このニュースは誰もが耳を疑ったのではないでしょうか。
あのホンダが。。。
ホンダの創設者である故本田宗一郎氏の強い意向で
初参戦したのが40年以上前だそうです。
『やるからには勝てるマシンを』と改良を重ねそのデータを市販車にも
生かしていく、当時F1は『走る実験室』と呼ばれていたそうです。
そして1980年代には黄金時代を築き、ホンダブランドの名を
世界に知らしめる原動力となりました。
あのアイルトン・セナやアラン・プロストといった超一流ドライバーを
擁し幾多のドラマを生み出しました。
そのホンダがF1から完全撤退は寂しすぎるニュースですね
世界的経済不安の波をもろに被った自動車業界で
もちろん関係者の方々は断腸の思いだったに違いありません。
年間500億ともいわれる経費が響いたのでしょう。
そしてEU(欧州連合)によるタバコ広告規制の強化が
それに拍車をかけたようです。
当時F1マシンといえばマルボロ、ラッキーストライク、JPS、キャメル
などなどタバコ会社のスポンサーが多かったですからね~
やるからには勝つ、経費を削って続けるのなら完全撤退。
本田宗一郎氏の意思を継ぐ勇気ある撤退だったのかもしれませんね。
この先世界経済が安定してまたF1界にホンダのマシンが
帰ってくることを期待します。。。