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ビューティフル アイランド

2010年07月13日 | 日記

ツバルという言葉をお聞きになった事ありますか?

スバルではありません、ツバルです!

南太平洋にある、バチカンの次に人口の少ない小さな国家、サンゴ礁の上に出来た環礁の島からなる国です。

国土の海抜は1.5m。 

地球温暖化の影響を一番に受け、海に沈んでしまうと言われている島です。

海南友子監督が3年かけて世界を3周しながら、気候変動に揺れる世界の3つの美しい島を描いたドキュメンタリー作品が「ビューティフル アイランズ」です。どの島も気候変動の影響を受けています。 ツバルはその中の1つです。

ナレーションもBGMも入れずに映画は島の人々の生活を流して行きます。

インターネットもテレビもない島の人々は言います、「人と人が理解し合うには、集まるしかない」と。

人々は集い、歌い、踊り、絆を深めていきます。普通の、物ではない、心の豊かな暮らし。

子どもたちは幸せそうに遊び、人々には笑顔があります。

しかし、地面から湧いてくる海水で島は水に浸って行きます。

防波堤を作っても地面から海水が湧いてくるので、ダメなのだそうです。

感性豊かでいつも私に知的刺激を下さる友人の勧めで、本日この映画を観てきました。

とても素晴らしい映画でした。

地球温暖化と云う結果を作るの事に、本来何も縁の無い人々が、温暖化の影響で一番に被害を被っています。

この映画を観ると、環境問題に知らんぷりして、『我関せず』、という態度はやはり出来なくなります。

私たちが便利を得る為に使った結果の二酸化炭素によって、気温が上がり、氷が溶けて、海抜の低い所が水につかって生活に支障のある迷惑を被っている人々がいる、この現実。

他人事じゃいけないんですよね。

もっと温暖化に関心を寄せて、私たちは自分の出来ることから、温暖化を防止して行かなければ。(反省)

ツバルの子どもたちの笑顔を奪って、祖国を失う悲しい思いをさせてはいけないと強く思いました。

自分の出来ること → エアコンの温度を下げる。 電気をこまめに消す。なるべく車に乗らずに歩く。 

こんなことぐらいなのかしら?!

先月行われた「キャンドルナイト」。 我が家でも月1回、恒例行事にしようかしらん!

 

映画のチラシにありました。「私たちにできる第一歩は、まず知ることだ。」と。

 

※ツバルの海面上昇の新聞記事はこちらから  

※ツバルに関してのHP「特定非営利活動法人ツバルオーバービュー」(画像はこちらから拝借)

※映画「ビューティフルアイランド」は恵比寿ガーデンシネマにて



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仕分け?! (エルム)
2010-07-14 07:12:24
おはようございます!

「ビューティフルアイランド」は私も
見たいと思っていた映画で、7月10日から
全国上映されていますね。

当地でも芸術性の高い映画だけを放映する
小さな映画館で、一日に3回のタームテーブルで上映しています。
ここで以前に「マザーテレサ」を観ました。

環境汚染に喘ぐ多くの人々の暮らしは
世界中に沢山あります。
そして、次第に我々の日常にも危機が
迫っているのですが、関心のほどには
実行力がまだまだ伴っていませんね。

たかが身の回りのゴミ一つを拾って処理する
気持ちがないのです。

危機感を自分のこととして受け止めること、
皆んなが関心を寄せること、その為にも
映画と云わずTVレベルでどんどん放送
すれば良いのに・・・といつも思います。

大切な電波を、くだらないバラエティ番組に
ばかり使わずに・・・
こちらも仕分けしてはどうでしょうね。
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仕分けは大事よ! (mahlersymphony8)
2010-07-14 10:12:35
おはようございます!
いつもコメントありがとうございます!

ハハ、面白い事を仰る!
テレビの仕分け、大賛成ですね!(テレビ局の方に怒られちゃうけど・・・)

私たちの周りでは、人間が開発、高度成長、などの為に冒してきた過ちにより、今、特にこの数年、これでもかと、自然現象に痛めつけられている災害が起こっていますよね。

エルニーニョ、ゲリラ豪雨、大型ハリケーン、猛暑、豪雪、・・・上げればきりがないほど。

でもまだ私たちは、身近なものとしての関心も危機感も薄いでしょう。
豪雨にあって浸水しても、土砂崩れがおきても、お気の毒に思っても、まだ遠い地方のことなのです。ごめんなさいですが・・・。

どうしたらよいのでしょう?
完全に自然体系は壊れかけているのに・・・。

映画では知ることがまず第一歩とありました。

その意味で、知らせることは大きな仕事だと思います。

ブログでも、ツィッターでも、話題にすることからですね!
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