麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

2019 北海道 3日目

2019-08-31 08:50:11 | 麻乃



お早うございます



北海道3日目は天気に恵まれ、まずはあーちゃんの実家に向かいました。
それからハルくんのママの希望で襟裳岬へ。
ハルくんのママも景色が見たいでしょうからと
実家のお母さんが運転して連れてってくださいました。



強風で有名な襟裳岬ですがこの日は風無し。
ハルくんのママがお目当てのラッコも遠くて見れない。残念!!






ワンちゃんと旅していた方と知り合い記念写真。





その後私希望のホロシリ乗馬クラブへ。

ここにいる元競走馬のゲシュタルトに会いたかったんです。
(ゲシュが現役時代に大変お世話になったので
ここには他にも沢山の有名な元競走馬がいます。


ウインマーレライ







ブライトエンブレム







キタサンガッツ







スギノエンデバー


あとメイショウトウコンやクーリンガーなど。
そして!なんと!!
好きな馬で外乗が出来るんです!!




ゲシュタルト





ハルくんのママと私とで初心者外乗コースに行き
私はゲシュタルトに乗らせてもらいましたが、、。

いやまず元競走馬、しかも重賞勝ち馬が外乗って聞いた事ないっす。
サラブレッドの脚は細くて山道には向いてないし、神経質なので
普通外乗って言えばウエスタンの小さい馬らしいです。

ハルくんのママはベテランですが、私はまだ引き馬レベル。
大丈夫かなぁ?と思っていたら案の定。
前日の雨で道が凄くぬかるんでいて馬が脚を取られる上に
急な坂のup downが続く。
ぬかるみの深い所だと馬の脚が15センチくらいズブズブと沈むんですよー。
しかも私は最後尾で後ろにインストラクターさんも居ない。
更に私が乗っているのはゲシュタルト。

どーする?私!!

もう本当に大ピンチでこうなったら腹をくくるしかないと思い
とにかくゲシュを無事にゴールに連れて行ってあげたい一心で頑張りました。
ゲシュも下手っぴぃな私を助けようと頑張ってくれてるように感じました。

後でハルくんのママが
「いや、あのコースは有り得ない。乗り馴れてる私でも怖かった。
途中で心折れそうになった。よく来れたねー。凄いワ。」と言ってくれました。

私も何かあればハルくんのママが前にいてくれるから安心だったけど、
最後までゲシュを転ばせずに連れて来れたので物凄く自信つきました。

これ一種のショック療法?



何とか無事帰って来られてホッとしている2人。








やれば出来るじゃん。いや、もうぬかるみは2度とムリ。








ゲシュ、2人で協力して何とか帰って来れたネ。
ワチャワチャせずにずっと落ち着いてくれてて有難う。




その後実家のお父さん、お母さんがバーベキューの用意をして
待ってくれていたので牧場に戻りました。



広くて美しいあーちゃんの実家。







あーちゃんの命日は雨だったのでこの日にお花とお線香を
実家のお母さんが用意してくださりお参りさせて頂きました。








あーちゃん、あーちゃんのお家は本当に素敵なお家だね。








仔馬達も生まれて








みんな綺麗で可愛い仔❤️








お母さんに甘える仔馬








この仔達も何年後かには走るんだね。今が1番幸せな時だね。








あーちゃんのお姉さんとハル君のママ。








あーちゃんのお姉さんと私。








お姉さんはじめ、ここの馬達は皆んな優しくて綺麗








お父さん、お母さんが私達の為に用意してくださったバーベキュー。
2日目の夜も美味しいレストランに連れて行って頂きご馳走になったのに、
この日も沢山美味しいものを頂きながら馬の事など色々教えて頂きました。

余りに楽しくて話に花が咲き夜遅くまでお邪魔してしまいました。



実家の猫ちゃん。








この仔も。








そして最後にこの弓







あーちゃんの尻尾で最初に作って頂いた弓です。










これをどうしても実家のお父さんとお母さんに持っていて頂きたくて
プレゼントして来ました。
あの日お母さんに私が無理なお願いして、辛い思いをさせてしまったので、
こんなに立派な弓になったあーちゃんの尻尾をお届けしたかったのです。


お父さんお母さん、
いつも温かく迎えて頂きまして
本当に有難うございます。


「またいつでもおいで。」と言って頂いたので、
調子に乗った私とハル君のママは次回は早速

「真冬の北海道−15℃体験ツアー」

を計画中です。(笑)

本当に本当に有難うございました。


























今日は帰る日 2019 北海道4日目

2019-08-30 06:50:10 | 麻乃


お早うごニャイますワン!



今日は北海道にさよならして帰る日。

書きたい事は山ほどあれど
北海道の移動距離と時間を甘くみていた私達には時間が足らず。

順次UPして行きます



今朝の朝食






バイキングではなく和定食







デザート頼みました。




今日は1人で馬2頭と暮らしているスピプー母さんの所にお邪魔します



2019 北海道2日目

2019-08-28 21:48:53 | 麻乃

朝の千歳空港







静かでした。







まず向かったのは早来エクワインファーム







こちらには現役時代にお世話になったケイアイテンジンがいます。








何頭も乗れそうな馬運車。








手入れの行き届いた素晴らしい厩舎。








ニャンも厩舎の廊下で爆睡。









ケイアイテンジンです。









やっぱ現役時代とは違うなぁ。









優しい顔になってる。








今回は20分の乗馬レッスンをお願いしたんですが、、。
なんと場長さん、テンジンでレッスンしてくださるそうで


ええっ!!マジか?




テンジン、ごめんね。下手で。







有難うネ。今度はもっと上手くなって来るよ。








ハル君のママも久しぶりの騎乗。








駈歩が出んかったわぁ。とショック!







早来さんに別れを告げて浦河へGO!!








こんな街灯が。








流石は馬産地







こうしてひたすら浦河に向かったのでした。



続く


北海道に着きましたぁ! 2019 北海道1日目

2019-08-27 22:14:46 | 麻乃

中部国際空港で鹿児島から来るハル君のママを待ちながらブラブラ。








何故か忍者のオブジェ。








合流して名古屋 名物きしめんのランチ。








出発時刻が近ずいて来たら雨。







雨の空港も雰囲気あって素敵






夜のフライトは初めて。座席は翼の真上です。
でもこの日は気流の関係で揺れたし、
ちゃんと薬も呑んで耳栓もしたけど、やっぱり耳は激痛だった。
やっぱ飛行機は苦手だなぁ。






千歳空港に降りるところ。綺麗!!








荷物受け取る所にこんなんあったよ。







ターミナルホテルからの夜景。皆さんまだ働いています。
こう言う方々に空の安全は守られているだなぁと実感。
どんな仕事でもプロ意識を持ってる人ってカッコいいよね。







また飛行機が入って来た。




夜の飛行場はロマンチックだね







ウフフ、遂に今日と言う日が来ました

2019-08-26 17:57:30 | 麻乃



お早うごニャイます。


実は。。


今日から
北海道ーーー!!









28日はあーちゃんの命日なので、
あーちゃんの実家にお邪魔して来ます。

あーちゃんが亡くなった時、
お父さん、お母さんもお忙しくお辛いのに
私の状況(遠距離介護)を思い遣ってくださり
私もそのお気持ちに甘えて全てをお任せしてしまいました。

馬は大きいので亡くなった後は綺麗事ではないのです。
火葬に向かうトラックに乗せるのだって
重機で引っ張ったり、クレーンで吊るしたりと
見るに耐えない場面が多く
それにショックを受けて立ち直れなくなる
オーナーさんも多いと見聞きしていました。
馬関係の方々にも最後は見るな。と言われていました。

もちろん実家のお父さん、お母さんは馬のプロなので
それがどんなにショッキングな場面かご存知です。
だからこそ、私をそんなショックから守る為に
「こっちでやるから来なくていいよ。」と言ってくださいました。

あーちゃんが帰って来て、楽しみにしてくださった
お父さん、お母さんが1番お辛いのに、
そんな時にも私の事を絶えず気遣ってくださり、
私の為に丁寧に鬣と尻尾を切って送ってくださり、
そしてお2人で麻乃を見送ってくださいました。

そうです。

麻乃は生まれ育った懐かしい家から
大好きなお父さん、お母さんに見送られ
現役時代に鉄壁の守りで支えてくれた
厩務員Iさんの誕生日に旅立ちました。




(実家でのんびり暮らしていた頃のあーちゃん)



こんなに幸せな馬は他にいないと断言出来ます。
だから私自身もどんなに恵まれているかと感謝で一杯です。

そして今回やっと会いに行く事が出来て
お父さん、お母さんの顔を見ながら
「有難うございました。」と言う事が出来ます。

そして今回はハル君を亡くしたばかりのハル君のママと一緒です。
色々と馬の勉強出来る所にも出来る限り寄って来る予定です。