感覚過敏は様々だ
光、音、肌、味…
優しく肩をポンポンと叩かれただけで、まるで電気を通したようにビリッと感じる子がいます。
窓の光が眩しすぎて、室内でもサングラスを外せない子がいます。
子供の鳴き声や、ジェットタオル、校内放送に耳を塞ぐ子がいます。
靴下が履けず、タグが気になり、伸縮性のないワイシャツで締め付けられたり、ほんの少し衣服が濡れるとパニックをおこす子がいます。
良かれと思って醤油やケチャップをかけてあげると、もう食べれなくなる子がいます。
昔は訓練のようなものをした時期もありましたが、今は「治らない」ということがわかっています。
とことん付き合い、過敏の原因を取り除き続けることで、「変わる」ことや「軽減する」ことはあっても、訓練で「治る」ことはない
そして無理に慣れさせようとしたり、訓練したりすると、逆に過敏は強く大きくなっていく。
面倒だけれど、こちらがとことん付き合って、過敏となるものを取り除き、サポートされることで彼らはやっと楽になる。
手を貸す前に声をかけて頂きたい。
良かれと思って差し伸べたその手が、もしかしたら相手に恐怖を与えるかもしれないのです。
彼らは「親切の押し売り」ほど迷惑しているものはない。
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