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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

15歳

2021-10-22 12:47:00 | 日記
2次障害を抱えたまま大人になった子供達は、
鬱やパニック障害、適応障害などを発症します。
また、盗癖や依存症など、社会生活を営む上で障害になるような心の病を抱えきて生きていかねばなりません。

よく「うつ病は心の風邪…」などと言いますが、そんな簡単なものではない。

発症と寛解を繰り返し、強いストレスで、すぐに死にたくなったり、自暴自棄になったり、他人に迷惑をかけるような他害を引き起こします。

そのボーダーラインはどこにあるのか…

私はだいたい15歳だと思っている。

15歳までに親を振り回し、わがままをいい、親を困らせ、自分を確立できた子供達は、上記のように苦しむことは無いと思っている。

アイデンティティの確立で、自己を客観的に見つめ、自分は一体何者なのか…何をすべきで、何が出来るのだろうか…の問いに答えを導き出し、社会に向かって自分の価値を見出す力は、15歳辺りで整ってくる。

また、A・ゲゼルの「青年の心理学」においても、16歳でその筆を置いている。

そして日本では江戸時代まで、「元服」という成人への儀式を、15歳前後に行っていたことも実に興味深い。

また、古代中国でも、元服同様「冠礼」という成人式のようなものが15歳で行われ、それ以降結婚が許されるなどといった歴史がある。


だから私はいつも言う
手のかかる子供だと思ったら、否定したり、尻を叩くよりも、発達障害だと思って育てれば親子で楽になれる。

叱らず、ありのまま自由に、伸び伸びと…
他人と比べず、その子の成長を喜び、健康に感謝しながら丁寧に育てる。

出来るだけ早く気づいて欲しいのです。