ブログの分類を「カップ&ボール」にしていいのか、迷う作品、「Poor Man's Cups & Balls」の紹介です(笑)。いわゆるパケットトリックです。「貧乏人の(ための)カップ&ボール」というタイトルで、高いカップを買わなくてもできるカップ&ボールということなのでしょう…。この「プアマンズ・カップ&ボール」というタイトルは、このパケットトリックが発売される以前に、ゆうきとも氏のカップ&ボールの1つの手順の名前として使われています。こちらも紙コップを使ったカップ&ボールということで、高いカップを買わなくてもできるという意味で付けられたと思われます(ゆうきとものクロースアップ・マジックp230~)。
さて、このパケットトリックの手順の動画を示します。
まず、メーカーが作成したPV(手順)です。
次に、フレンチさんが作成したPV(手順)です。
両手順とも、現象は同じで1つのボールカードをカップカードの間に挟むけど通り抜けてしまうという現象を数回行い、次は3つのボールをまとめて貫通させ、最後には、なぜこんなことができるかというとこの子たちのせいです、といってウサギとボール(のカード)がそれぞれのカップカードの下から出てくるというものです。個人的にはフレンチさんの手順の方が滑らかで怪しい動きが無いように思えますがいかがでしょう。
エンディングに出すカードは、ウサギカードのほかに、レモン、オレンジ、ライムというバージョンも用意されていて、どちらでも演技できるようになってます。
やく10年前にリリースされた商品で、今では売っているお店はおそらく無いと思いますが、商品ページは残っているお店がありましたので、示します
マジックファンタジアさん
GINさん
このマジックが出た当時、私はあまり興味が持てず、購入していませんでしたが、カップ&ボールを集めているうちに持っておきたいと思い、オークションで定価の数倍で購入しました(初めから買っておけばよかった…)。
私が購入したのはフレンチさんから発売された商品のようで、日本語訳の冊子もついていました。そしてその最後には、上記で示しました手順フレンチドロップオリジナル手順の解説ビデオ用URLが書いていたので、喜んでアクセスしましたがフラッシュでの映像で、今はサポートされていないめ、見ることはできませんでした(T_T)。地道に分析していけば何とかなりそうですが…
最後に、このカードマジックは「カップ&ボール」である必要があったのだろうか?と思うところもます。多くの方が同じように思ったのではないでしょうか(笑)。また、これはカップ&ボールを知ってる人と知らない人のどっちの方がウケるんだろう?とも思ったりします。でも、カップ&ボールをパケットトリックにしようと考えた人はやはりカップ&ボールが好きだったんだろうなぁと想像します。描かれているカップもレトロなカップでいいですよね(笑)
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