6月になりました。
関東地方はまだ梅雨に入ってないようですが、気温は高くどんよりな空…
コロナワクチンも進んでいますが、皆様、お元気でお過ごしですか?
さて、今日は、そんな中、当楽団のフルート奏者、茂木氏より朝顔の素敵な映像が届きましたので、ご紹介させていただきます。
朝顔といえば思い出すのが、観察日記…
小学校に入ってすぐ、朝顔の種と小さなプラスチックの植木鉢を渡されて、毎朝、観察日記を書く宿題がありましたが、私は、種を植えた鉢を持ち歩いている最中に転んでしまい、せっかく植えた朝顔が台無しになった記憶があります。そこで、あらためて、家の庭に植え直して毎朝観察したら、薄紫や青、赤、色とりどりのお花が朝に開き夕に閉じ、とても嬉しくなったのを覚えています。また、ツルもいろんな所にあっという間に巻き付いてどんどん伸びて行くので、こんなに華奢で細いのに凄いなぁと、驚いて眺めていました。
さて、朝顔をウィキペディアで調べてみると~
アサガオ(朝顔、牽牛花、学名: Ipomoea nil 、英:Morning glory)
ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。中国語で牽牛。日本では「蕣」の漢字も当てられる。
つる性。葉は広三尖形で細毛を有する。花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花する。1つの花は,外側からがく、花弁、おしべ、めしべを有する。5枚の漏斗状の花弁は融合し、漏斗状になっている。それぞれの花弁の中央に、放射状の中肋(アサガオでは特に「曜」と呼ばれる)が走っている。子房は3つの子房室からなり、各子房室には2つの胚珠がつくられる。
あまり馴染みのない言葉も多かったので、ここで、更に「朝顔、曜」で検索してみると、面白いページを発見しました。
朝顔の生理学←この文字をクリックして下さい。
このページは総合研究大学院大学共同研究プロジェクト「生物形態資料画像データベースの構築」により、
法政大学教授月井雄二の協力のもとに、静岡大学名誉教授米田芳秋制作の「アサガオ類画像データベース」
の一環として、新潟大学理学部生物学科教授和田清俊によって制作されたものです。
特に「開花のしくみ」は、わかりやすく面白かったです。
それでは、茂木氏の映像をどうぞ!
asagao
動画は写真界では一般的なタイムラプスという手法で作成しました。朝6時から10時までの間、3分のインターバルで撮影した静止画像を次々に表示させることにより動画になります。動画作成ソフトはフリーのSirius Compです。インターバル撮影ができるカメラがあれば、インターネットに数多く載っている使い方を参考にして簡単つくれます。ソフトのダウンロードは以下。
http://phaku.net/siriuscomp/
私が朝顔で連想するのは、私と同じ石川県出身の俳人・加賀千代女(かが の ちよじょ、1703年 - 1775年)の句「朝顔に つるべ取られて もらい水」です。中学の図工の時間に団扇を作って絵を描く課題があり、私はこの句に添えて朝顔の絵を描いたのでした。この句は千代女が35歳の時に、「朝顔や~」と詠み直したそうです。同志社大のウェブサイトに「朝顔や~」の方の句を題名としたページがあり、この句の解説をしてあります(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2015-09-14-09-00)。そこには、『本場の金沢では「や」の方を奨励している』とあります。私は石川県の中でも金沢市の出身ですが、これは聞き始めです。私が金沢を離れた後に始まった奨励でしょうか。なお、千代女の出身地は、詳しくいえば金沢ではなく、現在の白山市というところです。
朝顔から、このように奥深く発展させていかれるとは、さすがなお二人さんです
これからも、よろしくお願いいたします