ゴマシジミは三齢幼虫まではワレモコウの花を食べ、その後、クシケアリの巣に運ばれ、アリに甘い液を与えます。が、なんとその代わり?アリの幼虫や蛹を食べて育つという驚きの幼少期を過ごします。前掲のクロシジミ同様、近年極端にその数を減らしている一種です。私は子供の頃に霧ヶ峰で採集したことがありますが、大人になってからは霧ヶ峰では会えていないです。富士山麓で2011年に再会できた時は嬉しかったです(ただし、その年は撮影には失敗。。。)
★人生初見:1974年7月
2019.8.13 松本市
2017.7.29 富士吉田市
2015.8.13 富士吉田市
2011.8.21 富士吉田市
霧雨の中、薄暗かったためか、貴重なゴマシジミにピントが合わなかったのがとても悲しかったです。
2018.8.13 松本市 おそらくクシケアリ
年1回発生(7月下旬~8月) 越冬は幼虫幼虫は4齢前期までは、バラ科のワレモコウやカライトソウの花穂を食べ、以降はクシケアリの巣中で蟻の幼虫などを食べる。
[蝶138、シジミ34]
絶滅危惧IA類CR(関東・中部亜種)、絶滅危惧IB類EN(中国地方・九州亜種)、絶滅危惧II類VU(中部高地帯亜種)、準絶滅危惧NT(北海道・東北亜種)
・近隣種のオオゴマシジミのブログはこちら:オオゴマシジミ
・チョウ類保全協会のイベントでも話題になりました:第14回 チョウ類の保全を考える集い
・初見はここ:車山高原(1974)
・記念すべき蝶日記初登場は:お盆の山梨遠征
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