山の案内 歩き日記 | ||
三角岳の山頂でアサギマダラを見つけ、ラッキーなことにノアザミの蜜を吸うのに夢中で、留まってくれたので、デジタルズームで60倍で撮影。蝶は、右に左に、上に下に、舞うので、撮影が難しい昆虫です。 【 アサギマダラの不思議】 渡り鳥のように季節によって長距離を移動する習性があります。しかも集団で移動します。春から夏にかけて北上し、秋になると南下するといわれてます。 定期的に国境と海を渡る蝶は世界に一種しかいないそうです。これは、蝶の翅にマーキングされた、標識調査で証明されています。1000キロ以上を移動すると言われています。2006年、長野県から台東沖の島まで2000キロを超す移動も確認されています。 おもしろいことにアサギマダラは、体内に毒をもっているので、鳥などに補色されることは殆どないそうです。鳥が食べたら嘔吐する程度で、人間が触っても問題ありません。 毒は、幼虫の時に食べたガガイモ科のキジョランの葉や、成虫になって吸うキク科のヒヨドリバナの蜜に含まれるアルカロイドが体内に蓄積されたものといわれています。 アサギマダラを見かけたら、翅を観察してください、マーキングされた位置と日時が分かります。マーキング確認で、捕獲した、アサギマダラは、逃がしてください、捕るならデジタルカメラでね。(^_^)v |
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