自閉スペクトラム症
キラキラしたものやクルクル回るもの、フワフワしているものが好きだったりする。
また、手を目の前でヒラヒラしたり、自分がクルクル回ったり、飛び跳ねたりする。
一定のリズムを楽しんだり、足の裏に伝わる感覚を楽しんだり、高いところからの景色や色を楽しむ。
また、季節の風の匂いや光にも敏感で、私達凡人には見えない自然を感じていることもある。
人の表情は読めないが、声のトーンや雰囲気を感じる力も強い。
彼らの感覚は独特で、気持ちを落ち着かせるためにこれらの不思議に見える行動をとることがある。
だから無理やり止めてはいけない。
しかし、「もしかしたらキツイのかな?」と、その前にあった状況を分析し、記憶してもらいたい。
そして彼らは、「終わり」を決められないので何時間でも続けてしまうことがある。
無理やりやめさせるのではなく、タイムタイマーなどをセットし、「終わり」も伝えて欲しい。
逆にパニックを起こした時に、膝をトントントントンと落ち着くリズムで叩いたり、パニックの時のために、キラキラしながら回るオルゴールなどのお気に入りを携帯するのもいいし、フワフワしたお気に入りのぬいぐるみを持ち歩くのもいい。
彼らは、私達の想像をはるかに超える未知なる感覚を持っている。
一体どんな風に見えているんだろう…
もしも機会があったら手に取られて読んでみてください。
ドナ・ウィリアムズの「自閉症だった私へ」
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