おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

凄い本です。「がんより怖いがん治療」(近藤 誠著〕

2015-04-13 | 日記

4/10日池袋で甲野善紀先生のセミナ-がありました。

行きがけに横浜駅の有隣堂で近藤誠先生の「がんより怖いがん治療」の本に

どんなことが書いてあるのかと立ち読み。

また大げさなことが書いてあるのかと軽い気持ちで中を見ました。

目次を見、本文を見るうちに引き込まれました。

行き帰りの電車の中で読み、帰って来て夢中になって読み切りました。

 

医学界や製薬会社の怖さに身震いしました。

読み始めて、こころの底から怒りがこみ上げて来ました。

本文に書かれていることからパッシングに会うのではと

思いつつ読み進めると最後に近藤先生と医学界の葛藤が書かれていました。

慶応義塾大学の同じ塾員として福沢先生の思想を今に生かせている近藤先生に

読みながら応援したく涙ぐんで来ました。

でもこれが現実の世の中なのでしょうね。

この本に勇気を与えられた若い医師の人達が、一人でも立ち上がってくれる

世の中だと信じて止みません。

in deep のブログで  2015/4/11 4/13  http://oka-jp.seesaa.net/

健康ブームの中でガンが増え続ける理由 : 世界でもダントツの「薬」消費国である日本は

「薬に人間の自己治癒能力を奪われながら」滅ぼされつつあるのかもしれない

 

ブラック・フラミンゴが現れた地球。

そして、数百万人の「ベンゾジアゼピン依存症」が作られている日本(私も危なかったのです)

 

 In deep  この中で

中村天風の言葉が引用されています。

「人間は強い。自然治癒力を信じなさい。薬なんかは飲まないほうがいい。

平常心があれば、生きる力がどんどん湧いてくる」

 

近藤先生の本から

その本の最後に「人間の体の中に宇宙を見る」の中で次のように書かれています。

がんが治らないのは、医学、が未熟だからではない。

がんは老化の一部だからである。

言い換えれば自然現象だ。

それを人が治療するということに、そもそも無理があるのだ。

そして、ぼくは人間の体の中に宇宙を見る。

人の体は実に複雑かつ精妙である。

宇宙には知られざる原理や摂理があり、

それにより秩序やバランスが保たれている。

人の体も同じではないだろうか。

体の中に、宇宙と共通する自然の秩序があって、休みなく働いている。

そもそも宇宙の存在を実感できるのも、あなたという人がいればこそ。

あなたが死ねば、宇宙を認識すべき主体が消滅するから、

宇宙自体がなくなるのと同じことである。

その意味で人はそれぞれが、全宇宙を体現する存在なのだ。

それなのに人は、かけがえのない自分の体をいじろうとする。

医者や医療の手を借りて、何かをしたら、

もっと長生きできるのではないかと夢想する。

しかし人体は、どんなに医学や科学が発達しても、

その仕組みが解明できないほど、複雑・精妙にできているから、

ほとんどの試みは失敗に終わる。

成功したように見える場合も、人体が治しているのだ。

是非、この本を読んで見て下さい。

 

僕は今、白川学館の入門講座を勉強していますが、

「人は本来神である」との立場で神道を学んでいます。

「祓いに始まり祓いに終わる」と。

1週間経ちました。毎日大祓の詞を奏上していると

自分の中に何かが変わってきています。

近藤先生の本は、僕のなかで成長を始めました。

それが、大祓詞なのです。

でも不思議ですね。

 ありがとうございました。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする