学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

楽しいと感じるのは、新鮮で愛着があるから

2022-10-13 06:13:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今週、三重県に引っ越しをしました。

今回は、楽しさについて書きます。

❤︎新鮮な気持ち

新鮮な気持ちを持ち続けるのは、
大切です。

なぜなら、
新鮮であると、
謙虚に頑張れ、
しかも楽しいからです。

❤︎いつかは色褪せる

しかし、
続けていると、
新鮮さが色あせてきます。

そして、
いつの間にか、

マンネリに、
楽しさが失われます。

だから、
楽しくあり続けるためには、
新鮮であり続けることです。

❤︎デッサンすること

美術で、
デッサンのやり方について覚えるたり、
画材の使い方・特性について学びます。

これは、インプットした知識です。

そして、
実際にデッサンし、
画材の特性を活かした作品を制作します。
これは、アウトプットです。

インプットは、知識を受け取り、
アウトプットは、その知識の活用です。

❤︎アウトプットは自己主張

インプットは、既存の知識の範疇にありますが、
アウトプットは、知識からの自己主張です。
よく芸術家は、
完成した作品よりも、
その作品を作っている過程が、
最もわくわくすると言います。

だから、
勉強も、
学んだ知識を覚えるだけでなく、
その知識を使って、
使いこなし、
自己主張してほしいと思います。

❤︎新しい素材を求める

逆に考えると、
自己主張するために、
たくさんの素材を求める、
つまり、
たくさんの知識を求める必要性が出てきます。

そう考えることができると、
学ぶもの全てが、
新鮮に感じるのではないでしょうか。

なぜなら、
今勉強していることを、
これからどのように使って展開させようかと、
わくわくして考えられるからです。

❤︎まず、学んだことを自分の言葉で

まずは、
学んだことを
自分の言葉でアウトプットすることが大切です。

例えば、
英語の例文や新しい言葉を学んだら、
それを自分の言葉で作文して言い換えてみる
算数や数学で学んだ公式を利用して、
問題を作ってみる
理科で学んだことを、
生活の中で使われるか探して、
その使われ方を考えてみる……

❤︎自分の言葉で考え表現すると愛着が湧く

勉強することは、
覚えることと問題を解くことだと考えると、
勉強は、
マンネリ化してしまい、
楽しくありません

それに、
自分の言葉で考え、
表現することを加えてほしいと思います。

自分で表現した言葉には、
愛着が湧きます。

愛着が湧くと、
楽しくなると思います。

毎日新鮮な素材をインプットし、
愛着の湧く自分の言葉でアウトプット
これが、
毎日の勉強を楽しくしていきます。

❤︎まとめ。楽しいと感じるのは、新鮮で愛着があるから

新しい素材や知識に出会うと
新鮮な気持ちにさせます。
そして、
その素材と知識を自分の言葉で表現できると
愛着が湧きます
この新鮮な感情と愛着を持つことが、
楽しさを感じ続ける原動力です。



「遊び」は「学び」、娯楽にしない

2022-10-07 11:00:00 | 日記



こんにちは、
学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、遊びについてかきます。

❤︎子どもにとって「遊び」とは

子どもにとっての遊びは、
心身の成長には欠かせない、
食事や睡眠などと同じくらい重要なものです。

遊びの中で、
怪我をしたり
傷ついたりして
次に失敗しないために一生懸命考え、行動し、解決策を見出します。

これが、
子どもの脳を育てるのに何よりも重要です。

❤︎遊びが育てる力


❶脳や体を発達させる

遊びは、

心身の発達に大きな影響があります。

鬼ごっこなどの体を動かす遊びは、
走ることで体力の向上、
体を機敏に動かす力、
瞬発力、
判断力などを鍛えていくことができます。

さらに
ルールを守って遊びを楽しむことで
社会性を身につけ、
コミュニケーション能力を高めます。

ただ体を使うだけの遊びに見えても、
幼児の脳はさまざまなことを吸収しています。

走ること、
タッチすること、
ぶつかったり転んだりしないように体を動かすことなどを学びます。

❷創造性や柔軟性を育てる

遊びは、
独創性や柔軟性を育てます。

子どもはときに
大人が考えつかないような突飛な発想をしますが、
これは子どもの脳が柔軟で創造性に溢れているからです。

創造性や柔軟性を養うためには、
とにかく子どもに自由に遊ばせることが大切です。

最初から大人のまねばかりさせたり、
ルールで厳しく縛りつけてしまうと
独創性や柔軟性は育ちません。

独創性、創造性、柔軟性などは、
大人になってから得ようと思って得られるものではありません。

小さい頃からさまざまな遊びをして、
さまざまなものに触れて、
さまざまな考え方をすることで、
大人になってもこれらの力を発揮することができます。

❸自発的な力を育む

遊びは、
自発性を育むことができます。

よく似ているけれども
娯楽とは違います。

娯楽は、
テレビを見たり
自動で動くおもちゃで遊ぶようなとせた
受動的で、
暇つぶし的で、
蓄積性のない消費的なものです。

一方、
遊びは、
自発的で、
日常的なものであり、
その知識は蓄積されていきます。

また、
継続性があり、
日常のなかで遊びを見つけていくことができます。

❤︎子どもの心と体の発達に必要な「遊び」

❶ごっこ遊び・素朴なおもちゃ遊び

ごっこ遊び、素朴なおもちゃ遊びは、
創造性や柔軟性を鍛えます。

シンプルなごっこ遊びは、
自由な発想で遊ぶことができます。
子どもは独自のルールや楽しみ方を見つけて、脳を発達させていきます。

コミュニケーション能力を養うこともできます。

積み木などの
素朴なおもちゃ遊びは、
創造を膨らませたり、
好奇心を高めます。

シンプルで素朴さが大切です。

❷スポーツゲーム

スポーツなどのゲームは
社会性を育てます。

ルールを守ることで、
その大切さを感じ、
集団行動やコミュニケーション能力など
社会性が身につきます。

❸外で遊ぶ

外で遊ぶことで社会性が身につきます。

幼児の脳を発達させるためには、
テレビゲームではなく、
外遊びが大切です。

外で遊ぶことで、
子どもは生きていく方法を学びます。

自然に触れることで
触覚や視覚、聴覚などを刺激し、
好奇心、
想像力などを膨らませることができます。

遊具を使ったり
自然のなかを駆け回ることで、
体力、身体能力を高めることができます。

周囲の大人や同年代の子どもと接する機会が増え、
コミュニケーション能力、社会性を養っていきます。

❤︎まとめ。「遊び」は「学び」、娯楽にしない

子どもの「遊び」を
その場しのぎの娯楽にしないことが大切です。
シンプルで素朴な遊びや
スポーツゲームや
外遊びは、
子どもの脳や体に継続して蓄積していく
「学び」そのものです。

畑で子どもの自給力を⑨〜旬の野菜は、なぜ生命力が強い

2022-10-05 08:19:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、旬の野菜について書きます。

❤︎旬の野菜を食べなさい

旬の野菜を食べなさい。
それは、
生命力が強く
栄養価が高く
美味しく
免疫力や自然治癒力を高めてくれるからです。

❤︎旬の野菜はなぜ生命力が強い

旬の時期に無理なく育てるから、
元気に育ちます。

❤︎キュウリの旬は夏

キュウリを夏に育てることが、
旬に育てることです。

キュウリを冬に育てることは
難しいです。

❤︎植物の本能

それは、
植物としての本能に関わります。

野菜が持っている植物としての命に関わる深いところで、
その野菜がどのような季節で快適に生きていけるのかが刻み込まれています。

❤︎原産地の記憶

祖先の記憶が強く残っているからです。

つまり
原産地で生きていた頃の記憶がDNAとして残されているからです。

キュウリが冬ではなく夏に育てやすいのは、
原産地が夏のような気候だからです。

❤︎原産地とは何か

世界各地のさまざまな気候条件のもとで自生していた野生の植物の中から、
「食べらるれ」と思ったものを
食べやすいように改良を加えてきたのが現在の野菜です。

だからほとんどの野菜は、
日本生まれではなくて
海外のそれぞれの地域を故郷にもっています。

❤︎キュウリの原産地

たとえば、
キュウリの原産地は、
ヒマラヤ山麓の南側、シッキムという地域です。

現在のブータンやネパールのあたり。

熱帯気候や亜熱帯気候に属する地域で、
非常に雨が豊富なところです。

つまり、
一年間を通して暑く雨が多く
植物も虫も多種多様で
生存競争が激しい混沌としている地域です。

そのような気候の中で、
他の植物との生存競争に負けることなく生き延びてきました。

ということは、
そのような気候であれば
植物としては強い存在だということです。

❤︎日本のキュウリ

熱帯気候を故郷にもつキュウリが
日本でよく育つのは、
日本の一年の気候の中で熱帯気候に近い夏だけです。
春や秋は、
キュウリにとっては朝晩が寒く感じます。
そして、
体に染みついている祖先のDNAに、
寒い気温に耐えるという記憶がないんです。

キュウリにとって、
日本で快適に過ごせるのは
夏だけということです。

❤︎夏のキュウリが旬

だからこそ日本で夏に育てられたキュウリは、
キュウリにとって快適な気候であり、
元気に健康に育ち、
栄養価が高くて美味しいものになります。

❤︎野菜の歴史

野菜には、
それぞれ歴史があります。

育ってきた故郷があり、
そこで培ってきた生きるための知恵や経験があります。

野菜の原産地を知り、
歴史を知ることは、
野菜を育てていくうえで非常に重要なことです。

スイカがあんなに瑞々しいのはなぜ
トマトがあんなに甘くなるのはなぜ

そらは、
すべては故郷にいたころのDNAが教えてくれます。
野菜の歴史を知ることで見えてきます。

❤︎日本の四季はありがたい

日本でいろいろな種類の野菜を育てられるのは、
四季があるからです。

温帯気候でありながら
夏は熱帯に似ていますし
冬は寒帯気候と似ています。

だから、
熱帯を原産地にもつ野菜も
寒帯を原産地にもつ野菜も育てられます。

いろんな原産地の野菜を、
短期間とはいえ再現できる
日本の四季はすごいです。

温帯という恵まれた地域に住んでいることに
感謝しないといけませんね。

❤︎まとめ。畑で子どもに自給力を⑨〜旬の野菜は、なぜ生命力が強い

野菜が生き抜いてきた
原産地の気候にあわせて
快適な旬に育てることが、
元気に健康な野菜を育て
栄養価が高く美味しくします。



勉強は“最初の5分”がきめて

2022-10-02 09:33:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、勉強開始について書きます。

❤︎勉強は"スタート"が肝心

勉強で成果を出したいなら、
初動が肝心です。

というのは、
脳には、
実際に作業に取りかかることで
あとからやる気が高まってくる
という仕組みがあるからです。

❤︎作業興奮

初めのうちは
「面倒くさいな、やりたくないな」
と思っていても、
5分間ほど作業をしていると、
脳内のやる気の中枢である側坐核が興奮状態になります。

側坐核が刺激されると、
意欲をもたらす神経伝達物質のドーパミンが分泌され、
やる気が湧いてきます。

この現象を"作業興奮"と呼びます。

❤︎作業興奮の状態をつくり出すために

単純かつ簡単な作業から始めることです。

創造的な作業や思考を要する作業は、
たびたび手が止まるので、
作業興奮を引き起こすのには向きません。

だから、
「勉強するのが面倒くさいな……」
と感じるときには、
どれだけ気が乗らなくても、
とにかく着手しましょう。

❤︎5分はあっという間

とはいえ、
「何をやろうかな」
などと考えながらぼーっとしたり、
スマートフォンを手に取ったりしてしまえば、
5分なんてあっという間に過ぎてしまいます。

❤︎5分で行なう勉強は"小さなもの(ベビーステップ)"でいい

ベビーステップとは、
行動を起こすとき最初に踏み出すべき、
赤ちゃんのような小さな一歩のことです。

どんなに疲れていても、
どんなに面倒でも、
小さな一歩を踏み出すことが、
行動を起こし習慣化するためのコツです。

ベビーステップのポイントは、
"面倒、不安"といったマイナス感情が出てこなくなるレベルにまで、
ハードルを下げることです。

そしてそれを継続するには、
初動のハードルを下げてでも行動をゼロにしないことが大事です。

❤︎このベビーステップの勉強

たとえば、
テキストの1ページだけ読む
問題集の第1問だけ解く
単語を3個だけ覚える
用語とその意味をノートに2個書きとる
1ページだけ音読する

このようなベビーステップで取りかかれば、
5分経つ頃にはやる気が出てきて、
もう1ページ、さらにもう1ページ……
と進めることができるます。

❤︎隙間の5分も大切さ

何かをする合間、
例えば、
待ち時間になどの、
隙間時間の5分も、
大切にしたいです。

1日のなかで、
5分のスキマ時間が5回あれば25分。
30日積み重なれば、
10時間の時間を確保できます。

この時間を
リラックス時間に充てるものいいですが、
勉強にあてると
知識レベルに大きく上がりますね。

❤︎まとめ。勉強は"最初の5分"がきめて

勉強開始の5分は、
文を読んだり単語の暗記など
小さいことから始めましょう。
作業興奮状態になります。
神経伝達物質のドーパミンが分泌され、
脳のやる気中枢が活性化します。


「集中しなければ」というプレッシャーは必要ない

2022-09-28 15:20:00 | 日記



こんにちは、
学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、集中力について書きます。

❤︎「集中しなければ」というプレッシャー

「集中しなければ、集中しなければ」
と自分にプレッシャーをかけすぎて、
むしろ勉強がはかどらない状態になります。

必要に応じて集中モードを切り替え、
そのときのモードに適した勉強を行なうようにすれば、自
分を追い詰めることなく勉強がはかどるはずです。

❤︎4つの集中モード

ほとんどの人は “集中” を、
目の前の課題に没頭することだと認識しています。

集中はもっと柔軟で幅広いもので、
4つの集中モードがあります。

❶入門集中「外に、狭く」

意識が外部の、
狭い範囲に向けられている状態です。

一般的にイメージされる“集中”はこれです。

新しい情報を取り込もうと注意を向ける、
あるいは仕事や勉強に打ち込むモードです。

❷記銘集中「内に、狭く」

意識が自分の内部の、
狭い範囲に向けられている状態です。

1つの課題に対して思考し続けている状態で、
課題解決型の集中力です。
また、
新たに取り込んだ情報を強く記憶に残して学習に導きます。

目を閉じて考えたり、
思案しながら何かを思い出しているモードです。

❸俯瞰集中「外に、広く」

意識が外部の、
広い範囲に向けられている状態です。

記憶と経験に基づいて、
俯瞰的、大局的に物事をとらえて判断をくだしたり、
直感的に意思決定を導くモードです。

❹自在集中「内に、広く」

意識が自分の内部の、
広い範囲に向けられている状態です。

意識を離れ、
ありのままの脳が自由自在に、
脳内の情報を展開させます。

想像、妄想、創造のモードです。

❤︎集中の4のモードを意識する

1つの集中モードに偏り
「あー集中できない」
と勉強を諦めてしまうことが問題です。

それぞれの集中モードの有用性を無駄にしないように、
4つの集中モードを意識すれば、
無駄なく、効果的に勉強できるはずなのです。

❤︎集中モードを意識した勉強法

4つの集中のモードは、
“入門集中”を起点に、
ほかの3つをうまく絡ませ活用していくのが理想的です。

❤︎新たな物事は、“入門集中”モードで

初めて勉強する箇所は、
“入門集中”モードで取り組むのが最適です。

対象以外に気を散らすものを極力なくすことがポイントです。
たとえばスマホを遠ざける、
机の上を整理する、
必要なものを取り出しやすくしておくなどです。

❤︎理解、解決、思い出すは、“記銘集中”モードで

入門集中でインプットした情報の理解を深めたい、
そこから解決策を見いだしたい、
あるいは勉強した内容を思い出したい場合は、
“記銘集中”モードです。

テキスト等を閉じる、
目を閉じるなど、
視覚情報を“無”か“シンプル”にすることがポイントです。

目を閉じるか、
上を向くなどして視覚情報を遮ると、
視覚に関与する脳領域が忙しく活動はくなります。

❤︎全体の把握、要点を絞るは、“俯瞰集中”モードで

初めての参考書を使う際は、
まず“俯瞰集中”モードで全体像を把握してから、
そのあと“入門集中”モードに切り替えます。

また、
直感的に要点を絞る、
直感的に要・不要を分ける際にも適したモードです。

この“俯瞰集中”モードに切り替えるコツは、
視線を一箇所に留めないことと、
広範囲で見ることです。

たとえば文章を読むときは、
すばやく滑らせるように読むか、
文字をたどるのではなく段落ごとに見て、
段落単位で視線を移動させるイメージです。

❤︎アイデア創出、問題解決は、“自在集中”モードで

アイデアを出したいとき、
問題を解決したいときなどに、
あえて自分がボーっとできる状況をつくります。

それが切り替えスイッチになります。

たとえば、
散歩、シャワー、窓の外を眺める、コーヒーを飲む、ただ部屋を歩き回るなどです。

❤︎まとめ。「集中しなければ」というプレッシャーは必要ない

集中には、
外に狭く集中、内に狭く集中、外に広く集中、内に広く集中
この4つの集中モードを意識すると、
集中の方向が明確になり、
学びのパフォーマンスを高めることができます。