児童虐待の定義

児童虐待の防止等に関する法律（児童虐待防止法）
において、

児童虐待を、
　児童の人権を侵害し、
　心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるものであり、
　将来の世代の育成にも懸念を及ぼすもの　
とみなしている。

そして、
「保護者（親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護する者）
　が、その監護する児童について行う次に掲げる行為」
として、

身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待
の４種類を定めている。

　

虐待種別と定義　その例
（例は、「子供虐待対応の手引き」より抜粋）

＊身体的虐待　
・児童の身体に外傷が生じ、または、生じる恐れのある暴行を加えること。
・例・外傷：打撲傷、あざ、骨折、頭部外傷、内臓損傷、火傷
　 ・生命に危機のある暴行：首を絞める、殴る、ける、熱湯をかける
　　 食事を与えない、冬、戸外に締め出す　等

＊性的虐待
・児童にわいせつな行為をすること、わいせつな行為をさせること。
・例・子供への性交、性的暴行、性的行為の強要
　　・性器を触る、触らせる、性器や性交を見せる
　　・ポルノグラフィーの被写体などに強要する　　・・

＊ネグレクト
・著しい減食、長時間放置、保護者以外の同居人による虐待行為の放置、
　その他、保護者としての監護を著しく怠ること。
・例・健康・安全への配慮を怠っている
　　・必要な情緒的要求にこたえていない（愛情遮断）（無視）
　　・食事、衣服、住居などが、極端に不適切、
　　・子どもの遺棄（置き去り）　　

＊心理的虐待
・児童に対する激しい暴言、著しい拒絶的対応、
　同居する家庭内における配偶者による暴力その他、
　児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
・例・言葉による脅かし、脅迫
　　・心を傷つけることを繰り返し言う
　　・他のきょうだいと、著しく差別的な扱いをする
　　・配偶者やその他の家族などに対し、暴力をふるう　・・・



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『イヤだ。ボクはそんなことされたくない』

そんなこと・・しませんから。

（2016年　9月　昼下がり　撮影）