せっせと生活、ときどき読書

夕刻のヨニイムドラ

最近日ざしのつよいせいか、目の使い過ぎか、それとも別の理由か・・

のっ、脳がつかれるー。。。。





というわけで、コロナになってから参加するようになったオンラインヨガの教室で

「ヨニイムドラ」のワークショップが開催されるというので

参加しました。

いわゆるシャバアサナ(死体のポーズ)での60分間の行。

傍から見たらただ仰向けに寝て目を閉じているだけです。

画面の向こうの先生の誘導(声)に従って身体の力を抜いていくことに終始するのです。

先生の誘導はかなり細かい。

『右足の親指に柔らかい光が当たっています。その力が抜けていきます。

次に第二指に柔らかい光が~・・・」

とはじまって、足の指の力を抜き次はふくらはぎ、脛、ももの前、ももの後ろ

と体の上部に上がってきます。

首、頭と力を抜き、最後は顔のパーツごとに力を抜いていくのですが、

これが結構なむずかしさ。

耳を使って先生の誘導を聴こうとしているので、かすかに力んでしまいます。

つまり、力が抜けるということは誘導から離れる、

誘導を聞かないということだという気付きを得ました。

また、目は最後まで力が抜きにくかったのも大きな気づきでした。

気になったので、沖正弘師の本でヨニイムドラについて調べてみました。



それによるとヨニイムドラはより良い瞑想を行うための前段階の行で、

ハタヨガ(体を動かすヨガ)により身についた正しい心身を完全に自分の

ものとするための訓練だそうです。

座して両手で耳目鼻を閉じ自分の内面に集中します。

意識は丹田におき、耳の中に聞こえる音に集中、止めた息は苦しくならないうちに静かに吐き出す。ここまでを心が静まるまで続ける。

耳の中の音は色々な変化をする。この音が耳を開いたままでも聞こえるように練習する。この音に注意を向けることに成功したら、また耳を閉じ、耳の音から心を離して、想像力で作り出した音に注意を移す。

ここまでできると、外界へ向かう心の働きをコントロールして内側へ向けることが出来るようになるそうです。

今回のワークショップで行った方法はこれとは違うものでしたが、

意識を自分の体の細かい部分に向けることにより

その時間に外界から隔たりつつも繋がっているという

感覚を味わえたのは確かな収穫だったと思います。



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