Public speakingがどれだけ人々のプレッシャーになっているかという話になると、必ずと言っていいほど引き合いに出されるのがJerry Seinfeld(ジェリー・サインフェルド)のこのstand-upネタ。
「あると統計によると、アメリカ人が一番恐れているのは『人前で話すこと』なんだって。それでもって『死ぬこと』は2位。死ぬことが2位…ってことは、葬儀で弔辞を読んでいる人の多くは『こんな思いをするくらいなら、棺の中で横たわっていた方がマシだ!!』と考えているわけだ」
先ごろ、オーストラリアで行われたネットの調査でも、23パーセントの人が「public speaking」と「死ぬこと」を比べたなら、やはりpublic speakingの方が怖いと答えたそうです。この調査結果の回答には男女差は見られず、むしろ年齢・学歴・居住地による違いが見られたらしい。
まず、35歳-60歳までの25パーセントがpublic speakingの方が一番怖いと答えたのに対し、18歳-34歳のグループでは18パーセントだったそうです。
高卒者の28パーセントはpublic speakingの方を最大の恐怖として挙げる一方、大卒ではその数字は15パーセントだった。また、地方では、public speakingを最も恐れる人と、死を最も恐れる人の割合に差がなかったのに対し、都市部では、29パーセントの人が死の方が怖いと答えました。一方、public speakingの方が怖いと答えたのは21パーセント。
いすれにしても、オーストラリア人の25パーセントぐらいはpublic speakingに頭を悩ませながら暮らしているという結果になったんだという。
雄弁であることが普通に求められる社会というのも、しんどそう…
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