わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 3けたの数 よくあるつまずき

2023-04-15 10:31:49 | 日記

1 数の読みに 流されて、数の書き方を 間違える。

 

  「ひゃくななじゅうろく」を「100706」と 書いた児童がいました。

 数の読み方のままに、数字を書いていくと こうなります。

 「ひゃくご」を「1005」と書く児童もいます。

  この書き方で、いいかどうか、どう間違っているのか、どうしてこう

 間違ったのか、子どもたちに考えさせると、いろいろ意見が出てきます。

 

  教師の方では、

  3けたの数は、3つの位の枠で、表すこと。

  ➡上記の枠が記載されたプリントに、3けたの数を書いたり、

  ➡自分でノートに 上記の枠を書いてから、3けたの数を書く。

 

 

  3けたの数の 位は、

  一の位・・・1がいくつ

  十の位・・・10のまとまりがいくつ

  千の位・・・100のまとまりがいくつ

  と、考えること。

  ➡上記の言葉を言いながら、枠に3けたの数を書く。

 

    

  三つの枠の どの位置に「4」があるかで、「4」の

  意味や読み方が変わってくること。

 

  以上の説明を繰り返したり、書き方を繰り返すと 数字の読みに流されず、

  3けたの数を 書けるようにまります。

 

 

2 10をもとにして 数を考えるのが、難しい。

 

  「250」は、10のまとまりがいくつか、聞くと、「???」の

  児童が数人いました。

  「250」という数をイメージすることができれば、考える糸口が

  見つかります。

 

   10のまとまりと 100の関係で、児童に身近なものは、お金です。

   「50」円は、10円玉 5枚。

   「200」円は、100円玉、2枚。100円玉1枚は、10円玉 10枚。

   「200」円は、10円玉 20枚。

   「250」は、10のまとまりが、25個。

 

   この思考過程を、3けたの数の枠を 使って、説明してくれる児童が

   いました。その説明の最後、児童が、一の位の枠を 手で隠して「25個」、

   と言ったとき、他の児童が「ああ、なるほど」と言っていました。

 

 

♡ 児童のつまずきは、習熟の時間にもなり、新しい発見の時間にもなり、

  学習したことが深まる時間にもなります。

   

 

 

  

  

  

 

 

コメント
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