昨日の続きです。
唐草屋さんからすぐ近くの
「紫織庵」川崎家住宅を見に行きました。
川崎家住宅は、綿布商を営む井上利助が大正15年に建てた家です。
当時流行したライト風の住宅で、京都帝国大学武田五一も設計に関与したそうです。
僕が感心したのは、ガラス戸のガラスと倉が3尺おきに柱が建ててあることです。
大きな一枚ガラスにゆがみが見られます。良くこの時代まで残っていたと思います。
祇園祭りでは、その家にある屏風を皆さんに見せる風習があります。
2階から山鉾を眺めます。素敵ですね。
京都には、ひょっとしたところにこう言う風景があります。
この家の廊下に座って庭を眺めていると時を忘れます。
ありがとうございました。
21日の畑田天眞如さんのお話を少し。
午後1時から途中コ-ヒ-タイムを挟んで5時まで。
先生(皆さんはそうお呼びします。)は、3月に腸が悪くなり
苦しまれたそうです。今は、元気になりました。
でも岡山から90才近い方が新幹線で来られるのにびっくりします。
皆さん一言も漏らさない様にとメモを取っていらっしゃいました。
幾つかお話がありましたが、その中のひとつ。
お金や物欲の物質文明が行き詰まり、
精神文明の時代になってきているとのこと。
あえいおう や わいうえをの話。
古事記の持つ意味。
最後に「ありがとう」の大切さの話でした。
言葉では書けない、先生から伝わってくるものがあります。
僕もちょっと先日の奥駆けの話をさせて頂きました。
丁度、真横に座っていました。
何だか、小さいころ母親に話を聞いて貰っている
雰囲気を感じました。
話し終わって、暖かい心が伝わってきました。
母親に抱かれている感じがしました。
今の僕の母は、96才でやっと生活している状況なので・・・
「私も昔、奥駆けしたのよ」と先生。
実は、翌日の朝、不思議なことが起こりました。
午後からも。もうびっくり。
何だか神様が背中を押して下さる感じです。
そして何かわからないけれど僕の廻りが動き始めているようです。
でもわくわくする楽しい毎日です。