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(最終編)CDプレーヤーのトレイが開かないDCD-1500AE

2021-09-12 13:27:26 | 日記

(完結編)から約1ヵ月、「これぞ」という盲点を見つけました。

ドライブユニットのトレイ開閉モーター側、ゴムベルト駆動+樹脂ギアの裏側にヒントがありました。

ドライブユニットを取り外す勇気がなかったのですが、ついにドライブユニットを外し盲点を探し当てました。

トレイ開閉モーター側、ゴムベルト駆動+樹脂ギアの裏側にレンズ部を上下させるスイッチを2個見つけたのです。

発見時は、表面に綿ごみらしきものが付着していて掃除が必要な状態でした。

この2個のスイッチをサンハヤトの接点洗浄剤でスイッチを周りから洗浄しました。

結論は、トレイ開閉の動作が少し早くなり多少のモタツキ感はあるもののスムーズさを得たという感触があります。

 

作業の詳細を説明します。

1)電源コードやオーディオ配線を外し、床にDCD-1500AEを置きます。必ず電源コードは100Vコンセントから外すこと

2)DCD-1500AEのボンネットを開けます。ネジ10個(裏側の小さな黒ビス2個含む)

3)一旦 電源コードを取り付け、トレイを引き出します

   

4)ドライブユニット上のDENONの刻印がある蓋を外します。小さな銀色ビス2個を外すと蓋は外れますが蓋の爪がテープで固定されているので慎重にテープを片開きし蓋を外します。写真の赤丸部分の銀色ビス2個です

   

5)蓋が外れたら、トレイをスライドしドライブユニットから外します。内部に損傷を与えないように蓋を取り付け仮止めします。

6)ドライブユニットと基板との間にフラットケーブルが3つあるので、両手の親指人差し指でつまみ外します

   

7)ドライブユニットを固定する4本のビスを取り外しドライブユニットを立てかけます。他の部品や基盤へダメージを与えないようにキッチンペーパーなどのクッションを挟み込み立てかけます。6)の写真の赤丸部のビスです。反対側にもあります

8)トレイ開閉モーター側、ゴムベルト駆動+樹脂ギアの裏側に黒いスイッチが確認できます。赤丸部分の2個のスイッチです。

   

9)スイッチに接点洗浄剤を吹き付け乾燥後、接点復活王を吹き付けます。他の部品に飛び散らないように柔らかい紙の詰め物をすると良いです。 ティッシュだと毛羽立つのでキムワイプを使用しました

   

10)吹き付ける際に洗浄剤の付属チューブでは届かないので、先を曲げスイッチ本体に届くようにしました

11)後は乾くのを待って元に戻します。 スイッチを叩く樹脂スライド部にはグリスを塗布しておきます

12)戻す際に気を付けるのがフラットケーブルの差し込みです。ケーブルの端を合わせて両手両指を使い真っすぐに差し込みます。 もう1点が4本のドライブユニット固定ネジで、本体正面のトレイ口の位置を左右同じ位置にします。意外と左右どちらかに偏ったりします。 写真の左右の隙間幅が偏ります

   

しばらく様子を見ていきますが今のところ開閉はスムーズです。

今度は満足のいくトレイ開閉になりそうです。 開閉も心持ち早くなったようです。


(特別編)CDプレーヤーのトレイが開かない

2021-08-15 08:24:22 | 日記

「CDプレーヤーのトレイが開かない」の特別編です。

リミットスイッチへの対応で完結編としましたがダメでした。

ダメもとで「CDpartsman!」さんへゴムベルトを注文しました。

サイズは Φ35×1.6 直径35mm×1.6mm角×1.6mm角 角ゴムベルトです。

「CDpartsman!」さんのHPでは、DENON DCDー1500AEの型式で掲載されていました。

1本250円です。送料80円で良心的です。郵貯ぱるるにて送金。郵便にて到着しました。

ちょうど静岡熱海で土砂災害あった時期で到着が遅れ気味でしたが、土日を挟み5日間で到着しました。

早速取り付け、純正とのサイズ比較をしてみたところゴムベルトの幅が純正1.2mmに対し1.6mmと幅広です。しっかり駆動してくれそうです。

左の写真が今回購入したものです。右の写真が純正との比較です。購入したほうが0.4mm幅広です。

 

取り付け後、1か月になりましたが、やはり電源を入れ1回目は時間が掛かっています。耳を澄ますとOPENボタンを押すと動作はするのですが半呼吸ほど経ってからトレイが開きます。

2回目以降はずれがなく開くのですが原因は何なのでしょう?諦めました。このまま使用しましょう。

純正使用時のトレイが開くまでの時間のばらつきがなくなったような気もするので良しとしましょう。

このDCDー1500AEを所有しているみなさんから、意見を聞きたい衝動に駆られています。

一先ず「CDプレーヤーのトレイが開かない」はお開きとします。はっきり言って疲れました。

 

以下は余談です。

この後700円程で松やにを購入しエチルアルコールにて溶解し綿棒塗布しましたが症状は変わりませんでした。


オールドスピーカーの修理 Zero-3Fine(その後)

2021-08-12 10:16:48 | 日記

オールドスピーカーの修理 Victor Zero-3Fineのその後です。

左スコーカーの音が出ないので、埼玉音研さんへ修理に出しました。

「こわれもの注意」のステッカーを貼り送付し、2日後に電話連絡がありました。

「スピーカー端子がグラグラで断線しているので修理は困難」とのこと。

「ヤフオクなどのオークションで出物を探し、載せ替えたほうが良い」とのアドバイスもありました。

 

実は、このスピーカー。40年前の品物で、音を聞く前に見た目で購入したもの。2本1セットで80千円位だったかな?

すごく気に入って、倉庫に長く眠っていた時期もあったのですが、ボロボロだったウーハーのエッジも取り換えるなど、愛着がある品物だったので「簡単には手放したくない」というのが本音でした。

埼玉音研さんのアドバイスに従いヤフオクを検索したところ、ストア扱いの中古品があったので早速落札しました。

5,000円だったのですが、15,000円の修理を考えると妥当だったと思います。

早速、入手した中古品から左右のスコーカーを移植し、 めでたくZero-3Fineは復活したのでした。

ヤフオクで落札した中古品は、壊れたスコーカーを取り付け、近くの中古買取屋さんで100円で引き取ってもらいました。

落札した中古品の写真を添付しますが、アルミニウム無垢のツイーターとスコーカーは錆さび、ウーハーはエッジなし、サランネットは穴あき状態で片方の枠が折れていました。

余談ですが、移植完了後の落札したほうを中古買取屋さんへ持っていくにあたり、錆をできる限り磨いて枠を接着剤で接着しました。2件の中古買取屋さんへ行きましたが、1件目はエッジがないこともあり引き取れないとのことで、2件目で何とか100円で引き取ってもらいました。引き取ってもらえないと粗大ごみとしてお金を出してごみ収集してもらう羽目になるところでした。2件目の買取屋さん「ありがとうございました」。

その後、移植したスコーカーを取り付けた Zero-3Fineは快調です。

あらためまして、”適切なアドバイスをいただいた埼玉音研様、ありがとうございました”。

これから20年位は、 Zero-3Fineの音が聞けると思います。

「昔のスピーカーはいい音出してくれる」とつくづく思いました。特に低音。


(完結編)CDプレーヤーのトレイが開かない

2021-06-27 16:25:49 | 日記

「CDプレーヤーのトレイが開かない」で、これで完結だろうと思えたので、完結編として投稿します。CDプレーヤーはDENON CDCー1500AEです。

ゴムベルトの交換やロジンバッグの滑り止め、プーリーの熱収縮チューブで保護、交換前のゴムベルトを再度取り付け 車の補修でお世話になっているホルツの「ファンベルト鳴き止めスプレー」を1プッシュ、ゴムベルトの表面に塗れ具合のムラが無くなる(表面に液が残らない状態)まで綿棒で拭き取りなどいろいろ試してみました。

でも、電源投入後 1回目のトレイ開で発生するもたつき感は一向に解消しません。

そこで、CDトレイ付近を観察。ディスクなしでトレイ閉じるとレーザー部が動きますが、「NO DISK」とディスプレィに出る直前に、レーザー部も樹脂部品が小さなスイッチ(リミットスイッチ?)の突起部を押しているのを発見。

スイッチ部に接点復活王(サンハヤト製のNEWポリコールキング)を3プッシュし、トレイ開閉を3度繰り返しを1セット、複数セット実施しました。

今のところトレイ開閉にもたつき感はありません。

しばらく様子を見ます。朝一番でトレイ開閉がスムーズに動くか、確認していきます。

今までは、朝一番の開閉でもたつき感が発生していたので、この部分を集中的に効果確認です。

2回目の開閉は問題無いので、朝一番の1回目を確認します。

写真は、リミットスイッチの部分です。


CDプレーヤーのトレイが開かない(再投稿)

2021-06-21 08:43:27 | 日記

「CDプレーヤーのトレイが開かない(改善)」で、開かないことがしばしばあったので再投稿します。

CDプレーヤーはDENON CDCー1500AEです。

 

ゴムベルトの交換やロジンバッグの滑り止め、プーリーの熱収縮チューブで保護などいろいろ試してみましたが、まだ開かないことがしばしばあったので、再投稿します。

プーリーの熱収縮チューブを活かしつつ、ゴムベルトは当初から付いていたDENON純正を再度使用、ゴムベルトを車の補修でお世話になっているホルツの「ファンベルト鳴き止めスプレー」を1プッシュ、ゴムベルトの表面に塗れ具合のムラが無くなる(表面に液が残らない状態)まで綿棒で拭き取りました。

調子良さそうです。しばらく様子見ます。

ホルツの「ファンベルト鳴き止めスプレー」は車のファンベルトに使用するものですが、使用してみましたので写真をアップしておきます。かなり以前に購入したものですので番号やパッケージが異なっているかもしれません。ホルツのホームページを見ると番号やパッケージがそのままで販売されていました。番号MH205です。