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今日が一番若い日

ブログは気儘なゆる日記 
思い出を呼び戻す打出の小槌です

置かれた場所で咲きなさい

2012-09-21 | つぶやき

 

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もしあなたが 誰かに期待したほほえみがえられなかったなら

不愉快になる代わりに

あなたの方から ほほえみかけて ごらんなさい

ほほえみを忘れた人ほど

それを必要とする人は いないのだから

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TVで偶然見た著者の本を取り寄せ、疲れた身体を横たえて

久しぶりにのめり込んで読み終えた。

胸を打つ言葉は溢れんばかり・・・上記の詩との出会いは

著者がどんな辛い時も微笑んでいられるきっかけになったという。

「置かれた場所で咲きなさい」という本は、

「今日が一番若い日」と言いながら・・・

体調を崩して憂鬱になりがちな私にとって大切な一冊になった。

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冬が来たら 冬のことだけ思おう

冬を遠ざけようとしたりしないで むしろすすんで 冬のたましいにふれ 

冬のいのちにふれよう 冬がきたら 冬だけが持つ

深さときびしさと 静けさを知ろう・・・・・

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坂村真民の「冬がきたら」の「冬」を「人生の冬」である高齢期に置き換えて

「冬は・・・・孤独なわたしに与えられた宝の壺である」と結ばれているこの詩はまた

今の私の老いに対する思いを表しています・・・と85歳の著者、渡辺和子さんは書いている。

我が身に置き換えてもずしりと重くのしかかる言葉には違いない。

一生懸命は良い事だが、休息も必要。忙しさには、字が示すように、心を滅ぼし、

ゆとりを失わせる危険が伴う・・・とも書いてある。合点、心しよう。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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置かれた場所で咲きなさい (kazahana)
2012-09-22 14:10:20
mariさま
心を打つ言葉の数々に、ぼんやり空っぽの頭が目覚めた感じがしました。「冬がきたら」人生の冬に入った私ですが、心して行こうと思います。
素敵な詩を有難うございました。
清らかなお花の写真安らぎます。
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心を打つ言葉 (mari)
2012-09-22 20:19:58
kazahanaさま
二二六事件で父親を目の前で殺されたという著者ですが、感性豊かなお人柄が滲み出ているエッセーでした。
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