わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 かけ算 2,3,4,5の段 つくった後に

2022-08-08 16:03:54 | 日記

先生 九九カードを 使って、

  2,3,4,5の段の復習をする。

 

   ①順番に  

   ②逆から

   ③ランダムに

 

先生 黒板に 数字を書く。(九九の答えを 小さい順に)

 

   2 3 4 5 6 8 9 10 12 14 15 16 18 20 

    21 24 25 27 30 32 35 36 40 45

 

  「2の段、3の段、4の段、5の段の九九の答えを 小さい数から 並べてみました。

   どんな九九の答えか、教えてください。」

児童「2×1=2」(にいちがに)「3×1=3」・・・

  「2×3=6」(にさんがろく)

  「あ!3×2も6だよ。」

先生「本当だ。いいことに気付いたね。

   6には、2×3と3×2の二つの九九が あるね。

   気が付いたら、どんどん教えてね。」

   次々、リズムよく 児童を指名して、答えの下に、式を書いていく。

*途中、「12」には、2×6,3×4,4×3の三つが出ることに期待♡

 

先生「全部できました!

   四つの段の九九を マスターしてきたね。

 

   では、プリントでは、2の段、3の段、5の段の九九

   できるか、確かめてみます。」

 

 

 *最初は、先生が「にいちが」と言って、児童は「2」を黙って書く。

  みんなで、同じ速さで、九九の読み方(式)を 聞かせながら、

  答えを書かせる。

  後日、慣れてきたら、先生の読みをなくして、児童それぞれの速さで

  答えを書く。

 

 *「ごっく」「45」まで書いたら、じっくり、答えを見る。

  縦に答えを見る児童が、多い。

  2ずつ増えていく、3ずつ増えていく、5ずつ増えていく。

 

  横に答えを見て、答えの関係性に 気付く児童が出てくることを期待♡

  2×5=10  3×5=15  5×5=25  

     10+15=25!

 

  「2の段+3の段=5の段」に気付くかな?

 

  同じように、ランダムに並べたプリントにも、挑戦する。

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2年 かけ算 5の段をつくる

2022-08-07 15:37:10 | 日記

先生「マドレーヌが 1はこに 5こずつ 入っています。

   3箱分のマドレーヌの数は、何こですか。」

 

児童「15こです。」

先生「15個ですね。

   式をお願いします。」

児童「5×3=15」

先生「1箱に 5個ずつ、3箱分で 15個。」

先生「いいですね!

   たし算の式は?」

児童「5+5+5=15」

先生「そうだね。同じ数5を 3回たします。

   今日は、1箱から9箱まで、マドレーヌの数を 

  調べます。

 

児童「おお!階段になってる!」「9箱、いっぱいだぁ。」

先生 黒板に貼った、マドレーヌの絵の左に、かけ算、

   右側に たし算の式と答えを 児童の発言を 取り入れて

   書いていく。

  *途中、たし算を書かなくても、5とびの数を 書いていけば

   いいことに 気付く

 

先生「みんなで、マドレーヌ5個ずつ、1箱から9箱まで

   調べました。

   何か、気が付いたこと ありますか。」

児童「5ずつ 増えてる。」

  「一の位は、0,5,0,5・・になってる。」

先生「この一つ分の数が5のかけ算を 5の段と 言います。

   みんなにも、5の段をつくりましょう。」

   プリントを 配る。

 

                        〇〇〇 (声に出して覚えたら〇に色をぬる。)

児童 配られたら、

   ①青鉛筆赤鉛筆で、一つ分の数(青)いくつ分(赤)を書く。

   ②かけ算の答えを 黒で書く。

   ③5の段の九九の読み方で 「特別な読み方」「いくつか読み方のある数」を

    赤鉛筆でチエックする。

   ④先生の読み「ごいちが」の次に、「ご」と読む。

    (ごっく→しじゅうごまで)

   ⑤ランダムに読む先生に 合わせて、答えを言う。

   ⑥ひとりで、5の段の九九を 声に出して 覚える。

    プリントの下に、〇を3つ 書く。

    九九を言ったら、〇を塗る。

   ⑦プリントを見ないで、先生の「ごいちが」の次に

    「ご」と答える。

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2年 かけ算 どんなけいさん? 3回目

2022-08-02 10:48:32 | 日記

先生「〇の数を かけ算で 答えを出します。

   一番上は?」

児童「3×3」

先生「3ずつが3こで、3かける3。

   いいね!

   次は?」

児童「2×6」

先生「2ずつが6こで、2かける6。

   いいね!

   次は?」

児童「2かける・・・ ?じゃない。」

  「これは、かけ算でできません。」

  「同じ数ずつに、なっていません。かけ算になりません。」

先生「ホントだ!同じ数ずつじゃないね。

   かけ算は、

   黒板に、

   『同じ数ずつのものが、 何こかあるとき、ぜんぶの数をもとめるけいさん。』

   書く。

   また、三つの数の関係を 貼る。

 

先生「全部で、何個になりますか。

   たし算、絵、言葉、かけ算で 考えていこう。」

   児童の発言を 取り上げながら、4つの考え方で

   問題を 解いていく。

 

*かけ算の式で使う「4」「3」の二つの数が、

 違う意味を もっていることに気が付くよう、

 一つ分の数「4」は、赤で、

 いくつ分「3」は、青で、書く。

 

*もう一問、同じように、テンポよく、二つの数の違いや

 かけ算の意味が 理解できるよう 進める。

 

児童 プリントに、赤鉛筆、青鉛筆、黒鉛筆で 書き込む。

 

児童 線で結ぶ。

*上記のようなプリントを 数の色付け無しで 行ったとき、

 正しくできない児童が、何人もいた。

2×4」と「4×2」の違い、「3×2」と「2×3」の違いが、あいまいで

 分からず、間違えて線結びしていた。

 この授業の、の色付けは、「1つ分の数」「いくつ分」の違いが、より

 鮮明になり、正しく理解することができた。

 

★「問題→たし算の式→絵→ことば→かけ算の式→答え」の過程を

  何度も繰り返すと

 「絵→かけ算の式」でも

 「かけ算の式→たし算の式」でも

 「ことば→かけ算の式」でも

  自由自在に書くことができるようになった。

  これは、かけ算の意味が理解できているということ。

  かけ算の意味が分かった後の

  かけ算の最終形は「問題→かけ算の式→答え」。

  

 

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2年 かけ算 どんなけいさん? 2回目

2022-08-01 10:48:08 | 日記

先生「昨日の学習を 思い出してみよう。」

   黒板に、

「じてん車  2+2+2+2+2+2=12 (○○)(〇〇)(〇〇)(〇〇)(〇〇)(〇〇)

       2×6=12

 

 ゴーカート 4+4+4=12 (〇〇○○)(〇〇○○)(〇〇○○) 4×3=12

 

 ひこうき  3+3+3+3=12 (〇〇〇)(〇〇〇)(〇〇〇)(〇〇〇) 3×4=12 」

    を、児童に聞きながら、書いていく。

 

先生「1台に、同じ人数が乗っているんだったね。

 

   では、今日の問題です。

 

 

   クッキーは、ぜんぶで 何まいですか。

  最初に、たし算。次に、かけ算で答えてね。

児童「2+2+2+2=8。」

  「2×4=8。」

先生 黒板に、

「2+2+2+2=8 (〇〇)(〇〇)(〇〇)(〇〇)  2×4=8」

   と、児童の発言を 書いていく。

  「言葉で言うと、

  『1さらに、2まいずつ、4さら分で 8まい。』ですね。

   みんなも、言ってみよう。」

児童「1さらに、2まいずつ、4さら分で 8まい。」

 

先生「次の問題。

   クッキーは、ぜんぶで 何まいですか。

  最初に、たし算。次に、かけ算で答えてね。

 

 

児童「3+3+3+3=12。」

  「3×4=12。」

先生「1さらに、3まいずつ クッキーがのっているね。

   だけど、ここには、のってないけど・・・」

児童「お皿が、見えています。たぶん、3枚のっている。」

  「きっと、3枚のっている。」

  「ぜったい、3枚のっている。」

先生「みんな、3枚あるって信じているんだ。

   では、めくってみるよ~!」

 

児童「ああああ!」

  「ええええ~!」

  「そんな~」

先生「みんな、ショック受けちゃったね。

   なんと、最後の皿には、2枚のクッキーでした。

   では、もう一回、聞きます。

   クッキーは、全部で、何枚ですか。」

児童「3+3+3+2=11。」

  「11枚です。」

先生「11枚でしたね。

 

   この問題で、かけ算は、使えますか。」

児童「使えません。」

先生「どうして、かけ算は 使えないの?」

児童「かけ算は、同じ数が、何皿分かで、計算するけど、

   同じ数、クッキーがのっていない。」

  「左の3皿は、3枚ずつ、クッキーがのっているけど、

   右の皿は2枚。かけ算は、同じ数ずつ、何皿分の式だから、

   かけ算は使えない。」

先生「そうだね。

   かけ算は、同じ数ずつのものが、何個分かあるときに、

   全部の数を求める計算だったね。」

   黒板に、

   をはる。

 

先生「昨日の続きを します。

   教科書の遊園地の ページを開きましょう。」

 

*汽車、ジェットコースター、観覧車、ボートに乗っている人数を

 かけ算で求める。

 また、同じ数ずつ乗っていないので、かけ算で求められない乗り物を

 探す。

 

❤とても素直で、人を疑わない子どもたち。

 紙で隠してあることについて、「これじゃ、分かりませ~ん!」と

 いう言葉を期待していたのですが・・・

 

 このひっかけ問題の後、ほとんどの児童が、

 「同じ数ずつ」「一つ分の数」でなければ、かけ算ではないと学習し、

 他の問題で 間違えることがなくなりました。

 

 

 

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