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姉の病状その後

2022-05-31 05:40:00 | 日記
去る4月4日に入浴後脳出血で倒れた姉であるが、近況を聞きに母が義兄に電話をした。

聞いたところ意識は回復したが話せる状態ではなく、(話せなくなった)生きる気力を失くしており、食物も受け付けない。

何もかも諦め切って食べて回復しようと言う気力すらないのだ。

以前『ブラック・ジャック』の話でBJの恩師で主治医だった本間先生の「もしクランケが生きる希望を失ったらどうする?」と言う言葉を思い出した。

確かに困難な病だが本人が治そう、なんとかまた頑張ろうと言う気力や希望がなければ良くはならない。

姉にとっては昨年6月に首吊り自殺した娘がいなくなったのが大きい。

世話のかかる娘だったが姉にとっては生きる希望そのものだったのだ。

そんなこともわからずに自殺した娘(オレからしたら姪)は薄情だと思うし無責任だと思う。

自分が死んでしまえば自分だけでなく周りの波及は途轍もなくなるし、母親だった姉が一番悲しむし生き甲斐も失くす。

理由はあるにせよ簡単に命を絶つべきではなかったのだ。

義兄も義兄で金の心配ばかりして肝心の妻の容体が良くなることを真剣に思っていない。

それどころか離婚話までしだす始末である
なんて薄情な奴だと思った。

自分も脳梗塞で右手に障害があるくせに、なぜわからないんだろう?

てんで理解してない、愛もへったくれもないこんな薄情な夫だったのだ。

昔見せた優しさは見せかけだけのものだったと言うことになる。

まあ、なんとも自己中で薄情なのか?やはり娘にもそれが悪い意味で遺伝したのだな。

最悪の答えを出して姉を苦しめて病気の遠因になってしまった。

変人の娘婿はパワハラやモラハラで苦しめるわでそりゃ酒に手を出すのは仕方ない。

結果は最悪になってしまったのだがこればかりは仕方ない。

しかし不自由な体になってしまったとは言えオレにとってはたった一人の姉なのである。

色々な想い出がこれを書いている今も駆け巡る、良い想い出やまあ、あんまり良くない想い出とか、まるで熟成されたウイスキーのように脳内を駆け巡る。

そんな愛も理解しないんだろうな義兄は、カネカネの心配ばかりして都合悪くなれば離婚話を進めようとするあたり薄情の極みであるし無責任だ。

まあ、姉は障害者認定になるのは仕方ない、しかし本人の思惑もなしに離婚話を切り出す義兄も薄情乃至無責任である。

「それが貴様の総意か!」「貴様が倒れた時に看病したのは誰なんだ!」と言いたくなる
もう呆れてモノが言えなくなる。

こんなこと叔母に知らせたくないしオレは母と共にこの話は秘密にしておくし口外はしない。

叔母はただでさえ弟(叔父)の気力のなさに泣かされているだけにこんな話をしたらそれこそ倒れかねない。

今でさえ随分お婆さんになってしまい以前のようには行かなくなっているのに更に衝撃の真実を知らせればショックで倒れかねない。

そうなれば新しい病人を作ってしまう、従姉妹から恨まれてしまいかねない。

「あんなことを話したからお母さんはこんなことになった!」と恨みの温床を作ってしまいかねない。

口が裂けても言えないし、真実は決して人を幸せにはしない。

まあ、今回の話を纏めると、「なんとか姉に生きる気力を取り戻して欲しい」

「元の体には戻らないかも知れないが、足りないところはヘルパーさんがしてくれる」

「味方は二人いるから何とかまた生きる気力を取り戻して欲しい」である。

離婚?そんなもの勝手にすれば良いじゃないか、都合悪くなれば捨てる夫なんてはっきり言って恩知らずだしこちらから願い下げだ!

まあ、あの変人とも別れられるしな、奴も姉を傷めつけた罰は先で受ける!

勿論薄情な夫もである、まあ早死にの家系でビール三昧になれば持病悪化である。

そうなればもう誰も面倒は見ない、姉は体が不自由だし、娘は自殺してこの世にいない、
親戚は薄情だしまあ、ロクな顛末にはならない。

そう言う風に想像出来るのである、まあ姉は関わらなくなった方が幸せかも知れない。

もしそうなればたまにオレも面会するし、そう言う暮らしになれば色々と会える機会も増える。

姉に忘れてはいけないことを伝えたい「どんな体になってもお母さんとオレは味方である姉弟の絆は永遠に途切れるものではない」
と、母が手紙を出したいらしいがその文章にこの文章を入れて欲しいと懇願する。

薄情な夫?あんな奴はもう論外だ?変人の娘婿?風呂で溺れてしまえと思う(笑)

まあ、色々書いていたらスッキリした。

今後は母が福祉担当の人との相談らしいが、良い風にことが運ぶようにして欲しい。

それが切なるオレの願いである。あの日の体には戻れはしなくても生きていて欲しい。

また新しい生き甲斐を探して欲しいと思うばかりである。

その手伝いなら喜んでする!と昨日の話を聞いて思った。

とにかく今は何も考えずに回復だけを考えて
頑張って欲しいのがオレの本音である。




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