」
とは言ったもののA営業の声にハリがない

しみちゃん「どうしたんですか？」

A営業マン「申込は貰ったけど
　　　お金がある人でこの土地は
　　　すぐに利用する予定がない」

しみちゃん「じゃどうして購入するの？」

A営業マン「だから買っても置いておくだけなんだ
　　　　だから…」

しみちゃん「えっ？」

つづく