[2020.2.11追記]ヒョウモンチョウは2017年から「北海道・本州北部亜種」と「本州中部亜種」が別種とされました。が、幸い私がこれまでに撮影したものはすべて本州の中部亜種でしたので、下記はそのまま、コウゲンヒョウモンとします。
-----追記ここまで-----
ヒョウモンチョウはナミヒョウモンとも呼ばれる中型のヒョウモンチョウです。主に高原地帯に生息し、類似種のコヒョウモンにくらべると乾燥した環境を好むと言われています。私は、子供の頃車山で採集したことがあり、高原に行けば普通に見れると思っていたのですが、現在は準絶滅危惧種となっており、再会には時間を要してしまいました。ときどきコヒョウモンと区別のつかない個体もいてややこしいですね。。。
★人生初見:1974年7月
2024.7.21 長野県
2023.7.22 長野県
ミヤマシロチョウのポイントの近くにて。健在で一安心。
2023.7.22 群馬県
上と同日、ホシチャを探しに行ったらこっちにもいました。最初コヒョウモンと思っていましたが、翅形がコウゲンぽいので慎重に他の特徴に関しても比較検討した結果コウゲンヒョウモンと結論付けました。
2017.7.17 霧ヶ峰
2016.7.16 群馬県
2015.6.25 群馬県 きれいな個体はこの時期だったんですね。
2014.7.30 富士山麓
2014.8.13 群馬県
年1回発生(6月下旬~)越冬は2~3齢幼虫。食草はバラ科のワレモコウ、オニシモツケ、ナガボノシロワレモコウ
[蝶104、タテハ25] 絶滅危惧II類VU(本州中部亜種)
※準絶滅危惧NT(北海道・本州北部亜種)←キタヒョウモン
・前回のタテハチョウ紹介は:ウラギンスジヒョウモン
・豹紋つながりは:ミドリヒョウモン、ギンボシヒョウモン、サトウラギンヒョウモン、コヒョウモンモドキなど多数。
・初見はここ:車山高原(1974)
・初撮影の時の様子は:涼しい富士山麓へ
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おまけ写真
2023.7.22 群馬県
2015.7.19 長野県
2015.6.25 群馬県
2014.7.30 富士山麓
参考掲載:今のとこコヒョウモンと思っているけど実はヒョウモンチョウかもという微妙な写真。
2012.8.15 山梨県
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