「カンパニュラ・プンクタータ・ウエディングベル」
このなが~いネームの清楚なお嬢さんが私を虜にしてから一年、買い求めた苗の葉が
どんな形だったか全く記憶がなく、消えてしまったのだとすっかり諦めていた。
七夕の夜、ゆっくりゆっくり開花がはじまり、完全なベルの姿に変身した瞬間、
私は胸が熱くなり、頭をやさしくなでながら夜更けまで、彼女の傍から離れられないでいた。
不可思議な皮膚疾患、検査の結果が全て陰性と出て、あとは時間の経過と自覚を待つばかり。
幸せを呼んでくれた愛しいベルに感謝を込めて朝、昼、夕暇さえあればレンズを向けている。
プンクちゃん可愛いでしょう?直径4センチ以上花の先まで5センチ以上の結構大きな花が風に揺れてる様は本当に素敵ですよ。