おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

雲水日記(佐藤義英著)から「規矩」

2021-03-15 | 読書感想

雲水日記(佐藤義英著)から「規矩」

全て規則で定められている。

規矩(きく)

 禅堂後門上の禅堂規則をはじめ、道場内いたるところに

諸法度条々の掲額が眼にとまる。

これは、僧堂生活のすべてが、今日もなお厳然と、

百丈禅師という禅堂制度の創始者が定めた僧堂憲法、

『百丈清規』を基盤にしている何よりの証拠。

 むずかしい法式の類から箸のあげおろし、

下駄のぬぎ方まで出処進退ことごとく規則ずくめだ。

自由奔放の娑婆からとびこんできた新到どもには

まったく窮屈至極だが、これも真剣に勤めることによって

やがて身も心も規矩に順応し、

古参のように眼つき、運歩、自ずから作法に適うよう

になるはずという。

 今の世に、また、僧堂ぐらい上下差の厳格なところも

少なかろう。

先輩を高単・中単・末単と分けるが、

十年、二十年と修行の進んだ超古参は評席と呼ばれる重役。

この序列はすべて年功で、

年齢、学歴、出身はいっさい問題で

ない。一日早ければ一日の長として仕えねばならず、

師家や大衆に関してもまた一念の不満もあるべきでない。

あれば道場を去ればよい、

去る者を追う者は誰もおらぬ。

 

雲水さんはどのような生活をしているのかを知るに

よく書かれた本です。

この本を読んでいると、円覚寺にお参りしたとき

雲水さんにあった時にその姿が見えてきます。

僕は、雲水さんとすれ違う時には、

立ち止まって合掌し挨拶をします。

雲水さんも必ず合掌を返してこられます。

朝の材木座海岸です。

左の小さい小山の裏側が、稲村ケ崎です。ここから見る富士山は最高です。

写真中央に見える屋根は長谷寺です。

我那覇真子さんの情報

3/14日 昨日、パナマの原住民の村を訪問したお話でした。

マイケルさんとホルトンさんと一緒です。

15日のfacebookで、お二人一緒に車で

コロンビアからやってくる不法移民を追跡している途中の

話です。道の途中で空気銃で獲物を狙っている

若者に遭遇し、銃を試弾の映像です。

米国のコロナの話ですが、バイデン大統領はマスクをするように

言っていますが、幾つかの州では、マスク無しで

ロックダウンも解消しはじめました。

見本では、ワクチンの副作用で死亡される方が発生し、

ヨ-ロッパの何カ国は、ワクチン接種を一時中止しているそうです。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光明寺のお参り その2 | トップ | 材木座海岸から九品寺に向か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書感想」カテゴリの最新記事