今朝の開門岳。 雨。
〈ミミの事〉
病院から出た療養食は何と!
石を溶かす作用があるそうだ。 でも石の種類によっては溶かせないモノもあるので
療養食でひと月様子を見てダメなら手術になるそうです。
☆本当は直ぐ手術すればいいけど
10歳過ぎてて高齢の為リスクがあるので、
先にリスクの少ない方から試すと言う事です。
それを昨夜母に口を酸っぱくして言い
今までミミが食べてた餌を庭猫容器に移し
療養食のみ用意しておいた。
ああ!それなのに。。
今朝起きて居間に行き、フッと見たら
母がミミに何時もの餌をやっていた。
だから〜、あれ程言ったのにー。
どうしてあげたのか聞いたら
ミミが欲しいと言ったから。。
そりゃ言うよー。私でも。
そこをグッと我慢して、心を鬼にしてだね、
今は治療しないと手術になっちゃうんだからさ、
ねっ!今は病気なんだから何時もとは違うの。
この療養食をちゃんとやらないと
次は手術だって先生も言ったでしょう?
そしたら麻酔で死んじゃう事だってあるし、
入院したりしてミミも辛いし
お金だって凄く掛かるんだよ。
とまた初めから説得のやり直し。
すると母は
「昔は病院なんて連れて行かなかった。
今まで飼っていた猫は居なくなったと思ったら
溝の中とかで死んでた。」と宣う。
そこで私は
「お母さん、出入り自由の猫なら多分
具合が悪くなったら出て行って
何処か敵に見つかり難い所で亡くなると思うよ。
でも今は外には出れない環境で飼っているでしょ?
それに今までの猫は皆んなノラの雑種だったでしょ?
でもミミはスコティッシュって言ってブランド猫。
それをわざわざペットショップから買って来たんだから
ちゃんと病院にも連れて行かないとダメなの。
そしたら母は耳を疑う様な事を言った。
外に出したら生きて行けないかね?
へっ?お母さん、今、何て言ったの?
外に出したら虐められるかね?
お母さん、何を言っているの?
お母さん、ミミを外に出したいの?
うん。
ひぇぇー!!
あろう事か母はミミを棄てると言う
暴挙に出ようとしているのである。
。。。。。。
あり得ない。あり得ない。
この発想自体がもうあり得な過ぎ。
お母さん、
ミミは10年間一歩も外に出た事ないんだよ。
夏は冷房、冬は暖房の中で快適に過ごし、
雨に濡れた事もなければ、飢えた事もない。
強い猫と喧嘩をした事もなければ
車が何たるかも知らない。
だからね、出たら一瞬で車に轢かれるよ。
ボスなんて手を切断されて
どんなに辛い人生だったかずっと見て来たでしょう?
片手と首の後ろを切られたボス。庭で保護。
2年掛けて慣らしある日いきなり膝に乗って来てくれたので、
これで治療してあげられると思ったら、その日が彼との最後の日だった。
膝に乗ってくれたのはお別れの挨拶だったのかな?忘れられない猫。
こんな手なのに何時もご飯を弱い猫に先にあげる優しい子だった。
その子達を守る為によその猫が入ってくると全力で戦い追い出した。
こんな手にしたのはウチら人間。ごめんね。ごめんね。
母が言い出した事がどんなに恐ろしい
無責任な事なのかを力説したんだけど。。
母はそうかな?などと呑気な事を言っている。
いや、この人は本当にやるかも知れない。
人間なんて親子であろうと解らないものなのだ。
今までもそりゃ色々あったけど。。
今回と言う今回は私は怒ったゾ!!
これは絶対に許さない‼︎
こうなったら 私と弟で母の恐ろしい野望を
全力で阻止致します。
今日のミミ。朝2回トイレに入ったが出ず。今は寝てる。
(トイレの回数もメモして病院に持って行くのは基本だよ、母さん。)
あ〜あ、今日は有馬記念の日。
この日だけは全ての競走馬に敬意を表し
馬券も買って全力応援したかったけど、、
それどころでは無くなった。
多分母の感性では棄てるでは無く逃すと言うつもりなんだろうけど、、。
いや、それ間違いなく棄てるですから。