終わりました…一区切りです

２０２３年３月３１日。

とうとうこの日がきました。そう、定年退職の日です。

職場に行っても、ちょっと話すと泣きそうだったので、なるべく話もせず、淡々と過ごしました。

私が今日で辞めることは、前日に４月からの職員体制というお手紙が出ているので、みんな知っていると思います。

 

まず朝。

部屋の掃除をしていると、とある女性利用者さんが、私のところに来て、いきなり私に飛びついてワーワー泣き始めました。ヒクヒク言いながら『辞めないで～』と…そして午前中はずうっと私の手を離さず、ベタベタしていました。周りがどのように思おうとおかまいなし。本当に子どものようでした。

何人かが「marimariさん、辞めちゃうの」と言いにきてくれました。

お昼も淡々と終わり、午後からはお世話になった市役所の障害福祉課とか、グループホームとか、ご挨拶に行き、戻ると終業時間までまた淡々と過ごしました。

そして帰りの会。少し早めに始めてもらいました。

最後に挨拶をさせてもらい、あらかじめ喫茶部門に注文しておいたクッキーを利用者さん一人一人に渡しました。その利用者さんとあった色々なことを思い浮かべながら…です。

チョコチップクッキーです。ラベルは私が作成しました。

みんな快く受け取ってくれました。

そこで、とある男性利用者さん（重い自閉症です。今まで目を合わせて話すことは絶対にできませんでした。パニックになるんです）が「marimariさん、お・わ・り」と言って握手を求めてくれました。初めて目を合わせて、です。これにはびっくり　とともにとても嬉しかったです

最後に、いつもは利用者さんの「お疲れ様でした」の号令でみんなが退勤になりますが、今日は私が「お疲れ様でした。お元気で」という掛け声のもと、皆さん、帰られました。

最後の常勤ミーティングも無事に終え、職員全員に見送られ、作業所を後にしました。

最後の１日を無事に終えることができました。

皆さん、お心遣いありがとうございます、の品々。

『利用者さんたちが大好き』というゆるぎない私の気持ちを貫いてきて、その結果が今日の利用者さんたちの行動だったんだと思います。大きな財産がまた一つできました。

これからも障がい者支援を続けていく私ですが、自信持って、利用者さんたちと関わっていこうと改めて思いました。

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寂しさを引きずりながら、家に帰り、ドアを開けると…

「お疲れ様～っ！！」

ケーキを持って、娘と子どもたち３人が玄関でお祝いしてくれました

びっくりなサプライズでしたけど、危うく涙腺が崩壊しそうになりました

夜は夫が退職祝いにご飯食べに行こうと誘ってくれていたのですが、急遽、娘家族が加わり、近くのファミレスでワイワイと夕食を食べました。

みんなありがとう

 

今日から新年度が始まりましたね。

私も１週間ほど休み、その間に気持ちを切り替えて、さあ、次に向かってまた歩き出しますよ

また一から利用者さんたちと信頼関係を築くべく、頑張っていこうと思っています

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

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