文部科学省の前川喜平前次官は6月23日に日本記者クラブ主催の記者会見で、読売新聞が官邸から指示を受けて「前川前次官、出会い系バー通い」と5月22日に報じたことについて、「これが私以外にも起きているのとするならば、大変なこと。監視社会化、警察国家化が進行していく危険性があるのではないか」と指摘し、「権力が私物化されて、『第4の権力』といわれるメディアまで私物化されたら日本の民主主義は死んでしまう。その入り口に我々が立っているのではという危機意識を持ちました」と警鐘を鳴らしました。
「私物化」を危惧 前川前次官が“政権御用メディア”を牽制(日刊ゲンダイデジタル)
<読売新聞が官邸の要請で前川氏の個人攻撃となる記事を掲載した経緯>
・5月17日に朝日新聞が1面で「加計学園計画 新学部「総理の意向」」とスクープ。
・同日、菅官房長官は「怪文書のようなもの」と文書そのものを否定
・それでも各メディアから続報が出続ける
・焦った官邸がなんとか情報の発信元(?)と疑った前川前次官を黙らせようと読売新聞に前川氏の醜聞を書くように依頼。
・(前川氏の会見での説明)5月20日と21日に読売新聞の記者から「出会い系バー」に関するコメントが欲しいと前川氏に接触があり、同じ21日に文科省の後輩幹部を通じて、『(総理補佐官の)和泉さんが話をしたいと言ったら応じるつもりがあるか』と打診を受け、「読売、官邸のアプローチが連動していると感じた」という。和泉さんに「醜聞を書かれたくなければ黙っていろと言われる」と感じたそうです。結局「書かれたら書かれたでいい思っていた」と読売の取材にも和泉補佐官からの接触に応じなかった。
・同22日に読売新聞が「出会い系バー通い」と記事を掲載。
・同25日に前川氏が記者会見。「あるものをないことにはできない」
・翌日、菅官房長官は「女性の貧困問題調査の為に出会い系バーに出入り、かつ女性に小遣いを渡したと。流石に強い違和感を覚えた。多くの方もそうなのでは?常識的に教育行政の最高責任者が店に出入りして小遣いを渡すことは到底考えられない」と個人攻撃。こうした人物が言うことは信頼できないだろうと「印象操作」。
→結果、「あるものをない」ことにはできず、文書があったことが判明。内閣支持率はがた落ちの状態です。
(読売新聞が官邸の指示で書いた記事)
(毎日新聞6月19日付)
「私物化」を危惧 前川前次官が“政権御用メディア”を牽制(日刊ゲンダイデジタル)
<読売新聞が官邸の要請で前川氏の個人攻撃となる記事を掲載した経緯>
・5月17日に朝日新聞が1面で「加計学園計画 新学部「総理の意向」」とスクープ。
・同日、菅官房長官は「怪文書のようなもの」と文書そのものを否定
・それでも各メディアから続報が出続ける
・焦った官邸がなんとか情報の発信元(?)と疑った前川前次官を黙らせようと読売新聞に前川氏の醜聞を書くように依頼。
・(前川氏の会見での説明)5月20日と21日に読売新聞の記者から「出会い系バー」に関するコメントが欲しいと前川氏に接触があり、同じ21日に文科省の後輩幹部を通じて、『(総理補佐官の)和泉さんが話をしたいと言ったら応じるつもりがあるか』と打診を受け、「読売、官邸のアプローチが連動していると感じた」という。和泉さんに「醜聞を書かれたくなければ黙っていろと言われる」と感じたそうです。結局「書かれたら書かれたでいい思っていた」と読売の取材にも和泉補佐官からの接触に応じなかった。
・同22日に読売新聞が「出会い系バー通い」と記事を掲載。
・同25日に前川氏が記者会見。「あるものをないことにはできない」
・翌日、菅官房長官は「女性の貧困問題調査の為に出会い系バーに出入り、かつ女性に小遣いを渡したと。流石に強い違和感を覚えた。多くの方もそうなのでは?常識的に教育行政の最高責任者が店に出入りして小遣いを渡すことは到底考えられない」と個人攻撃。こうした人物が言うことは信頼できないだろうと「印象操作」。
→結果、「あるものをない」ことにはできず、文書があったことが判明。内閣支持率はがた落ちの状態です。
(読売新聞が官邸の指示で書いた記事)
(毎日新聞6月19日付)