久々のブログ更新です。最近、間が空きまくってますね
ここしばらく体調が今ひとつでダラダラしていた
だけなのですが・・・
今日は
冷泉家~王朝の和歌守展~を
見るために、上野の東京都美術館へ行って
参りました。

“冷泉家”とは、平安後期の藤原俊成・定家・為家など有名な歌人を
父祖に持ち、歴代の当主は、宮廷や武家の歌道師範となった家柄。
約800年間に渡って収集された夥しい量の、歌集・歌学書・記録などは
「冷泉家時雨亭文庫」として保管されていました。
この度、この古典を纏めた「冷泉家時雨亭叢書」が完結した事を機に、
公開されたのが今回の展示(長い・・・
)
という事で、展示品のほとんどは“書”。
俊成・定家直筆の和歌書や天皇のしんかん(字が出ない・・天皇の直筆文書のコト)など
400点以上!。重要文化材クラスがゴロゴロあり
見て回るだけで、頭がクラクラしてきました
ここからは門外漢のつぶやきです
・定家はやっぱりオタクだった
(すごい量の書籍を書写してます・・)。
・定家の字は・・なんというか“達筆”ではないような・・
(自分でも悪筆だと云っているようです)
・朝廷の諸次第を表した図にあった定家人形、可愛かった・・・
・何よりも・・草書(崩し字?)が読めたら、もっと楽しめただろうな~
雰囲気としては、過去にれきはくで行われた「和歌の時代史」と似ていると感じました。
後半、展示替えがあるようなので、もう一度行くか
考え中デス・・
詳しくはコチラ http://www.tobikan.jp/
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おまけ。
上野公園内に飾られていた灯ろう
“うえの華灯路 浮世絵行燈”というイベントの一環。
広重名所江戸百景を使用しています。
年内27日まで設置されているそうです。
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ここしばらく体調が今ひとつでダラダラしていた
だけなのですが・・・
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今日は
冷泉家~王朝の和歌守展~を
見るために、上野の東京都美術館へ行って
参りました。

“冷泉家”とは、平安後期の藤原俊成・定家・為家など有名な歌人を
父祖に持ち、歴代の当主は、宮廷や武家の歌道師範となった家柄。
約800年間に渡って収集された夥しい量の、歌集・歌学書・記録などは
「冷泉家時雨亭文庫」として保管されていました。
この度、この古典を纏めた「冷泉家時雨亭叢書」が完結した事を機に、
公開されたのが今回の展示(長い・・・
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という事で、展示品のほとんどは“書”。
俊成・定家直筆の和歌書や天皇のしんかん(字が出ない・・天皇の直筆文書のコト)など
400点以上!。重要文化材クラスがゴロゴロあり
見て回るだけで、頭がクラクラしてきました
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・定家はやっぱりオタクだった
(すごい量の書籍を書写してます・・)。
・定家の字は・・なんというか“達筆”ではないような・・
(自分でも悪筆だと云っているようです)
・朝廷の諸次第を表した図にあった定家人形、可愛かった・・・
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・何よりも・・草書(崩し字?)が読めたら、もっと楽しめただろうな~
雰囲気としては、過去にれきはくで行われた「和歌の時代史」と似ていると感じました。
後半、展示替えがあるようなので、もう一度行くか
考え中デス・・

詳しくはコチラ http://www.tobikan.jp/
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おまけ。
上野公園内に飾られていた灯ろう
“うえの華灯路 浮世絵行燈”というイベントの一環。
広重名所江戸百景を使用しています。
年内27日まで設置されているそうです。
いいですね~
>定家の字は・・なんというか“達筆”ではないような・・
自分には定家の字が「まるもじ」に見えて仕方がありません(笑)
実は昨日行こうかと思っていた展示です;;
行けばせりかさんにお会いできたかもだったのですね。
定家さんは、達筆ではないですねえ(^^;)
むしろ悪筆ではないでしょうか。
まあ、道長さんほどではありませんが。
晩年は視力も低下していて、かなり乱れた文字にはなっていたそうですよ。
(大学時代の記憶;;定家本の『土佐日記』を読まされた)
冷泉家の展示は過去にも見に行っているんですよね。
で、歴博のはご一緒したし。
う~ん、どうしてもってほどでもないかしら(^^;)
この規模の展示会は、今後50年は出来ないのではないか・・と
おっしゃっていました。
>すぎのんさま
定家さんの字・・“まるもじ”・・それは気付きませんでした。確かに現代人に近い字体だったかも(汗)
>葉桐瑞穂さま
定家さんは、膨大な書物を書写するために、あのような字体になったのだとか(平安の速記体なんでしょ~かね?)
道長さんのは、インパクトありすぎでした。
展示会自体、玄人向けな感じでした(・・の割には混んでた・・)。
日曜美術館効果でしょうか。先週は日曜日でもガラガラだったそうです。平日も。快適でよかったんですが、後期は大変かしら 泣。
トラックバックお願いしようかと思いましたが、私の記事のアップは来週なのでした・・・(遅。会期末以外はタイムラグがあります;)。
速記というか、連綿体は誤りやすい似た文字があるので、正しく伝えるためにああいう文字を書いたのではなかったかな。むしろ遅いと思います 笑。美しくて好きなのですが、確かに三条西実隆の文字はこれはどっち?と止まることがあります。その点定家様は読みやすい文字といえますね。