つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

子どもの課題

2019年10月15日 | 学習ノート3
前記事の続きです。(Part 2)

「虐待を受けた子どもの愛着をめぐって」 より
  増沢高 氏
  (子どもの虹情報研修センター 研修部長)
  2015年6月の講演


子どもの抱えた課題

1 生物学的影響
①身体的外傷の後遺症
 火傷跡、揺さぶり症候群 等
②身体的発育等の問題
 成長障害、皮膚の荒れ、
 姿勢の悪さ、不器用さ
③神経生理学的問題
 ・虐待脳

2 初期の心的発達の阻害
①守りとしての、頼りとなる、
 応答し合う対象としての、
 安定した養育者が居ない、
 ・安心感、信頼感の欠如
 ・アタッチメントの問題
②セルフコントロールの拙さ
 ・しつけと自律性の獲得の阻害
 ・衝動の制御困難と感情の調整困難
③解離の多用による心的発達の阻害
・自分も世の中も怖い
 →麻痺するしかない。
  体験の萎縮
・ばらばらでその場限りの行動
 →同一性の欠如

3 過酷な環境のを生き抜く中で学習したもの
①生き抜くための嘘、盗み、徘徊等
 不安や恐怖への対処
②暴力への親和性
③性的刺激への親和性
 いいも悪いも分からずに、
 性的遊びに巻き込まれる

4外傷体験と喪失体験の後遺症
①外傷後反応、症状
・外傷体験
  生死にかかわる暴力や放置、性的虐待
・症状:フラッシュバック、悪夢
・重大な外傷体験があっても周知されにくい
・外傷体験に対する歪んだとらえ
②繰り返される対象の喪失、居場所の喪失
・複雑な家族構造と養育者の変更、転居、転校
 →援助者はいずれ居なくなるという不安と確信
・歴史を共有できる人間が周囲に居ない、
 過去の喪失、人生のイメージのできなさ


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『生まれもった特性と、環境の中で、』

『子どもたちは、模索していくんだ』

(2019 8月中旬 夜 撮影)
(人間のベッドの上で、両手伸ばしマリン)




ラグビー日本代表の快進撃はすごいですね。
見ていて、負ける感じがしません。
自国開催を前に、
すごい練習とミーティングを重ね、
信頼関係をつくり上げ、
本当に「強く」なってきたのでしょうね。
予選リーグを戦う過程でも力をつけてきたような・・
「優勝」も、夢じゃないかも ♪ 









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