昨日の続きです。
少し長くなります。
中西研二さんの「悟りってなあに」からです。
初めに次のように書かれています。
はじめに
「簡単に悟ることができる」と聞いたら、あなたはどんな反応をしますか?
「そんなバカな。そんなことありえない」と否定するでしょう。あるいは、新手の宗教か、と思われるかもしれません。
しかし、私は、二2004年の秋、カルキーバガヅアンと呼ばれるインドのアヅアター(神の化身)のもとで
実際に悟りの伝授を受け、さらに、悟りを伝授する方法を修得してきたのです。
そのカルキーバガヴァンは、これからの八年で全人類を悟らせると言っています。
「私は人類を悟らせるためにやって来た。私を神と呼ぶ必要はない。私は悟りのテクニシャン、マスターだ」というのです。
2004年の6月8日、太陽と金星と地球が一直線に並び、金星が太陽の前を通過するように見える現象が起きました。
それによって「天の岩戸」が開き、それは、8年後の2012年6月6日に、もう一度、
金星の日面通過の現象が起きるまで開いているそうです。
そして、その間、人類の意識が変性され、より悟りやすくなるのだといいます。
祈りしも、2004年は空海が遣唐使に随行して唐に渡ってから1200年目。
私たちになじみの深い空海は、実は金星のサポートを受けて悟りを開いたと言われています。
土佐の室戸岬で修行中に、金星が口に飛び込んできて光明を得たという話をご存じの方も多いことでしょう。
その後、空海は唐の都・長安で恵果法師に師事。わずか半年足らずで密教秘法のすべての継承者となり、
日本にもたらしました。
今回は、この空海的悟り、光明が、全人類的規模でもたらされるというのです。
しかも、カルキーバガヴァンによれば、日本人は世界中で一番最初に全員悟りに至るとのこと。
インドで悟りのプログラムを体験し、そして、日本仁戻って数ヶ月が過ぎ、
このことが文字どおり実現するに違いないと私は確信しています。
今、地球の于不ルギーが変化し、簡単に悟ることが可能な時代となりました。
また、悟らねばならない時代であるとも言えるでしょう。
人類はずっと悟りを求めつづけてきました。
その、求めてもなかなか到達しえなかった悟りに、私たちは簡単に至ることができるようになったのです。
この本では、私かカルキーバガヴァンのもとで得た悟りの真実とプロセスをご紹介します。
あなたも、この本を扉に、悟りへの一歩を踏み出してみませんか。
と前書きに書かれています。いろいろなところで時代が大きく変革してゆくと書かれています。
結論から言うと自分で考えることだと思います。
そのために、自分の周りにやってくる情報をひとつひとつ自分の目で確かめることだと思います。
最近、甲野善紀さんと小池弘人さんの
「武術と医術人を活かすメソッド」を読んで、
以前から甲野先生ことが気になっていました。
今週の金曜日に先生のセミナ-が自由が丘であることを知り申し込みました。
仏陀の十二のニダナの後半を載せます。
長くなるので途中省略したところがあります。
是非、本屋さんで手にとって見てください。
7。集中(Concentration)
至福に満ちてくると、内側で集中が起きはじめます。マインドの介入がなくなり、目の前のことに集中することができるわけです。すべてのエルギーが体験に使われます。
例えば、誰かの顔を見たとします。すると、それまでは、「男の顔はこうあるべきだ」とか「こんな表情をすべきじゃない」とか、よけいなことが次々に浮かんできましたが、そういうことがなくなります。目の前の人が笑えば笑ったと認識する。怒れば怒ったと認識する。とにかくそのままをずっと集中して受けとめていくのです。
ほとんどの人はそんな状態ではありません。マインド、思考が忙しく働いて、相手の表情に対して、「ああ、何か考えている」「こうなんじゃないか」などと反応して、その瞬間その瞬間を味わうことができていません。一つひとつ反応して感情が出ていたら、体験に集中することはできません。
8。現実体験(Experience of Rearlity as it is)
そうすると、現実をしっかり体験できるようになる。どの体験もマインドの介人なしにそれそのものを楽しめるようになります。
その、現実を体験するときのツール、道具が喜怒哀楽であり、肉体です。現実体験では腹が立つということも起きてきます。でも、腹を立てることもひとつの体験、喜びなのです。仏陀は悟った後、ものすごく怒った人だそうです。
つまり、悟ったら人間は何もしないのかというとそんなことはないのです。実務レベルの仕事は何も変わらない。ただ、現実体験の一つひとつを集中して喜びに満ちて昧わっていく。その状態が「悟り」なのです。
9。解放、離脱(Withdrawal)
現実をそのまま体験するようになると、マインドで理解しようとすることも、現実をコントロールしようとすることもなくなります。内側に引き下がる状態です。何かを変えようと努力したり、どこかへ到達しようとしたりしなくなります。すると、不必要な活動かおさまり、感覚が生きはじめます。
10.無欲(Dispassion)
現実を完全に体験しつくさないと、もっと体験したいという渇望が残りますが、あらゆる現実をそのまま体験しきることによって執着がなくなります。すると、渇望のない状態が起きます。
では、食べたくないのかといえば、そんなこともない。つまり、食べなくてもいいし、食べてもいい。食べるなら食べるということを集中して楽しみましょう。そんな状態です。
11.自由(Freedom)
すると、マインドの呪縛から外れた状態になります。初めて自由になります。完全なる自由です。
12.条件付けからの解放(Freedom from Subjective Conditioning)
自由になると、今までつくってきたさまざまな条件付け、コンセプトからの解放が起きます。そして、あらゆるものとひとつになり、悟りに至ります。
これが仏陀の残した悟りのプロセス、「十二のニダナ」です。このプロセスは行ったり来たりしながら進んでいくとバガヴァンは話しています。
ありがとうございました。
甲野善紀指導、荻野アンア文の「古武術で毎日がらくらく」を読みました。
生活に役立つ方法が絵入りで分かり易く書かれています。(祥伝社黄金文庫 524円+税)
階段の上り方や、買い物で沢山荷物がある時とか、
護身術、自分の今の体の調子を知る「三脈」のチェックなどなど。
「三脈」は、甲野善紀先生のブログのなかで、ほころび第14回の中に、
道に迷った老人を野本さんが捜すときにこの「三脈」で老人のいる場所を
探し出したとのこと。人間の持って生まれた不思議な力を
見つけ出す方法なのですね。
「キツネコンコンの手」は今度、試して見よう!
心を鎮める「鎮心」のツボ。
500円ちょっとでこんなに役に立つ情報が豊富だと考られません。
ああ得した!!
でも面白いですね。
甲野善紀先生の本を紹介しようと思っています。