マキドッグ のブログ

札幌にあるドッグスクールのブログです。
愛犬と人との暮らしがよりハッピーになりますように!

昨日の北海道犬の繁殖の話

2013年02月25日 14時59分58秒 | 北海道犬

 

さてさて、

昨日の北海道犬の繁殖の話を 噛み砕いて私にもわかるように 宏美所長に解説してもらいました。

 

最近では本当に耳の先まで真っ白な 本当にきれいな北海道犬が繁殖されるようになりましたが

以前にはそんな「きれいな」犬はいなかったそうです。

確かに 白×白 をしていくと どんどん白くなってきれいな 白毛のワンちゃんが繁殖されていくそうです。

 

さて、ここで 大前提の 「保存」 という話になっていきます。

 

白×白でどんどん繁殖していくと 

大変可愛くて、きれいなワンちゃんが繁殖されていきますが

その反面

三角目で キレのある目が特徴の北海道犬の目が まんまるくなってしまったり、(まんまるだとペットとしてはかわいいけど)

色素が足りなくなって 鼻や爪・肉きゅうなど皮膚や粘膜が赤く(ピンク色)になってしまったり

胸幅が丸くなったり

本来、もっこもこの被毛が短くなったり、と、

本当に、ペットとしてはきれいで、可愛いワンちゃんとしてはいいのですが

保存に適する犬づくりには限界が来る・・・のだそうです。

 

で、昔の白毛北海道犬は今のような真っ白なワンちゃんはいなかったので

たまに、真っ白で鼻黒の犬は「幻の犬」と重宝されたそうです。

だから、牧十郎は、このブログにも時々登場する 「桜花・稚内武方荘」を この犬は幻の犬と言われるくらいいい犬なんだよ、

と、所有者に何回も言って説明していたのは こういった理由からだそうです。

 

で、色素が足りなくなったり

目の形や体型・被毛など含め 「素朴さ」「野性味のある」といったワンちゃんに戻すために

白毛の犬に赤毛や黒褐の犬をかけたりして、長い経過、時には何世代もかけて、保存に適した犬づくりをしていくわけです。

その過程で出てくる 色については それなりに目的に沿ったものなのか・・・といったところが審査員に求められていくのかな、

と思います。

 

審査員さんにもベテランさんと なりたての方がいて

経験値での評価の差は仕方のないことで、どんな職種のなかにも、その経過・経験でベテランになっていくわけで

また、せった時には多少の好みも入るでしょう。

だから一喜一憂しながら、各展覧会を楽しめるのでしょう。

しかし、犬は確実に良くなってきているそうです。

 

久しぶりに牧十郎と展覧会に行った時、こんなことを言ってました。

「審査員の目はボロじゃないわ。」

なんか、おもしろおかしく言ってましたが、要するに節穴でない・・・様なことを感心して言ってたことがありました。

審査員さんって、すごく良く勉強しています。

あたりまえのことですが、並みではありません。

私も以前、「顔で一席とった」みたいなことを言われて、とても悔しく情けない思いをしたことがありました。

これからもだんだん北海道犬のことを知っていくとそう、思ってしまうことがあるかもしれません。

 

牧十郎の部屋にさりげなく置いてあった、こんな本がありました。本というか冊子です。

 

牧十郎は、この冊子を何回も、何回も読んでいます。

 

 

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道犬保 一般社団法人認可記念祝賀会へ行ってきました。

2013年02月25日 11時36分36秒 | 北海道犬

総会の後には

総会の会場 札幌市教育会館の斜め向かいの ホテルさっぽろ芸文館(旧北海道厚生年金会館)での祝賀会に

仕事を急ピッチで終わらせ、家族3人(会員3人)で急行いたしました。

行く時にはいつも「俺いかね」と必ず駄々をこねる 牧十郎をおだてる?とこから、という 最近では恒例の手順で駆けつけました(笑)

 

役員の方は総会の会場の準備から、そのまま楽に移動できるように すぐ近くの会場を準備するなど 

一般社団法人化への面倒な手続きやお勉強なども含め、本当にご苦労様でした。

色々なご意見はあるでしょうが、いずれにしてもこれだけの仕事をするには大変な苦労や労力があった、ということは理解し

一会員の私たちは何にもしなくても規約(内容は後日印刷する名簿に添付するとのこと)から何から作ってもらって、

まずは感謝しなければならないと思います。

役員の方もそれぞれ仕事や家庭の用事があり、あるときはそれぞれよりも優先して道犬保のお仕事をしてくれているのです。

私は役員さん方はなんで報酬を受けないんだろうと疑問です。

現状は交通費もすべて自己負担で仕事してくれているそうです。

 

さーみなさん。

今日は飲んで下さい!!

なんて、会場を用意してもらった側が思っています 

乾杯の音頭は 本日特別会員の表彰を受けた 小林榮男さん 

かんぱーい!! パチパチパチ

私たちのテーブルは 私たち家族3人と 小樽支部の方たちと・・・

向こうに写っているのは旭川支部の面々と背中合わせに小樽支部の方々・・

 

旭川支部の濱田さんと写真用の?ポーズ。

その前に

総会の「議長」ぶりを がっちり握手して ねぎらった牧十郎。

そこが本来のシャッターチャンスだったのですが。。。

まずは相手の労をねぎらう。

これも大人の礼儀です。

 

このあと、事件がありました。

事件というか、

門脇副会長より牧十郎へ 北海道犬についてスピーチしてほしいという 突然の依頼がありました。

今日の総会で、白毛の犬と赤毛の犬を交配させて どうのこうのと 議題に出たというのです。

まずは司会の門脇副会長から牧十郎を紹介していただいた時の会場の 大拍手 をありがとうございます。

すでに総会での繁殖についての議題内容は牧十郎へ報告はあったらしいのですが

結局繁殖には色々な苦労とチャレンジがあり

その経過で、白毛でも赤みをショッテしまうことがあるが、それはそれでしかたがないし、それはそれなりに評価しなければならない

そうして良い犬を繁殖していく経過にすることもある・・・的な話だったと思います。

その後好きにしゃべった牧十郎のフォローに息子・牧宏美が指名され、

まあ、親子して急な指名にもしゃべるしゃべる・・・・

写真がないのが残念です。

この時携帯をボイスレコーダーにしていましたが、停止を押して保存するときに

「保存に失敗しました、内容を消去します」・・・!!  えっ???? 

ボイスレコーダー、機能しないんだったら写真、撮れば良かった 

デジカメは必須ですね。。。

誰か、写真くださーい!!

繁殖の話はつづきを後日記事にしますね。

最後は北見支部長のごあいさつと一本締めで

あっという間の2時間の宴会が終わりました。

こういった席は楽しいのが一番です。

役員の方々、本当にお疲れさまでした。

 

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