デイジーヒル・ホーリストのコアラ君

オーストラリアの記事のアップにワラビー君載せたからにはコアラ君を紹介しない訳にはまいりません。
デイジーヒル・ホーリストには傷ついたコアラを保護するのも目的の一つになっている施設、コアラ舎があります。
最近リニューアルしたらしく建物が綺麗になっていて、見学コースも見やすく作り直されていました。
手に触れるような距離でコアラ君が樹に摑って可愛い顔でこちらを見ています。
今回「オーストラリアは物価が高くなったなぁ～」と感じていたので、この公共の施設は入場料が無料だったのも嬉しかったです！

母親のワラビー君

ブロードビーチ滞在７日目に６人乗りタクシーでブリスベン市デイジーヒルに住んでいる姉の自宅に皆で行きました。
次男の哲君達も昼過ぎに来てくれ、バーベキューでもてなしてくれるというのでとても楽しみです。
週末だったので道路が混んでいて、タクシーのメーターがどんどん上がり２３０ドルにもなったのには驚きましたが・・・
姉の自宅の近くには、歩いて行ける距離にナショナルパーク、デイジーヒルフォーリストがあり、食事前に姉の愛犬、チワワのチビちゃんを連れて散歩に行きました。
公園内にはバーベキューを楽しんでいる現地滞在の日本人グループがいて、すぐ近くに小型カンガルーのワラビーが遊びに来ていると教えてくれました。
人を警戒することもなく、おなかの袋の中には赤ちゃんがいて先程まで顔を出していたのですが、残念ながらカメラを構えると顔を隠してしまいました。

バーベキュー・ハウス

以前訪れた時はオーストラリアの物価の安さにびっくりしましたが、今回は円安の影響もあってその物価高への変動には驚かされました。
ランチはパスタなど簡単なものでも飲み物（ビール小瓶💲８前後）含めて約💲２０、夕食となると💲４０はかかります。
シドニーの水族館の入場料は一人💲４０、約４千円、タクシー代は以前の倍位になった感じです。
アルバイトの時給が１６００円、正規工場労働者の時給は４０００円と聞いてなるほどと思いました。
でもスーパーで買う肉やアイスクリームなどは信じられないほど安く、リキュールショップで購入するワインやビールも割安です。
というわけでコンドミニアムでの食事は自給自足、バーベキューをしない手はありません。
ベルメゾンには無料で使用できる立派なバーベキュー・ハウスがあります。
１８階の部屋の真下にあるそのコーナーは、上から見るとこんな感じです。
周囲を囲む円形の植え込みが風を遮り、海風が強いときも安心して肉を焼きながら、ワインを楽しむ事が出来ます。
幾何学的な植え込みの造形模様が面白く、緑が美しかったのでパステルで描いて見ました。

ゴンドアナの太古のシダ

奇岩で作られたいくつものトンネルや抜け道を潜り抜けて辿り着いた場所は、数億年前は海底だったと説明を受けました。
オーストラリアは太古の昔、南極大陸から分離して出来たと言われています。
地層は砂が堆積してできた砂岩層と粘土層の連なりによってできており、粘土層は水を堰き止めるので湿地になり、多くの植物が生えています。
タイムスリップしたかのように南極ブナや太古のシダが目の前に現れました。

世界遺産・ゴンドアナ多雨林地区のトンネル

ベルメゾンに入った翌日、現地のＨＩＳに行き、この地区お勧めの１日ツアーに参加することにしました。
クイーンズランド州南東部にある世界遺産のゴンドワナ多雨林地域は、世界でも稀なほど多種多様の動植物が見られる雨林地域です。
一つの地域の中に亜熱帯、乾燥帯、温帯、寒帯の植物が生息しており、南極ブナや太古のシダやコケが今もなお息づいています。
この絵のような岩のトンネルをいくつも潜り抜けて、下へ下へと降りてゆくと一番下には大きな滝があり、太古のシダなどを見ることができ、登り返すとその上部には現代のオーストラリア特有の植物であるのユーカリやバンクシアなど乾燥帯特有の植物や現在この森に生息しているトカゲなどの爬虫類やオウムなどの野鳥を見ることができます。
（奇岩群で自然にできたトンネルを潜り抜けようとしている後ろ姿の女性はＴさん夫人のＫ子さんです）