ジオ・ジャパン～絶景列島を行く（１）「九州・沖縄」

日本の大地の物語を地域ごとに描く「ジオ・ジャパン絶景列島を行く」。
第１集は火山密集地帯の九州と火山のない沖縄。
対照的な世界だが双方に驚きの大変動が進行していた。

【出演】巽好幸，三浦大助，鈴木桂子

大地の秘密を解き日本列島誕生の物語を地域ごとに描く「ジオ・ジャパン絶景列島を行く」。
第１集は、九州と沖縄。九州はカルデラと呼ばれる巨大火山が集中する「火の国」。
たび重なる火山活動により大地がつくられてきた。
一方、沖縄の活火山はわずか１か所。
火山が少ないので日本一のサンゴ礁が発達する。
九州と沖縄は正反対の世界だが、どちらも日本では珍しく「強く引っ張られている大地」。
実は驚きの変動が静かに進行している

17の火山が集まる火の国、九州
九州と沖縄はユーラシア大陸から離れるとき1,400万年前つながっていた。

屋久島：花崗岩でできている。
千尋（せんひろ）の滝
永田岳
フィリピン海プレートが北東へ移動
若くて熱いマグマ
カルデラ噴火は通常噴火の数千倍以上の力
マグマが10キロ以上の深さで固まると花崗岩に
花崗岩は軽いので浮力で大地を持ち上げる

屋久杉
樹齢3,000年の縄文杉
年間4500ミリの降水量
土がながされ栄養分がながされてしまう。
抗菌作用の油がながされない。
ゆっくり成長するので、年間成長1ミリ

1,400万年前巨大噴火
再度100万年前巨大噴火・・8個

桜島噴火・秒速40ｍの速さで噴火

鹿児島湾：巨大カルデラ
櫻島：寄生火山
姶良カルデラ
喜界カルデラ
薩摩硫黄山
高さ100ｍ
外輪山

阿蘇山
外輪山
2番目の大きさ
1位は屈斜路カルデラ
9万年前の噴火、富士山の1,400倍

10ｃｍの火山灰が降ると日本のインフラは壊滅

九州・・・南東に大地が動いている
急にフィリピン海プレートが急に落ち込んでいる
冷たく重い厚さ50キロのフィリピン海プレートの九州への沈みこみ
3,000万年前、日本列島がユーラシア大陸から分離したのと同じ原理


高千穂峡
馬門橋
二俣橋
アーチ型橋


シラス台地
鹿児島の面積の５２％がシラス台地
お茶、

琉球
九州より強く南東に引っ張られている。
フィリピン海プレートが沈み込む角度が急

強い酸性の海では珊瑚は溶けてしまう。
火山の影響を受けないところでしか生きていけない

養殖モズク・・・掃除機で吸い取る

裂け目
沖縄トラフ
深さ2,000ｍ
1000万年前には存在していない


別府温泉
島原

将来、九州は北西と南西に分裂