母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

5ヶ月ぶりです

2022-09-05 14:50:34 | 日記
細々と色々あったけど

書く気になれず

5ヶ月も放置してしまった

4月に悩んでいた母の病院は

結局近くの個人病院に

紹介状を書いてもらい

通い始めた

診てもらってる先生は

内科医だがその病院は

デイサービスも併設されていて

認知症にも理解がある

ずっと母が掛かり付けにしていた内科は

認知症がわかった途端に

診察を拒否されてしまった事もあり

認知症を診てくれる病院と言うより

認知症でも体調を崩したとき

診てくれるかかりつけ医が必要だと思う

お陰さまで母の体調は安定している

病院を変わる時

母は病院を変わる理由を何度説明しても

「変わりたくない」

と言っていたが

今の先生に対しては拒絶もなく

行き始めてからは一度も

前の病院の話をしなくなったので

受け入れてくれたんだと思う

さて最近の母は

食品の衛生管理ができなくなり

なぜか納豆を毎日のように買ってきては

冷蔵庫に入らないことに気づくと

30度以上ある部屋の中に放置

ハーゲン◯ッツアイスクリームも

放置

この夏のお気に入りはあさり

何個も買ってきては野菜室に突っ込み

私が発見する頃には全滅して

悪臭の元になっていることが多かった

スイカも1/8サイズを買ってきては

部屋のすみに放置

どろどろに溶けて捨てた数は

10個以上ある

レシートを確認すると

コピーかと思うくらい

毎日同じものをせっせと買っている

夜のメニューはカレーとサラダと

刺身と枝豆とあさりの味噌汁

分ければいいのに

最近はこれらを全部出すらしい

カレーの材料を買っても

めんどくさくなると

カレーをやめるので材料がどんどんあまり

北側のベランダに積み上げるので

そこでどんどん腐っている

父が腐ったものから捨てているらしい

父は毎日の刺身に嫌気がさし

母が刺身を用意しても

自分で焼魚を買ってきて

出された刺身を跳ね返すらしい

「残った刺身はどうしてるの?」

と父に聞くと「知らん❗」の一言

どこまでも自分主義の父

母の病院に付き添うときも

時間は約束してあるものの

私は母が病院の予定を

忘れてる事も踏まえて

母の支度を待つ時間込みで

迎えに行っているのに

父は時間だけ見て

「まだ支度できんのか?もう俺は行くぞ」

と母を待たずに行ってしまう

いやいや、誰の診察よ

父が先に一人で行ったところで

診察してもらえるわけでもないのに

目的がわからない

あれをなんと呼ぶのがふさわしいのか

宇宙人?ロボット?

私の姉が20歳の時

会社で書いた社内報の記事で

父の事を生きた化石と表現したが

そのまま生き続けちゃったのね

本当に残念な人だ

母の体調は良好だが

着実に症状は進んでいる

食材の事もそうだが

道に迷うこともあるようだ

先日GPSを見ると

うちの近所にいるのにうちには来ないし

どこにいるのかと外に出てみると

うちの裏の家の前でキョロキョロしていた

10分近くその場でキョロキョロして

うちに来るでもなく

大通りの方に歩いてそのまま

いつものスーパーへ行ったようだった

体調にも生活にも影響が出るほどでも

まだ無いけど

この先が少し心配