「龍馬の散歩道」を歩く。（塩浸温泉）

山の案内　歩き日記　アクセス　龍馬の散歩道の案内　塩浸温泉龍馬公園パンフレット

上野原縄文の森を訪ね、歩き足らないので、塩浸（しおひたし）温泉龍馬公園を訪ねました。 　「しおひたし」ネーミングがGｏｏｄ (^_^) 　塩浸温泉龍馬公園は上野原縄文の森から約25km（40分）と、近い場所です。塩浸温泉と言えば、坂本龍馬が、寺田屋事件で傷ついた、体の治療に滞在した温泉です。新婚の龍馬が、妻お龍と、訪ねたところから、日本で、はじめての新婚旅行と言われています。 　現在、塩浸温泉龍馬公園として、龍馬とお龍の像や、最古の湯船、龍馬資料館、縁結び足湯などが整備されています。ウォーキングコースは、龍馬とお龍が歩いた道を、たどるコースで、「龍馬の散歩道」として整備され、道標・目印テープも設置され、歩きやすい散歩道です。 　国道２２３号沿いに無料駐車場（１０台位）があります。この日は、大変、混んでいましたが、偶然、空きがあり、駐車でき、ラッキーでした。駐車場から塩浸温泉橋を渡り、公園へ、龍馬像を見て、足湯に入り、歩こうと思ったのですが、沢山の足湯客で、やめました。資料館の横が「散歩道」入口です。 　※ウォーカー専用の広い無料駐車場が、ここから８００ｍ先にあることを後で知りました。

龍馬が歩いた、当時と同じ急坂石段を、ジグザグに登ります。このコースの最急坂です。手すりに掴まり歩くと楽ですよ。急坂石段から、平坦な市道になり、無料駐車場と家屋の間を歩きます。道標に従い、家の横を歩き、農地横を歩くと、森に入ります。森の狭い登山道風の急坂道を歩くと、農道（林道かもしれない。）に着きます。

散歩道は、農道歩きが長く、急坂も短く、楽に歩けます。アップダウンもあります。途中、森や耕作地、耕作放棄地、杉林の棚田跡を見ながらのウォーキングとなります。

山賊が出てきそうな、雰囲気の山道もあり、楽しめます。「龍馬様、お体の具合は、如何ですか」「湯治とお龍の介抱のお陰で、良くなった。ありがとう。今夜は旨い物で食うか」「はい、うれしゅうございます」と、二人の会話を想像しながら歩きました。

散歩道には、道標が設置してあり、迷う心配はありません。可愛いイラストが描いてある、道標のイラストを、楽しみながら歩きました。イラストは、「学校の美術クラブ生徒が描いたのでは」と、思うほど上手いのです。又、龍馬の名言（和歌）板が沢山設置してあり、楽しめます。

いつもの如く、あちこちウロウロ撮影しながら、４kmの道のりを歩き、和氣（わけ）神社に着きました。和氣神社から、急坂木段歩道を下ると、犬飼滝展望台があります。滝を眺め帰路に就きました。駐車場から、犬飼滝まで降りられることを、帰宅後、知りました。(-_-)　 　龍馬は、姉への手紙に「犬飼滝」を「蔭見の滝」と、記しています。龍馬が地元の人との会話から、聞き取った、「インケンノタキ」に当て字をしたと伝わっています。「イン」は諸県弁で犬のことです。薩摩弁も同じく犬を「イン」と言うと思います。 　帰路、農道を歩いていると、羽の生えた黒アリの集団がいます。クロオオアリが結婚飛行の準備をしているのです。なかなか見られない光景を見られ、ラッキーでした。楽歩時間５時間。充実した一日でした。