前記事の続きです。(Part 2)
「虐待を受けた子どもの愛着をめぐって」 より
増沢高 氏
(子どもの虹情報研修センター 研修部長)
2015年6月の講演
子どもの抱えた課題
1 生物学的影響
①身体的外傷の後遺症
火傷跡、揺さぶり症候群 等
②身体的発育等の問題
成長障害、皮膚の荒れ、
姿勢の悪さ、不器用さ
③神経生理学的問題
・虐待脳
2 初期の心的発達の阻害
①守りとしての、頼りとなる、
応答し合う対象としての、
安定した養育者が居ない、
・安心感、信頼感の欠如
・アタッチメントの問題
②セルフコントロールの拙さ
・しつけと自律性の獲得の阻害
・衝動の制御困難と感情の調整困難
③解離の多用による心的発達の阻害
・自分も世の中も怖い
→麻痺するしかない。
体験の萎縮
・ばらばらでその場限りの行動
→同一性の欠如
3 過酷な環境のを生き抜く中で学習したもの
①生き抜くための嘘、盗み、徘徊等
不安や恐怖への対処
②暴力への親和性
③性的刺激への親和性
いいも悪いも分からずに、
性的遊びに巻き込まれる
4外傷体験と喪失体験の後遺症
①外傷後反応、症状
・外傷体験
生死にかかわる暴力や放置、性的虐待
・症状:フラッシュバック、悪夢
・重大な外傷体験があっても周知されにくい
・外傷体験に対する歪んだとらえ
②繰り返される対象の喪失、居場所の喪失
・複雑な家族構造と養育者の変更、転居、転校
→援助者はいずれ居なくなるという不安と確信
・歴史を共有できる人間が周囲に居ない、
過去の喪失、人生のイメージのできなさ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『生まれもった特性と、環境の中で、』
『子どもたちは、模索していくんだ』
(2019 8月中旬 夜 撮影)
(人間のベッドの上で、両手伸ばしマリン)
ラグビー日本代表の快進撃はすごいですね。
見ていて、負ける感じがしません。
自国開催を前に、
すごい練習とミーティングを重ね、
信頼関係をつくり上げ、
本当に「強く」なってきたのでしょうね。
予選リーグを戦う過程でも力をつけてきたような・・
「優勝」も、夢じゃないかも ♪
「虐待を受けた子どもの愛着をめぐって」 より
増沢高 氏
(子どもの虹情報研修センター 研修部長)
2015年6月の講演
子どもの抱えた課題
1 生物学的影響
①身体的外傷の後遺症
火傷跡、揺さぶり症候群 等
②身体的発育等の問題
成長障害、皮膚の荒れ、
姿勢の悪さ、不器用さ
③神経生理学的問題
・虐待脳
2 初期の心的発達の阻害
①守りとしての、頼りとなる、
応答し合う対象としての、
安定した養育者が居ない、
・安心感、信頼感の欠如
・アタッチメントの問題
②セルフコントロールの拙さ
・しつけと自律性の獲得の阻害
・衝動の制御困難と感情の調整困難
③解離の多用による心的発達の阻害
・自分も世の中も怖い
→麻痺するしかない。
体験の萎縮
・ばらばらでその場限りの行動
→同一性の欠如
3 過酷な環境のを生き抜く中で学習したもの
①生き抜くための嘘、盗み、徘徊等
不安や恐怖への対処
②暴力への親和性
③性的刺激への親和性
いいも悪いも分からずに、
性的遊びに巻き込まれる
4外傷体験と喪失体験の後遺症
①外傷後反応、症状
・外傷体験
生死にかかわる暴力や放置、性的虐待
・症状:フラッシュバック、悪夢
・重大な外傷体験があっても周知されにくい
・外傷体験に対する歪んだとらえ
②繰り返される対象の喪失、居場所の喪失
・複雑な家族構造と養育者の変更、転居、転校
→援助者はいずれ居なくなるという不安と確信
・歴史を共有できる人間が周囲に居ない、
過去の喪失、人生のイメージのできなさ
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『生まれもった特性と、環境の中で、』
『子どもたちは、模索していくんだ』
(2019 8月中旬 夜 撮影)
(人間のベッドの上で、両手伸ばしマリン)
ラグビー日本代表の快進撃はすごいですね。
見ていて、負ける感じがしません。
自国開催を前に、
すごい練習とミーティングを重ね、
信頼関係をつくり上げ、
本当に「強く」なってきたのでしょうね。
予選リーグを戦う過程でも力をつけてきたような・・
「優勝」も、夢じゃないかも ♪
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