母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

包括センターの担当者さん

2020-07-22 22:14:16 | 日記
初めて包括センターの担当者さんが
実家を訪問してくれた時は
私も仕事を休んで
立ち合ったけど

その後
私は立ち合わなかったけど
また実家に来てくれた

来ることは父に聞いてて知ってたけど
きたであろう日以降
何があったのか
誰も教えてくれないので
特に聞かなかった

先日の診察の時
「そういえば担当者さん
来てくれたよね~
どうだったの?」
と父に話を振ってみたら
どうやら
何件か
母をデイサービスの見学に
連れていってくれたらしい

先生も
「そうなんだ~見てみてどうだったの?」
と母に聞いた

母は
「見たけどやっぱり私はちょっと…
と後ろ向き

先生も父も私も
まあ時間をかけて
担当者さんに任せてみましょう
という感じで話で終わった

実際母は覚えているのか
微妙な感じだが
いつか
デイサービス
行ってくれる日が来るのかなぁ?

お金の管理

2020-07-20 11:12:57 | 日記
土曜日
届いているはずの
薬の仕分けをしに
実家に行く予定をしていたが
9時くらいに行こうかなと思いつつ
のんびり朝を過ごしていた
私のところに
8時に母が来た

休みの日の朝
旦那様も
めずらしく布団でゴロゴロしているときの
母の突然の乱入で
驚いていた

「後で薬の仕分けをしに
そっちに行くから
家で待ってて」
と言うと帰っていった

9時半くらいに
身支度を終えて実家に行くと
母がいない

GPSで確認したが
近くにいるようだ
そのうち帰ってくるかと思い
薬の仕分けをし始めると
子供たちから立て続けに電話がきた

「あーちゃんうちに来てるよ
おかあさん探してる
銀行行った帰りに寄ったって言ってる」

「わかったよ」
と言って電話を切ったが
イラッとすることだらけ

母が実家に戻って来て
「銀行に行ってきた
財布見たらお金がなくて」
と言う

「お金がないって
そんなにお金使ってるの?
先月の25日に生活費として7万円
あったよね?」
そう投げ掛けても
節約しようという観念もなければ
使いすぎてるという自覚もない
最後には必ず
「いいじゃない❗別にお金がないって
あんたにお金かしてほしいって言ってる訳じゃないんだから❗ほっといてよ❗
とキレる

そうなってからじゃ遅いと思うが
話の通じない人に
これ以上言っても仕方ないので黙った

ただその後
母がうれしそうに
「おかげさんと、お金に不自由しなかったからよかったわぁ」
なんて言い出したから
もの申しておいた

「マンション買うから
大学行くのはやめてほしいとか
言ってたくせに
そんな風に言われるのは納得できない
私たちが大学行かなかったから
お金に不自由がなかったんでしょ?」

と言ったらさすがにちょっと小さくなって
「ごめんねぇ
と言っていた

すぐ忘れちゃうのに
私も
何をむきになっているんだか

薬の仕分けを終えて
冷蔵庫をまたチェック

回鍋肉はちゃんと作ったのか
はり紙も材料も
なくなっていた

ずっとたまってて
増える一方の
ニンニクとしょうがの整理をした
母に聞くと
使っていない自覚もあるようだ
それならばと
1~2個ずつ残して
後は私が持ち帰ることにした
各20個くらいは余裕であった

母の部屋のお酒はどうなったのか
確認すると
また増えていた


前にもらってきた分と合わせると
こんなにあった
きざみのり、マヨネーズや片栗粉シリーズもある




私はお酒好きだけど
旦那様が飲まない人なので
うちではあんまりお酒が消費しない
料理酒で使う程度なので
いつなくなるのかなぁ?

片栗粉ものりも
使いきれる気がしない

まだまだ切り込まなきゃ
いけないところが山盛りだけど
これだけでドッと疲れて
またしばらく放置

できるなら
銀行の暗証番号と
「これを買っておけばなんにでも使える」
という使えないのに思い付いてしまう
身に付いた固定観念を
早く忘れてほしいと
思ってしまう

味噌も減ってないのに
毎日味噌汁は作ってると
言い張る母に
ちっとも優しくできない私は
鬼娘なんだろうなぁ



はり紙

2020-07-17 14:54:12 | 日記
次の診察が9月だから
薬の量がすごかった
でも
大抵そういうときは
薬局に全量なくて
追って郵送されることになる

薬剤師さんに
「時間指定はされますか?」
と聞かれた母は
「しといた方がいいかしら?」
と答えているが
決まった用事なんて全くなくて
気ままに出入りしてる日々
決め手になる時間もないのに
どうやって指定の時間を決めるんだろう?
指定してその時間に
家にいるようにすればいいが
母は間違いなく
指定の時間を忘れてしまう

そんなことを考えていると
「何時があるかちょっと見て」
とゆうパックの送り状を
私のところに持ってきた
時間を読み上げたが
やっぱり決め手がない様子
いつもの母の行動パターンだと
午前中の方が出歩かない事が多い
「午前中にしておけば?」
と言うと
「そうね」
と午前中に⚪をつけた

家に帰って薬を分けながら
何度も
「今日もらえなかった薬は17日の午前中に宅急便で来るからちゃんと受け取ってね」
ととなえておいたが
メモを取る様子も
カレンダーに書き込む様子もない
「わかった~
と言うだけ

絶対忘れると思ったので
大きな付箋紙に
「7月17日金曜日午前中に薬がゆうパックで届くので家にいる事」
とカレンダーに貼ったが
それでも安心はできない

冷蔵庫もチェックすると
腐ってどろどろになったレタスが3つと
同じ状態のほうれん草が1つ

うめつくされた玉ねぎを野菜室から
全部出すと
しょうが10個くらい
にんにく10個くらい
やまいも3つ
キュウリ12本
筑前煮の下茹で水煮2つ
野菜室から出てきた

種類は少ないが
量がすごい

豆腐も半丁くらいの量だけど
7パックはあったし

ほとんど処分したはずの
酢味噌も
また3つくらい出てきたし

この前
「この材料で回鍋肉できるじゃん」
と言って
ビニール袋にキャベツとピーマンと回鍋肉の素を一緒に入れておいたものも
そのまま出てきた

その日はカボチャとほうれん草を料理するつもりで出してあったし
めばるも食べなきゃいけなかったので
次の日に回鍋肉をするように
また大きな付箋紙に
「7月16日に回鍋肉をする
肉は冷蔵庫に入っている
野菜室に回鍋肉の材料が入ってる」
と書いて冷蔵庫に貼った
肉は冷凍庫にあったので
(冷凍庫も破裂寸前)
冷蔵庫に移動させておいた

もうひとつ
違う付箋紙に
「酢みそ、にんにく、しょうが、やまいもはたくさんあるので買わないこと」
と書いて冷蔵庫に貼った

でも
回鍋肉をやる予定だった昨日
GPSで確認した母は
またスーパーにいた



母の診察と息子の元上司との攻防

2020-07-16 11:02:09 | 日記
昨日は母の診察だった

プチ家出の時
「診察は午後だから
午前中は私は用事があって留守にするけど
ちゃんと間に合うから
家で待っててね
と朝来て騒がれるのを防止するつもりだったが案の定
出先に父から電話があり
「今家に行ったらお前がいなかったからって騒いでるけど今日病院一緒に行けるんだよな?」と確認された
だから念押して言ったのに
やっぱりそうなるよね

診察では
先生がプチ家出のことを
少し重くみていたが
良くあることではなく
イライラすることもほとんどない
と言うと
「それならいいね👍」
と言った
この一ヶ月体調も崩すことなく
これたので
次の診察は少し時間をおいてもいいよと
言ってもらえたので
9月に行くことにした



私は朝から息子のアルバイト先の店長
(もう辞めたから元店長)と
朝から電話でバトルだった

11,000円を払わされた事がどうしても
納得が行かない所に
姪から話を聞いた私の実姉が
それは違法だよと教えてくれた
(姉夫婦はコンビニを経営)
それを聞いて
息子はアルバイト先の本部にメールで
苦情を上げた
しかし本部は管理は店舗に任せていると
メール内容を店長に知らせるだけ
店長はその度に息子に電話してきて
「そんなこと言ってない」
と言って
でも決まってるルールだからと
あくまでも11,000円を息子が補填するのが
当たり前と言い切る

そこで早朝6時に息子に電話してきた元店長に電話に出られなかった息子に代わり
私が電話をかけ直した

息子に話が通じないと思っていた元店長は
「お母さんにお話しさせて頂きたい❗」と
話し始めたが
結局はデリバリーにそれぞれ渡してある
お金は合わなくなった全責任を
デリバリーが負うルールだと言うことを
力説していたけど
それが違法ですよと言うと
「デリバリーが失くしたお金を全部店長の僕が払ってしまったら僕は大変なことになりますよ❗デリバリーもなくしたい放題になってしまいます❗」
と自信満々に言っていた
「従業員が違算金を補填するのと経営者が補填するのでは全く意味が違いますよ」
と私が言ってもそれに対しては
理解できなかったのか聞こえてなかったのか返事はなかった
「息子くんのメールをもう一度よく確認してから電話を改めたいので一旦切ります」
とのことで電話を切った

改めて今朝電話がきたが
自分の正当性を訴えたかったのか
最初に息子に労働条件と給与の渡し方についてしっかりお話しさせて頂いたと
話し始めたがまず労働条件や給料の払われ方について書面がないのもおかしいし
息子は20日払いなのは知っててもゆうちょ銀行の口座を開かなくてはいけないことも知らなかったし
2週間働いてて給与の振込先がわからないことを気にもとめなかったのか

自分はブラックではないことを主張したかったようだが
契約書がないこと
従業員に現金で全額補填させてること
すでにブラックに近いと思う

11,000円の返金はできないと言うので
ならば領収書をくださいと言うと
「わかりました❗」
と威勢がいい

わかってんのかなぁ?と思って
親切に
「領収書を渡すということは違算金を全額労働者に払わせた証拠になりますよ」
と言うと
「ええ、結構です❗僕は戦いますよ❗」
と鼻息荒く言った

「違算金を労働者に払わせることは違法です
まず違算金として計上した上で損害賠償として労働者に訴えを起こすのが順番です
お金を扱っていればいろいろあるでしょう
足りなくなることもあれば多いときだってあるでしょう?
足りないときは従業員に補填させて
じゃあ多いときは従業員にくれるんですか?」
と言うと黙っていたが
結局領収書を出しますと言って
電話を切った

最悪給料だけでも仕方がないよと
息子には言ってあったので
給料だけはもらえる
完全なブラックじゃなかったことに感謝

息子のためとはいえ
揉め事が嫌いな私としては
かなりストレスがかかったので
とても疲れた




母の家出

2020-07-14 11:07:08 | 日記
昨日の夜
家族で夕飯を食べていると
父から電話がきた☎

母と喧嘩をして
母が出ていった
行くところはそこしかないから
よろしく頼むとのことだった

喧嘩の原因は
自分で食べたいものを買ってくるからと
父が言っているのに
毎日刺身を買ってくる母
父なりに対策として
一週間の献立表を作って
母に渡したところ
「こんなもんいらんわ❗
と投げ捨てたので
父もはらがたって
「じゃあどうするんだ❗
怒鳴ってしまったらしく
家出となった

しばらくして母がきた
泣きながら「あのバカ親父❗
と怒っているが
「何があったの?」
と聞いてみると
「なんか訳のわからないこと言ってた
と言っているが
たぶんもう
何があったのか覚えていないんだと思った
ただ父に怒鳴られたことが印象として
残っているだけだったんだろう

すぐに泣き止み
こちらもご飯中だったから
リビングに母を放置して
ダイニングで
息子と話をしていると
普通に話に参加してくる
なんならご飯食べる?と
少し茶碗にご飯を入れて
おかずをひとつ乗せてあげると
「いらんのに
と言いながらも
ペロッと食べた

20分ほどいたけど
特に父の悪口を言うわけでもなく
喧嘩の内容を口にするでもなく
普通に
「もう帰るわ
と言って
帰っていった

母が家に入ってきた時に
「パパは毎日献立が浮かばないっていう
ママのために献立表を作ってくれたのに
なんでそれで怒るの?」
と聞いてみたが
「なんのこと?
というような表情のまま
返事がなかった

たぶん母は父が言ってることが
理解できずに
条件反射みたいな感じで
父に悪態をつき
父がはらをたて怒鳴ったので
これまた条件反射で
家を出てきたのだろう

昔から
普通の日常会話を 
してこなかった両親
父は話下手なので
言いたいことは短く命令口調
母は父が何か言ってくる度
いつも怒っていたし
時には父の真意を取り違えることもあり
言っただの聞いてないだのの喧嘩は
日常茶飯事だった

最近は父もかなり我慢しつつ
母をフォローしようと
がんばってはいるものの
会話が成立しない夫婦には
なかなか乗り越えられない壁がある

父が献立表を作ったのは
毎日刺身を買ってくる母に
辟易しているからだと思う

献立表を捨てられて怒鳴ってしまった父も
いよいよ疲れてきてるのかもしれない

何かいい方法はないものかなぁ?