学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

何気ない一言が、 子どもの脳に傷を残す

2022-02-27 12:52:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、"脳の傷""心の傷"について書きます。

❤︎マルトリートメント(maltreatment)

虐待というと、穏やかではありませんが、

虐待は、体罰だけではありません。
”言葉”による虐待もあります。

また、
もう少し広い意味で捉え
不適切な養育、子どもの健全な発育を妨げることをマルトリートメントと言います。

❤︎これは、マルトリートメント

ついイライラして、
子どもに八つ当たりし、
きつい言葉を浴びせてしまう。

同じ行動を、
親の気分で叱ったり叱らなかったり

❤︎これも、マルトリートメント!

仕事や家事に追われて、
子どもが話しかけてきても聞いてあげない。

大人しくしてくれるからと
スマホやタブレットを与えて子守りをさせる。

子どもを家に残して数時間外出する

子どもの前で激しい夫婦ゲンカをする

子どもは嫌がっていることを
「あなたのため」と言って続けさせる

❤︎子どもは思うようにならないのは当然

子どもと向き合うことは、
思うようにいかないことのほうが大半です。

しかし、
子どもを何とかしようとして、
親の何気ないひと言や行動が、
子どもの脳を傷つけ、
下手をすれば、
子どもの一生を左右してしまうこともあります。

❤︎脳の育ちは、"こころ"の育ちと密接に結びついている

"こころ"がどこにあるか?
についての考え方はいろいろです。

しかし、
喜怒哀楽といった感情を起こさせたり、
情動をコントロールしたり、
自己肯定感や他者への共感をもつことができたりするのも、
それを司る脳の領域が、
健全に育っているからこそです。

❤︎"感受性期"という育ち盛り時期

年齢と脳の発達には関係性があり、
しかもそれぞれの領域に
”感受性期”という育ち盛りの時期があります。

❶3~5歳
記憶と空間認識を司る「海馬(かいば) 」の感受性期

❷9~10歳
右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」の感受性期

❸6~10歳
音や言葉をキャッチして理解する「聴覚野(ちょうかくや)」の感受性期

❤︎”脳の傷”

もし、
この成長期に
何らかの大きなストレスや小さなストレスを受け続けると、
脳はダメージを負い、
縮む、肥大するなど、
本来と異なる形や大きさに変形してしまい、
実際に〝脳の傷〟となってしまいます。

❤︎"脳の傷"ができた子どもにどのような症状が出るのか?

傷ついた脳をもつ子どもたちには、
学習意欲の低下、
無気力、
非行、
うつ病……

❤︎マルトリートメントと気づいたら

親の何気ない言葉が、
子どもの脳にダメージを与えることがあり、
マルトリートメントになります。

つい、
うっかり言ってしまった場合は、
子どもに寄り添い、
その後のフォローをしっかりして、
繰り返さないこと、
習慣化しないことが大切です。

❤︎まとめ。何気ない一言が、 子どもの脳に傷を残す

親は子どもの虐待とは無縁ではありません。
何気なく発した言葉が子どもの脳に傷を残します
大切なのは、
どういうことが虐待か知ることです。
そして、ハッと気づいたら、
子どもに寄り添い
子どもの脳に優しく語りかけましょう!


中学受験の文章問題は、思い描く力と考える力を磨く

2022-02-25 19:54:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
 
今日は、中学受験の文章問題について書きます。
 
中学受験の算数の文章問題は、
難問であり、
良問です。
 
❤︎算数の長文問題を”図” で表すことで、考える力が身につく

そして、
算数の文章問題に関連した図を
丁寧に描けるようになると、
問題もきちんと考えることが
できるようになります。
 
問題を3問見ていきたいと思います。

❤︎問題❶平均の問題

A町からB町まで時速6㎞の速さで歩き、同じ道を通ってA町まで時速4㎞の速さで歩いて帰りました。
往復の平均時速は、何㎞になりますか?

この問題を、(6+4)÷2と式を書いて、
平均時速は5㎞ではありません。
 


❤︎問題❶を考える

①時速と平均時速の違いは?

②A町からB町までの距離を仮に決めてもいいのかな?

③距離を何に決めても同じ答えが出てくるのは、なぜ?

❤︎問題❷速さの問題

歩く速さの違う人が、同じ場所から、時間を変えて出発する問題があります。
例えばAさんは1分間に50m進み、Bさんが70m進むとしましょう。
そしてAさんが出発してから2分後に、Bさんが追いかけたとします。
これは図を正しく描くことができれば解けます。
 



❤︎問題❷の考える

①BさんはAさんに、1分間に何mずつ近づいているのか?

②では、1分間に20mずつ近づいていくのはなぜか?

③100÷20=5、この式はどういう意味があるのかな?

❤︎問題❸川の流れを考える問題

7.5㎞はなれた川下のA町と川上のB町の間を、船が行き来しています。
今、両町から、2せきの船が同時に出発しました。
2せきの船の静水での速さはいずれも分速250mで、この川の流れの速さは分速50mとします。
B町からA町へむかっていた下りの船が、B町を出発してから20分後浮き輪を落としたことに気づき、その浮き輪を拾いに戻ったため2せきの船は同時に両町に着きました。
下りの船が浮き輪を落としたのは、B町から何㎞地点でしたか。

これは長文です。
一文ずつを図に描いていきます。



❤︎問題❸の考え方

①浮き輪を落とした地点をC、それに気づいた地点をD、浮き輪を拾った地点をEとする。
7500m÷200m/分=37.5分(上りの船がAB間にかかった時間)
7500m÷300m/分=25分(下りの船がAB間にかかる時間)
37.5分-25分=12.5分(下りの船がDE間の往復に要した時間)

②DE間の上りと下りにかかる時間の比は、上りと下りの速さの比の逆比になるので、DE間:ED間=3:2
12.5分÷5×3=7.5分(下りの船がDE間を上るのにかかった時間)

③下りの船が、浮き輪を落としたことに気づかずCからDまで下り続けた時間と、気づいてから浮き輪の所まで戻るのにかかる時間は等しいので、下りの船がCD間の下りにかかった時間は、7.5分である。
20分-7.5分=12.5分(下りの船がBC間にかかった時間)

よって、BC=300m/分×12.5分=3.75km

❤︎問題❸を考える
.
①同じ距離にかかる時間の比と速さの比が、逆比になるのはなぜ?

②CD間の下りとDE間の上りにかかった時間が等しくなるのはなぜ?

長文問題でも、一文ずつ、その内容を図に表していくことが考えるスタートになります。描いていくうちに、この問題なら浮き輪を取りに戻るところを、どのように表せばよいかを考えるはず、考える訓練になるのです。

❤︎正解を導くまでの“過程”そのものが大切

長文の文章問題ほど、
考える訓練には適していることになります。

ややこしい問題文を読んで、
まずどういう状況になっているのかを図に示します。

状況が理解できれば、
次は何が問われているのかに注目します。
最初に描いた図で良いのかどうかを考えます。

このプロセスそのものが考える訓練になります。
その時、
正確に図を描くことだけは徹底します。
緻密に考えるためには、
細部をゆるがせにしないことが必要です。

❤︎まとめ。中学受験の文章問題は、思い描く力と考える力を磨く
 
中学受験の算数の問題は、
問題を図に正確にイメージし、
自分の持っている算数の知識をフル活用しながら考える力を育て、
深い思考力を身につけることができるようになります。
 
そして、
この深い思考力は、
中学受験の対策だけでなく、
中学・高校の学習の深い理解につながり、
大学受験にも大きな力を発揮していきます!

"言葉"で愛情表現

2022-02-24 15:54:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

愛情表現には、2つあります。
"スキンシップ"と"言葉"です。

今回は、"言葉"による愛情表現について書きます。

❤︎愛情習慣として、愛情を言葉にする

自己肯定感は、
自分ひとりでは身につけることはできません。
乳幼児期に無条件に愛されて受け入れられる体験を通して
育まれるものです。

そして子どもは、
"親が自分をどう見ているのか"
という判断基準から、
自分自身の価値を決めていく傾向があります。

親から自分のよい部分をほめられたり、
「大好きだよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「かわいいね」
「あなたはお母さんの宝物」……
自分の存在そのものを認められたりすることで、
子どもは親の無条件の愛情を実感するようになります。

それにより、
自己肯定感がぐんぐん高まっていきます。

❤︎子どもは誕生日が好き

子どもは、自分の誕生日が好きです。
なぜなら、
「おめでとう」と無条件にお祝してもらえるからです。

この無条件が大切です。

いつでも肯定的に子どもを受け入れ、
子どもを"変えよう"という意識を捨てて向き合えば、
子どもは安心して新しいことに挑戦し、
たとえ失敗しようが、
思いきって難題にも挑むようになります。

❤︎無条件が、自己肯定感を高める

「大好きだよ」
「大切に思っているよ」
「あなたがいてくれるだけで幸せ」など、
親から伝わる無条件の肯定的な言葉によって、子どもは自らの価値や存在意義を肯定できるようになります。
それが「自己肯定感が上がる」ことにつながっていきます。

❤︎子どもに愛情を伝える4つの方法

日常生活のいろんな場面で、愛情を言葉にしましょう。

❶子どもが落ち込んでいるときこそ深い愛情を伝える

子どもが落ち込んでいる様子を見るのはつらいものです。

そんなときは、
「どんなことがあっても、お母さんとお父さんはあなたの味方だよ」
「○○ちゃんは私たちの宝物だよ」と、
ありのままのわが子を肯定する言葉をかけてあげましょう。

"自分は自分のままでいいんだ!"と、
子どもの自信につながります。

❷"当たり前のこと"をあえて言葉にして伝える

「ただいま!」と帰宅した子どもに対して、
ただ「おかえり」とだけ言うのではなく、
「今日も無事に帰ってきてくれてよかった」とひとことつけ加えてみると、
子どもはより自分が大事にされていると実感できます。

「いつも元気でいてくれてありがとう」
「今日も○○ちゃんと一緒にいられて嬉しいな」なども、
心のなかで思っているだけではなく、
口に出して伝えることが大事です。

❸手紙やカードで愛情を伝える

口では言いにくいことを手紙やカードに書いて伝えるのも効果的です。

文字に書いて手渡すことで、
その言葉は子どもの人生を支える宝物になることもあります。

これから先の長い人生で、
壁にぶつかったとき、
親からもらった手紙を読み返して、
その壁を乗り越えられるかもしれません。

離れていてもわが子を元気づけ、
自信を与えることができるのは、
無条件の愛情を感じられる言葉だけなのです。

❹写真を見ながらだと伝える

子どもが何かを頑張っている姿や、
なにげない日常の写真を家に飾ったり、
その写真を眺めながら子どもをほめることです。

子ども自身が
"自分は愛されている"
"存在価値を認められている"
という肯定的な感情を抱きやすくなります。

写真を見ながら
「このときの○○君、頑張っていたね!」などと伝えると、
より自然に子どもをほめることができます。

❤︎言葉も、母親は “優しく” 、父親は “元気に”

子どもは、
母親の言葉を聞くと、
精神が安定して脈拍や呼吸数が少なくなり、
父親の言葉を聞くと、
"楽しさ"を期待して脈拍や呼吸数が増えます。

❤︎まとめ。"言葉"で愛情表現

「生まれてきてくれてありがとう」
無条件の言葉をかけたり、
あまり前の気持ちをあえて言葉で表わしたり、
時には、文章で思いを伝えたり、
子どもの写真を見ながら話したり、
"言葉"の愛情表現を習慣にすると、
親子の愛情をますます深まり、
子どもの自己肯定感を高まります。



"7秒ハグ"で愛情表現

2022-02-23 18:39:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

愛情表現には、2つあります。
"スキンシップ"と"言葉"です。

今回は、"スキンシップ"について書きます。

❤︎愛情表現の役割

愛情表現の役割は、
良好な親子関係を構築すること
そして、
子どもの自己肯定感を育んでいくことです。

❤︎スキンシップの効果

スキンシップには、
"愛情ホルモン"と呼ばれる
オキシトシンの分泌を促す効果があります。

親子間の愛情や
人との信頼関係を深めてくれます。

さらにオキシトシンは、
幸福感を高め、
不安感やストレスを軽減する
という効果もあります。

これらのことから、
親からよくハグをされた子どもは、
自己肯定感、自尊心が高く心が強くなります。

そして
スキンシップは
子どもの肌を十分に刺激し、
皮膚感覚を活発化します。

❤︎"たった7秒の親子ハグ” で、親の温もりと愛情は伝わる

子どもは成長するにつれて、
さまざまな問題に直面します。

そのときに味わうプレッシャーやストレス、不安な気持ちを落ち着かせるとき、
子どもは、
親との触れ合いを求めます。

子どもがかまってほしいサインを出しているのに、
それを無視し続けるのは危険です。

子どもが求めているときに
たった7秒という短い時間の"ちょっとハグ"でも、
親の温もりと愛情を子どもに伝えましょう。

❤︎"7秒ハグ"を習慣にするとメリットはいっぱい

健やかで
親子関係も良好
よく眠れる
健康になる
幸せな気分になる
ストレスが軽減される……

❤︎親子スキンシップのポイント4つ

親子のスキンシップはいつ、どんなタイミングですればいいのでしょうか。

❶遊びのなかで楽しく触れ合う

オキシトシンをたくさん分泌するコツは、
楽しい雰囲気のなかで優しく触れ合うことです。

お風呂上がりに歌を歌いながらクリームを塗ってあげたり、
こちょこちょ遊びや手遊び歌を歌ったり……

親子との触れ合いタイムを楽しみます。

❷読み聞かせは “抱っこしながら”

読み聞かせが毎日の習慣に、
その時、
子どもを膝に乗せて抱っこしながら読み聞かせをします。

物語に合わせてぎゅっと抱きしめたり、
体をさすったりすれば、
自然にスキンシップをとることができます。

❸スキンシップの効果は夕方以降にアップ!

スキンシップ効果が上がるのは、
朝よりも副交感神経が優位になる夕方以降です。

副交感神経とは、
食事中や睡眠中など体がゆったりとしているときに強く働く自律神経のことです。

夕食後やお風呂上がりのリラックスしているタイミングであれば、
子どもにしっかりと愛情を伝えることができます。

❹おかえりの"7秒ハグ"

帰宅後の "7秒ハグ” を習慣にしましょう。

たった7秒のハグでも愛情は伝わります。
「忙しいから」
「手が離せないから」
「恥ずかしいから」
とスキンシップを避けているうちに、
子どもは成長してしまい、
ますます抱きしめることが困難になってしまいます。
短い時間でも習慣化することが大切なのです。

❤︎スキンシップは、親にもいい

オキシトシンは、
子どもだけでなく親の側にも多くのメリットをもたらします。

母親の場合は、
抱っこするなど子どもに優しく触れるとオキシトシンが分泌されます。

父親の場合は、
体を動かしながら元気に触れ合った方が分泌されます。

❤︎母親は “優しく” 、父親は “元気に”

子どもは、
母親の顔を見ると
精神が安定して脈拍や呼吸数が少なくなり、
父親の顔を見ると
"楽しい遊び"を期待して脈拍や呼吸数が増えます。

父親のスキンシップは、
子どもの社会性を育みやすいという傾向があります。
肩車やお馬さんごっこなど、
体遊びを兼ねたスキンシップ。
お母さんとの優しいスキンシップに比べて、
やや荒っぽいくらいの刺激的なスキンシップこそが、
父親ならではの"親子スキンシップ"であり、楽しみながら続けられる愛情習慣なのです。

❤︎まとめ。"7秒ハグ"で愛情表現

お母さんのスキンシップは、
安心を与え、
お父さんのスキンシップは、
楽しさを与え、
親子の愛情を深めます。
そして、
子どもの自己肯定感を高めます。
"7秒ハグ"を習慣にしましょう!


中学受験は、大学受験につながる

2022-02-21 20:56:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、中学受験の問題について書きます。

中学受験で出題される算数の問題は、
普通、小学校では習いません。

しかし、中学受験の問題は、
考える力を身につける要素かいっぱい詰まっています。

❤︎東大・京大合格に導く思考力を身つける格好の素材

それは、
私立トップレベル中学校の入試問題です。

「入試問題を解いていれば、
中学受験を希望する子どもの役に立つ」
というだけではありません。

中学入試の難しい問題を使って
考える訓練をしっかり行い、
頭が柔らかくなっていれば、
大学受験で必要な思考力を
養うことにつながります。

中学受験で要求される思考力が、
確実に大学受験にも、
直結しているということです。

❤︎灘中の入試問題

「8桁の整数12345678に下のような操作を100回続けて行ってできる整数は〇〇〇〇〇〇〇〇です。

操作:左から1、2、3、4、5、6、7、8番目の数字を、それぞれ左から2、4、6、8、1、3、5、7番目に移す。
つまりABCDEFGHをEAFBGCHDにする。」

一読しただけでは、
問題の意味を理解できません。

何を求められているのかがわかったとしても、
簡単には解けません。

❤︎“なぜ”を考える

❶なぜ、ABCDEFGHがEAFBGCHDになるの?
❷何か規則性がないかな?
❸10回まで書いてみよう!

実際にやってみると、
❶この操作を6回繰り返せば、
元の数字に戻ることがわかります。
❷あるいは3回目で、
最初の数の並びとちょうど反対になることに気づきます。
❸「1」が、どう動くのかに注目して考えることもできます。



❤︎内容を把握するための"熟考"が考える力を養う

算数の入試問題には、
このような良問がたくさんあります。

問題文を一読するだけでは解けません。
問題を見て鉛筆をすぐに手にする子どもは、
ほとんどいません。

たいていの子どもは、
最初は問題を熟読します。
何が問われているのかを理解しなければ、
考え始めることができないのです。

❤︎図を描き、さらに熟考する

問題の内容を情景図や線分図を使って表します。

❶問題の意味をより深く理解できるようになり、問題を違った角度から見ることもできるようになります。

❷数量関係を正しく把握できているかどうか、確認できます。

線分の長さをどう表現するかも
考える訓練になります。

❸図をきちんと描くことは、頭を鍛える訓練になります。

定規を使って10㎝の長さの線を、
正確に引くことができる。
900円を三等分する線分図を描く時に、
きちんと三等分できる。
図を描くことで数量感覚を養うことができます。

図を丁寧に正確にバランスよく描くことで
問題を表現し、
答えを求めていきます。

❤︎まとめ。中学受験の問題を解くことは、大学受験へとつながる。

小学校では習わない
中学受験で出題されるいろいろな問題は、
中学受験の合格対策のために学びますが、
それだけにとどまらず、
大学受験につながる思考力を
養うことにもなります。

一読するだけでは理解できない問題文を、
内容を把握するために熟考し、
問題の内容を図式化します。

この論理的に考え抜いて、
それを表現する繰り返しが、
大学受験に必要な思考力、表現力を
育てることにつながっていきます。