昨日のNHKの朝のニュースで、AIの匂い判定が様々な場面で活用されていると
報道されていました。
目指しているのは動物最強の嗅覚を持つゾウの鼻、だそうです。
ゾウは2000種類もの匂いを嗅ぎ分けられるとか。オドロキです。
アガサクリスティに「象は忘れない」というタイトルの長編がありました。
それだけ嗅ぎ分けられるとなると、記憶力もいいのでしょうか。
現在AIが活用されている現場として、牧場と酒蔵が紹介されていました。
牛のえさとなる干し草→雑菌が繁殖してしまうと牛の食べる量が減り、乳の出にも影響するから
匂いで判断してそれを除く。
日本酒の発酵を止めるタイミング→今まで杜氏の経験頼みだったのが数値化されてより良い酒造り
ができる。
と、実績も確かなものらしいです。
期待できるAIの鼻ですが、任せきりにせず、人間の五感も共に鍛え続けてほしいです。