ねぇ、ちょっときいて!           宇和島の一心です(^v^)♪

宇和城の元三の丸跡に建つ料理屋です
賄い料理や日々の出来事を綴ります

青年とビーツ

2025年01月19日 | 

 

農家をしている青年がいます。

彼は、実は農業経験は皆無、

しかし何らしかの事情があって

宇和島に住みまだ数年、

手探りでボチボチやっていましたが

もうすぐ、宇和島を離れることになりました。

野菜作りを始めたころ

おじいさんが遺してくれた畑で育てた野菜が

とても美味しくて、私も分けてもらってたんです。

もうあの野菜が食べられなくなるなんて・・・

とても淋しくてなりませんが、仕方無いです。

 

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ある時、彼が言いました。

 

「何か『これ作って?』っていう野菜ありますか?」

 

もう私もその話をした時期を忘れてしまっているのですが

野菜によっては作る時期もあるのでしょうから

作って!とお願いしたところで可能かどうか?もわかりません。

でも、珍しい野菜や

宇和島ではめったのお目にかかれない野菜を

どうにか美味しく料理することが大好きな私は

とある道の駅で手に入れた【ビーツ】を思い出しました。

それを提案したところ、植えてくれたようでした。

 

ビーツは赤い根野菜です。

収穫後は冷蔵庫に入れてると長持ちしたので

それはそれは重宝に使えました。

漬物や酢の物にすると

鮮やかな自然の赤がきれいに発色します。

 

しばらくすると、「ビーツができたけど要りますか?」

と、彼から連絡がありましたが、ただし・・・

「生育がうまくいかずまともな品にはなってないです」

とのことでした。

 

私がもらい受ける以外に、誰がこれを使えるでしょうか?

可能な限り、葉も付けた状態でもらいました。

 

水洗い後、葉はゆでて、葉と茎部分を分けました。

でも、

これを使う時が来るかどうかは、私も不明でした(笑)

私は本来のビーツの使い方を知らないのですから。

 

とりあえず丁寧に下ごしらえして冷凍保存しておいたのです。

 

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朝早くから畑へ行き、

畑を耕し肥料をやって育てた野菜は

ほとんど葉野菜のようでしたが

道の駅に出しても完売するほどになっていたそうです。

 

全てのものが値上がりする昨今、

”こんなに高いなら食べなくてもいい”

と思ってしまう食品類。

健康に影響ない物なら特にそう思う人も多いかと・・・

でももしそれらを買ったなら

皮も一番外側の葉も、可食部分は

捨てる部分なく、なるべく丸ごと食べたいです。

野菜の命と農家さんの手間が無駄になりませんように。

 

 

ふと、冷凍室の中を物色していた先日、

奥から出て来たあのビーツの葉。

 

ついこの間、ようやく日の目を見ることに!

 

この話はまた後で・・・

 

 

 

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