マキドッグ のブログ

札幌にあるドッグスクールのブログです。
愛犬と人との暮らしがよりハッピーになりますように!

うれしいお手紙  ~野生動物から畑と家族を守る北海道犬~

2014年01月07日 23時39分19秒 | 北海道犬

うれしい お手紙が届きました。

「最近、熊や鹿や猿などが畑を荒らして困っている、北海道犬がいいと聞いたので譲ってほしい。

近隣にはイノシシ被害の話も聞いていて、この町にイノシシが来るのも時間の問題だね、と話しているんです。

とにかく怖いので“吠える犬”を譲って下さい。」 との依頼でした。

千歳の犬の出番ということで 5頭兄弟の中の 一番うるさいやつ(笑) を選んで、飼主さんも写真を見て選んで譲渡したのを覚えています。

・・・・が!

最初は 「吠えない!!本当に番犬できるのかなー??」と 不安なお声も聞いたワンちゃん。

しかし、年明け、嬉しいお手紙が届きました。

黒い首輪のやつだったかなー??

 

以下頂いたお手紙です。

                          

マキドッグスクール

牧 様

 

年が明けましたので、おととし11月に、北海道犬を譲っていただいた、岩手の○○です。 

すっかりご無沙汰してしまったので、思い出せないかもしれませんね・・・。 

マメに様子をお知らせしなくては、と思いながら1年以上経ってしまい、申し訳ありません。

 

譲っていただいた赤毛のオス(「さく」と名付けました)は、毎日元気に過ごしております。

と言っても、昨年10月からダニがついたり、お腹を壊したりで、暮れまで病院通いしてしまいましたが・・。

 

元々、熊や鹿の対策にと、そちらにご相談して選んでいただいた犬ですが、

昨年は、近所では、うちの畑にだけ熊が来なかったんですよ!

鹿は、遠巻きにしていましたが、畑に入ったヤツはちゃんと追い払ってくれました。

こんなに効果があるものか!?とビックリしました。

 

性格は、とても人懐こいけど、かなりヤンチャですね(笑)

飼い主も訓練士さんも女性のせいか、かなりの女好き・・(-_-;)

女性には尻尾を振って自分から近づいて行きます。

が、男性には距離を取って、戦闘態勢(?)と言うか遊んでると言うか、すぐには近づきませんね。

 

1歳を過ぎてから、大分落ち着いた感じがします。

が、力が強いので、病院のスタッフに「乱暴者だったら大変でしたね(^_^;)」と言われました。

 

今のところ、体重は20キロくらいでキープさせています。

とにかく食いしん坊で、何でも食べてしまうので、ヘンなものを食べないよう気をつけているのですが、

近所の人が、知らない間にお菓子を食べさせていたりして、困ったものです。

何度もお願いし続けて、ようやく食べさせなくなりましたけど。

 

来た時からそうでしたが、無駄吠えは未だにありません。

家族と一緒にいるときは特に、散歩中に鹿などに遭っても、

追いかけようとはしますが、全く吠えようとはしません。

が、檻(普段は、ベニヤ板3枚敷ける程度の檻の中で飼っています)の中にいる時は、

知らない人や、動物が通る度、見えなくなるまで吠えているので、優秀な番犬ですね。

 

色々、お伝えしたいことはありますが、

長文メールになってしまったので、この辺で止めておきます(^.^)

写真は・・・デジカメがないもので・・・すみません。

では、またご連絡します!今度こそマメに!^_^;

 

平成26年1月6日 

      ○○ ○○

                          

 

このほかにも

四国のミカン農家では 北海道犬と一緒に毎日畑に “出勤” するせいか

集落全体が、イノシシ被害に遭っているのを横目に全収穫ができていると聞いています。

 

北海道のご家庭でも家庭菜園が鹿に荒らされなくなったとのことです。

 

福岡の英彦山(ひこさん)の深刻な鹿被害からも北海道犬が畑や花を守り、

野生生物の共生と観光客のアイドル係 (笑) の2役をかっていると聞いています。

こちらの方のメールも 後日公開したいと思っています。

 

ちなみにウチも

ご近所に熊が出ていて全国ニュースになっていますが

目の前の山からもウチの方には熊さん降りてきません。

これも北海道犬の効果だったら嬉しいですね。

 

 

 

 

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北海道犬 オス 2歳  里親募集します。

2014年01月07日 17時17分14秒 | 里親情報

少し大きくなってから譲渡した 耕太郎。

たった2年間の飼育でしたが、

大変な治療を受けるご主人の支えとなっていたワンちゃんです。

年の明けた先日 

ご家族から ご逝去されたご連絡を頂きました。

奥様も高齢でこの先飼い続けていくのも不安なようです。

良縁がありましたら、飼うもの、飼われるもの、共に幸せになっていただけるように 祈るばかりです。

記憶の上では 人懐きは良かったように記憶していています。

北海道犬ですから すぐとはいきませんが 少しおやつをやったりして慣らすと素晴らしい伴侶となると思います。

先日は

岩手の方からも 自分の畑だけは熊などからの被害がない、とお手紙を頂きました。

北海道犬は畑と自分の家族を守る、素晴らしい伴侶犬です。

 

新しく家族になっていただける方は下記に連絡をして譲渡方法などくわしくお聞きになって下さい。

よろしくお願いいたします。

 

連絡先 : 東(あずま)さま

電子メールアドレス 

whp11mne51ra2ayacchi@ybb.ne.jp

連絡先 携帯番号   090-5079-4971

 

 

以下、息子さんから頂いたお手紙です。

ご家族に相談しないで買うとは・・・なんか、日本のお父さんだったんですね。

良縁をお祈りいたします。

                            

はじめまして。

○○ ○○の息子の○○ ○○と申します。

先日私の妻より、父の残した犬の件のご相談にのっていただきありがとうございました。

父が犬を飼うと言うことを、正直連れてくるまで父以外は全く知らず。

母に至っては、犬が大の苦手という状態でした。

耕太郎が我が家に来て、最初のウチは、母も逃げ回るように家の中を

走り回り、耕太郎は遊んでくれてると思い、母の後を追いかけ回すというように

母も慣れるしかないという状態でした。

父に病気が見つかったのは、その年の春のことでした。

病名は「肺癌」一年持たないだろうと医師から宣告を受けました。

入院のため札幌の病院へ行く中で

耕太郎には非常に寂しい時間を過ごさせてしまったのではないかと

思っています。

父も帰ってきたときは、耕太郎と過ごす時間を楽しみにしていて

耕太郎のためにも病気に勝つんだと意気込んで、抗がん剤治療を頑張っていました。

その頃は、父が入院している時は近所に住む、犬が好きな私の従兄弟夫婦が散歩などお世話をしてくれていました。

二週間入院しては退院し、家に数週間居て、又入院の繰り返しでした。

その間に耕太郎は、何度も主人を失った思いをしていたのかも知れません・・・

母も徐々に耕太郎との距離感を詰め、エサをやったり出来るようになりました。

父が右腕に、癌の転移が見つかり、足にも転移している状態で、

耕太郎との散歩も出来なくなり

母が散歩に連れて行くようになりました。

あれだけ犬が大嫌いだった母も、耕太郎だけは、触れるようになり、散歩も出来る状態です。

しかし耕太郎の力で引っ張られるので、

足や腰を痛め、現在も整体院に通いながら、毎日朝晩の散歩を行っています。

本来であれば私が、父の残した耕太郎も含め責任を負わなくてはならないと思うのですが、

仕事の関係上、二年おきに転勤があり、動物を飼うことが出来ません。

また、羽幌や札幌から離れた函館に住んでいるということも、

母や耕太郎には申し訳なく思っています。

現在耕太郎は、札幌に居ます。

母の希望は、もし大切に飼っていただける人が居るのであれば

その方に大切にしていただきたいとのことです。

一人で勝手に決めて

すぐに一人で逝ってしまうなど

非常に自分勝手だった父でしたが

一番被害者は耕太郎であるのは間違いありません。

人間の勝手さに振り回されて

大変申し訳なく思っています。

耕太郎の写真を数枚送信いたします。

よろしければホームページなど掲載をお願いします。 

                                 ○○ ○○

 追記

無料譲渡で全くかまいません
また寂しい思いをたくさんさせてしまいましたので

末永く愛情を注いでいただければ

それ以上望むことはありません。

血統書ですが、現在羽幌の自宅にあるため

近日中に取りに行きFAXまたはメールさせていただきます。

 

 

 

コメント (6)
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