Makoqujilaの蝶散歩Ⅱ

【蝶-217】ヤマウラギンヒョウモン

この週末は土日とも日中用事がつまっていて蝶を見に行けないので、恒例の種別の蝶の紹介です。

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ウラギンヒョウモンはサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンとヒメウラギンヒョウモンの3種であることが発表されてしばらくたちますが、外見での識別は翅の形状や色の傾向といった微妙なものであり、撮影条件によって安定しないため、確実な同定は不可能、、、ということで、おそらく「ヤマ」だろうという写真を集めてみました。慎重に同定したつもりではありますが、自信なしでございます。。。※同定の参考:蝶鳥ウォッチング
★人生初見:1974年7月(おそらく「ヤマ」)



2024.7.21 長野県
この種は沢山いて撮り放題でした。


2024.7.14 北海道



2023.8.17 長野県(高山帯でしたがサトかも、、、)


2023.7.22 長野県 これは典型的な「ヤマ」の翅形ですね。


2021.7.22 長野県 これも典型的な「ヤマ」の翅形。


2021.6.26 北海道 これは前翅がまるっこいから「ヤマ」ですね。



2020.8.29 長野県 ヤマっぽいですね。


2020.7.18 福島県
これは、ヤマっぽい。。。同じ空間にサトっぽい子もいたので、混棲するのかなー???


2020.6.20 山梨県 ヤマ?


2018.7.15 日光市 ⇒ 翅の形状と色合いから、ヤマ?



2018.6.4 丹波山村 ⇒ 翅の形状と色合いから、ヤマ?


2017.7.22 磐梯山麓 ⇒ 翅の形状と色合いから、ヤマ?


2014.6.29 丹波山村 ⇒ 翅の形状と色合いから、ヤマ?

年1回6月~発生。越冬は幼虫。食草はスミレ科のタチツボスミレなど

[蝶217、タテハ52]

・前回のチョウ紹介は:リュウキュウウラナミジャノメ
・前回のタテハチョウ紹介は:タイワンキマダラ
・もともと同じ種だったのは:サトウラギンヒョウモン
・典型的な本種を撮った蝶日記は:酷暑の栃木遠征



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コメント一覧

makoqujila_goo
ryoi様
コメントをありがとうございます。また貴重な情報もありがとうございます。論文が出てしまえば新種認定が確定ではなく、確定まではいろいろな反論などにも対処していく必要があるということですかね。いずれにしても外見で見分けのつかない別種はあまり増えてほしくないと個人的にも思います。
ryoi
こんにちは。(ryoiと申します→虫愛づる記録)
ウラギンヒョウモンには会ったことはないのですが、名前が印象的なので気になる存在でした。
日本鱗翅学会ではヤマウラギンとサトウラギンを別種としては認めていない、と聞いたことがあります。
理由は「性標上の発香麟や交尾器の顕微等の総合的的な判断を要する」からだそうです。
気になりますね。
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