「読書の秋」
子供の頃から本が好きだったが 心が空しい時の駆け込み寺も本だった
買い置きの本の中から昨日手に取ったのが「寂聴 般若心経 生きるとは」
奈良の薬師寺を訪れた時に紫地の裏に般若心経 表に座右の銘にしてきた言葉
が書かれた小さな団扇を買ってきた
“かたよらないこころ こだわらないこころ とらわれないこころ
ひろくひろくもっとひろく これが般若心経 空のこころなり”
いつもこうありたいと願って自分が嫌いになった時すぐ思い出せるように
頭文字のか・こ・とを頭にインプットした
義姉が体調を崩した時 名古屋の妹を誘って薬師寺を訪れ
3人分の写経を納めてきたこともある
今なぜ般若心境かというと 仏教とは何か お釈迦様の教えとは何かを
全く知らないのは座右の銘に恥じるんじゃないかと考えたからだ
寂聴さんの法話を基にしたこの本は わかりやすくユーモアに富んでいて
難しそうなお経が少しづつ身近なものとなってきた
咲いている花が少ない 増えて困る紫苑(シオン)でさえ愛しい
大切にしている座右の銘が書かれた小さな団扇
私もkazahanaさまに劣らず無信心者ですが、命日とかお盆に手を合わすだけ、
心の中は頼みごとばかりです(笑)
手を合わす相手が何を教えているのか知りたくなったのは年のせいですね(笑)
読後はか・こ・とを実践すると心が自由になって幸せになると解釈しました。即ち欲望を捨て空(くう)になる事だそうです。俗人の私には到底無理ですが・・・。
か・こ・と 素敵な言葉ですね。
般若心経の中身も言葉も知らない不信心者で恥ずかしいです。、
苦しい時だけ神・仏頼みしてる愚か者です。
寂聴さんの言葉心に染み入ります。
薬師寺は何度も行きましたが、東塔の美しさに惹かれてでした。