3年前の9月、フィールドワークで訪れた氷川女体神社、一度「祇園磐船竜神祭」を見に行きたいと思っておりました。
「祇園祭」と江戸時代の祭祀を復活させた「磐船祭」、さいたま市の誕生を機に始まった「竜神祭」の3つのお祭り
を統合したものだそうです。
さわらびさんの「さわらび通信」に、非常にきれいな写真とわかりやすく詳細な記事がありましたので、
以下をご参照ください。(私の下手くそな写真と文章よりもよいかと^^;)
50 馬場小室山遺跡はフィールド・ミュージアム
遺跡クリーンアップ大作戦&青空考古学教室&氷川女体神社祇園磐船竜神祭堪能の一日
馬場小室山遺跡が、氷川女体神社の神官を代々務めてきた武笠家の里山だったゆえに、奇跡的に縄文遺跡がそのまま
残っているとのことで、その馬場小室山遺跡から氷川女体神社へ歩きました。
この坂道のぐーっと上る感じが面白く、いま地図をのぞいているところです。
今昔マップ2利用
地形図浦和 平成15年
地形図浦和 大正13年
氷川女体神社の里山といわれる馬場小室山遺跡との地形的な関係など検証できたら、面白いですよね。
昔の地形など、勉強不足で、検証まではちょっとできそうもありませんが。。
馬場小室山遺跡で解説くださった、鈴木正博氏のお話では、馬場小室山遺跡にみられる、ひとつの地に執着しつづけて
住み続ける「環状盛土遺構」と呼ばれる遺跡は、珍しいとのこと。
きっと何かがある場所、偶然じゃなく必然というものなのでしょうね。神社にしても、遺跡にしても・・。
人が好んで住みたくなる場所、祈りたくなる場所とは一体・・
似たような場所があっても、そこを選んだわけは・・
それが何に起因するものなのか?五感のなにか?光?風??人が心地よく感じる空間とは??
うまくいえないけど、古くて新しい、普遍的な何かがそこにあるみたいな。
3年前の川サミットの際、お世話になった野尻靖先生に期せずお会いすることができました。
お祭りのご挨拶にいらっしゃったのでした。素人には難しい祭祀についてインフォーマントとして、教えを請いました。
この日、この地で野尻先生とお話できたのも、とても不思議な気がしました。
思えば、地図のこうした取り組みも、元来方向音痴、地図の読めない女である私からすると
考えられないことであり、人生の不思議でもありますが。
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「さわらび通信」のルポにも、エドルネ日記のリンクをつけました。
http://homepage1.nifty.com/sawarabi/bannbaomuroyama/100504/No.50.html
地図の扱いは、さすがですね。
お誘い下さって、ありがとうございます。
いろいろ学べて充実した一日でした!